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地球が、滅びを命じた?
[暫く考え込み、顔を上げた]
貴方がどんな場所から来たのだとしても、どんな存在だとしても。
私には「人類の滅び」に賛成することは出来ません。
賛成してしまったら。
私は本当に人ではなくなってしまう。
[カップに残っていたアップルティーを飲み干し]
沖田さんは、本当に二つの顔を持つのですね。
「沖田敬一郎」は本当に、ただのまじめな青年だったのだと、思います。
[立ち上がり、沖田敬一郎へと会釈した]
次に会う時が戦場なのか、それとも喫茶店なのかはわかりませんが、お茶を飲むだけでしたら。
有難う。ではそろそろ行こうか。
[レシートを取り上げ]
とりあえず、これで貸し借りは無しだ。
[そう言って料金を支払い、店を出る]
[後を追うように店を出る]
それでは、失礼します。
お茶、ごちそうさまでした。
[一言お礼だけ告げて、商店街の方へと*歩いていった*]
・・・・・・
[去っていく彼女の背中を眺めながら]
だが最後には滅びる運命だ。人間も、そして亜麗百種の全ても。
[悩んでいると言葉を発した。だがそれはきっと聖杯の使い道を悩んでいるのではなく、事が済んだ時にどれ位自分の罪を悔いるか、というただそれだけの悩みなのだろう。
だが、それは今まで紅茶を飲んでいた女性の滅びも望んでいるのだとも考え、僅かながら*感慨に耽った*]
[左腕を、ぐるぐると回す。
左手の指を順番に握り込む。
既に、全く違和感はない。]
…これだけは、褒められるな。
[顔をしかめる。
「彼」が温存した分、魔力も充実している。]
これなら。
お前の言う通りに、出来そうだぜ?
クハッ。
[存分に、*やらせてもらおうじゃねぇか。*]
[キャスターに短剣を返すと、取り敢えずその場は解散した。
ヴァイナからじっくり話す時間が欲しいと言われたため、まずバーサーカーの件でマスターと話す事が先決だと判断したからだ。]
ええ、必ずまた、ここに来ますわ。
[そうヴァイナに告げて小さく笑むと、そのまま己のマスターの気配を追いかけた。駅前には、不穏な気配を感じる。]
……これは。
[気配遮断のまま駅前の店が並ぶ付近を通過する。
サーヴァントの気配を僅かに感じる。警戒を怠らず、それでも見た目には令嬢の散歩に見えるようのんびりと歩いてゆく。]
−商店街−
地球は、人間に、滅びを命じた――
[ポツリと、復唱する]
人類の、滅び。
[それがどういうことであるのか、頭では理解した。けれど、納得など出来るはずもなかった。
行き交う人の流れをぼんやりと見つめる]
[商店街には幾つか不穏な気配がする。
サーヴァントが複数居る、と感知し、ソフィーがその付近にいる可能性を考え若干緊張が走る。
小走りに歩いていくと、程なくマスターの姿が見えた。]
マスター、少し……お話が。
振り返ったソフィーに、一旦屋敷に戻りたいと告げる。ソフィーは、重要な話ならばそれが望ましいだろうと同意してくれたので、そのまま屋敷へと足早に戻る。]
[商店街には、小さな頃からよく来ていた。人を観察する場所に最適だった。なにより、色んな表情がここにはあった。
目を閉じ、行く末を思う]
その未来は、変えられないのだろうか。
いつか星が滅ぶのだとしても、人が今滅ぼされるにしても、それは早すぎる。
[未来は、不確定要素なのだと、聞いた。だからこそ「未来」は自分にとって興味がわくものではなかった。決まっていないのであれば、関心を抱くものではない。
その未来を夢見て、努力してる人が多いのも知っている。
けれど、「夢見る」ほどの欲求も何もないのだから、自分から「未来」を気にすることはなかった。
ただ「今」を最善に生きてきただけだった]
[目を開くと、シャルロットの姿があった。その言に従い、屋敷へと戻る]
[リビングのソファへと座り、シャルロットを見つめた]
お話とは、何でしょう。
[沖田敬一郎の話をしなければ、とも思っていたので、屋敷まで戻ることは自分にとっても好都合であった]
マスター、先日聞きましたバーサーカーとの停戦協定の件ですが……。
色々考えてみたのですが、やはり私はどうしても賛成しかねます。共闘を視野におかずにバーサーカー達と停戦をするメリットが私には理解できません。
……マスターには何かお考えがあるのでしょうか。
私の意見は、アサシンとバーサーカーの間に同盟を結ぶなら、同盟関係にあるキャスターに対してバーサーカーは攻撃をするな、と言うものでした。
私たちとバーサーカーたちの間に結ぶのが停戦協定では、こちらは情報を搾取されるだけでなんのメリットもない様な気がしてなりません。
こういう形の協定は、出来れば破棄したいのです。当然バーサーカー側は怒るでしょう。マスターを危険な目にあわせるわけにはいきませんから、破棄の申し出は私がしにいきますが。
[そう言って言葉を切ると、じっとソフィーを見つめた。]
メリット、ですか。
そもそも私たちとバーサーカーたちのみが共闘し、キャスターたちには手を出させない、そして私たちとキャスター間の同盟の維持、これはあまりに、自分たちに都合がよすぎる、と思ったことも原因のひとつです。
バーサーカーのマスターは持ちかけてきた側ですが、私たちが彼らより優位に立つ理由などありません。
こちらが直接戦闘が得意ではない、のはこちらの都合です。同様に、バーサーカー側のサーヴァントの特性が同盟に向かないのもあちらだけの都合でしょう。
それを基準に対等なものを結ぶのならばまだわかるのですけど。
停戦協定にメリットがない、と言われますが、本当にそうでしょうか。彼らは同盟を組める相手を探していた。私たちと相性がいい、と言うのは本当のことでしょう。けれど、私たちと同盟を結ばないのなら、他と組む可能性は高い。
それは同時に、敵を増やす行為でもあります。
シャルロットが正面きって戦うのが得意ではない、と言うのなら、尚更、いまだ相手にしたくないサーヴァントのひとりだと思いますが。あのサーヴァントには、知略など意味をなさないように思います。
最も、いつかは戦う相手なのでしょうけど。
ですが……、シャルロットが、破棄したいと言うのであれば、それに反対するだけの理由もないのも確かです。
貴女の言い分もわかる。
それでも、破棄については私から伝えるようにいたします。私が受けたのですから、それは当然のことです。
破棄を申し出たことで、怒ってこちらに戦いを仕掛けてくるようなマスターには見えませんでしたから。
でも。
[目を伏せる]
この聖杯戦争は、もうそのような次元ではなくなってるのかも知れません。
沖田敬一郎と言う人は、既に沖田敬一郎ではない。
そして彼は、人類に滅びを与えるために、この聖杯戦争へ参加しているようです。
それが、地球の意思なのだと。
話を聞いた限りでは、彼もサーヴァントなのでしょう。受肉した、サーヴァント。でも、マスターがいるような風ではありませんでした。
昨日や今朝の様子からすれば、ランサーと彼にはつながりがあるのだと思います。どういう関係かまではわかりませんけど。
[立ち上がる]
では私は、ケネスさんに会って来ようと思います。シャルロットは見えない位置からついてきてください。彼らはマスター一人であれば手を出さないでしょう。危険であれば、あなたを呼びます。
[シャルロットの返事は待たず、外へと出る]
お爺様。やはり、人の心がないものに、人の心を解するのは難しいようです。
何故、私にはそれがないのでしょう。
[平坦な心。だからこそ理解しようと観察を続けた。何故人は笑うのか、泣くのか、怒るのか、原因はわかっても、そこに至るプロセスがわからない。
今も。人の心を理解できないことにも疑問を追及するだけの感情のぶれはなかった]
[商店街へと向かってまた*歩き出した*]
優位に立つ理由…それは明確ですわ、マスター。
忘れないで下さい。これは聖杯"戦争"なのですから。
[マスターの言葉に、静かに口を挟んだが、こちらの言い分を汲んでくれたマスターに、それ以上何かを言う気にはなれなかった。続く沖田敬一郎に関する言葉を黙って聞いた後、自分がバーサーカーに会いに行くと言うソフィーの言葉に渋々頷いた。]
― 商店街・カフェ ―
[一旦その場から逃げ出していたケネスは、戻った時ランサーのサーヴァントがいた事を教えられると、美貴達の座るテーブルとは、やや離れたカウンター席に腰掛ける。
宗冬と美貴に気を使ったは毛頭無く、ただ落ち着いて考えられる場所が欲しかっただけだ。]
インド人てのはそのランサーの事だったのか……
俺は気づけなかったが、宗冬の様子を察するに、屋根の上にでもいたと言う事か。
[そうしてから、久子に教えられた事を考える。
そもそも聖杯はちゃんと存在していて、機能するのだろうか、まずケネスはそれについて考えた。
それが彼にとって一番重要な事柄だからである。]
聖杯が機能しないとなると、沖田が何やってるのか解らなくなるんだよな……
てことは、聖杯の機能はあり、それを手に入れるため中立を捨て、その管理者特権を一部に使っているって事か。
要するに俺達は、沖田にとっちゃ聖杯のための生贄の羊みたいなもので、そいつの願いが人類滅亡ときている。
人類滅亡ね……その言葉は簡単に口に出来るが、聖杯に向かって願える奴は、完全に狂っているか、人じゃないかのどっちかだよな……
ふーむ、つまりだ、沖田とその仲間達には早期退場願うとして、聖杯争奪を続ける理由はありそうだな。
後は沖田がどの程度強いかってことか。
[ケネスはカウンター席に座りながら考え続けている。]
[人ではない。]
[樹那森林公園に向かいながら、ランサーはそう思う。]
ぼくがこの時代に生きていたら。
…親しきものを守るために、抗っただろうか。
[自問する言葉はむなしい。
ふと、今は罅割れた河川がある筈の土手に上がってみた。
大きく割れた、大地。
比較にならない程、無残な未来の地球。]
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