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──回想(ヒュプノス前後)/現世<Mundane> /西部・空中庭園──
[集合と移動を教師に求められ、動きはじめた子どもたちの後ろで、セシリアを「死の乙女」と呼んだ市民Aが小さく横に頭を振った。──その一瞬後の出来事/惨状。]
・・…一体、何が起き、
[抱いていた1人の女信者の身体が崩れた。
目の前でも白いボディスーツの者たちが倒れる。
セシリアは、一瞬思考停止した。]
ヴィンセントさん。
あと、あなた――メイお嬢様。
あなたがたは、
【確率は低いが】
ここには、どうやって来たのでしょう?
わたくしは、旅行の券が当たって、来たのですけれども。
散々な旅行になってしまって。
【最初から、仕組まれていた?→
その場合は、必ず共通項がある→
現在動いているということ?】
お手紙って、それなの?
[同じように、"手紙"を呼び出す]
書いてある意味がわからなかったから、送り間違いだと思っていたんだけれど。
あら。
[表示されるその内容に目を留める]
これは、地図?
[指で触れると、画面が切り替わる]
[バードビューで見慣れた、メガロポリスの市街]
[いくつかの光点が表示されている]
ここにも、ふたつ。
お爺様と、わたし?
そう…それだ。私のものと同一とは限らぬ。
だが、私への”手紙”にははっきり書いてあった。
これを仕組んだ者どもの目的がな。
[「槍」がどくんと脈動。
老人の右拳が、わなわなと震えている。]
標は足元にあり…というわけだ。
君の”手紙”に該当する箇所があるか知らぬが。
──回想(ヒュプノス前後)/現世<Mundane> /西部・空中庭園──
[こどもたちは動かない。教師も観光客も立ち上がらない。
メガロポリスの外周をループする透明な通路を、昏倒した市民たちは、コンベアに乗せられたマネキンのように、ただ流れて行く。
何時の間にか、空中庭園下の騒ぎが終わったのか、不気味な静寂が訪れていた。巨大スクリーンの映像だけが、ノイズ混じりに点滅しているようだ。
メガロポリス外部の緑地、青空には変化が無い。
庭園には先刻と同じく爽やかな人口の風が吹き、小鳥がさえずりを続けていた。]
[答えを聞く前から、レベッカは手紙を探した。]
[開くことはまだしない。]
[なんの変哲もない手紙だったら良いが、ウイルスならば"今は"侵されるわけにはいかない。]
―― 目覚めさせるのを先とした方が良いのでしょうか
[甘い蜂蜜の香りを口の中で感じる。]
[立ち上がり、倒れるスタッフに手を当てる。]
[医学用ではない/怪我をさせないのだから必要はない機能なのだ。]
―― 眠り、ではない?
目を覚まさせるには、……その方法を知るには、やっぱり情報が必要でしょうか
―― 現実世界<Mundane>/中央部周辺 ――
[少年は黒の言葉を否定しなかった]
[揺らめく煙のホログラムは、沈黙と同じ長さで立ち昇る]
[グルル]
[黒はキマイラの頭を抑え、続く言葉を待つ]
連絡手段、フゥン。
[目の前に一小節の譜のホログラム/同時に電脳<Utopia>にも]
[躊躇いなく裂け目から漆赤の舌が伸び、譜を絡め取る]
対象ナラバ、ソノ時ダ。
[もしそうなら逃がさないと黒目を向ける]
[通り過ぎようとするその首に漆黒の腕(ホログラム)を巻きつけ]
―――愉シミニシテイル。
[耳に囁くように譜を乗せた舌をうねらせ、黒と魔獣達は*消えた*]
――UTOPIA CLOSED-Space――
『REINCARNATION』
[粛々と扉をノックするように、パスフレーズを入力する。静かに控える。
ドリスと交戦状態にあったことなど既に忘れてしまったかのように、静かに。]
―現世/南部・カフェ―
[都市の乗り物が動く音は聞こえる。]
[しかし人の動く音はない。]
[静まり返っている/手の下の人も。]
[レベッカは目を伏せた。]
[演算/0と1だけでの計算/計測が不可能に近い。]
手紙があり、意図的に残された"生存者"がマークされている。
お爺様のお手紙には、誰かの意図がしっかりと書き込まれているのね。
わたしのお手紙にはそういったことは書かれていない。書いてあったらよかったのに。
[しゅん、と手紙を見る。近づく光点に気付き]
お爺様、誰かいらっしゃるみたい。
ふむ……盗み聞きは感心せんなあ。
[脈動する「槍」を水平に身構える。]
何か用ならば、堂々と出てきたらどうだ?
それとも、この”手紙”を送り付けた張本人が
私に「真実の終焉」を与えに来たのか。
[大勢を低くし、いつでも飛びかかれる姿勢。]
不可侵領域への鍵…あれを開けてどうする?
そのつもりならば、私はあれを護らねばなるまい。
[意識は光点、その"方角"に向けたまま]
──ああ、そうか──お爺様の手紙──"目的"──"不可侵領域への鍵"──不可侵領域──SSS──絶対に入れない場所──おばあちゃまならあるいは?──わたしの手紙──"かけらは血に/SSSを開け"──
──お爺様のお手紙とはずいぶん様相が違うけれど。
言っていることは同じ?
― 現実世界<Mundane>/南部境 オープンカフェ ―
[レベッカのUtopiaへ行くのかという問いかけに、眼鏡の端を少し持ち上げた。]
んん。今はどっぷりとは潜っちゃわないけんど。
様子見だけ。チラリちらりとね。
にしても、せっかくの旅行のつもりがとんだ災難なのね、レベッカちゃん。ひとりたび? お連れさんとかいな〜いの?
俺はこの街の北部の会社に勤めてっから地元なんだけどもさ。ジローラモ。
[レベッカが封書に手を触れているのに気づき、ほへ、と息を吐く。]
ありり、手紙って珍しいのね。
不幸の手紙――とか流行ってたりなんかしたりして。
俺っちもさァ――
[彼女の仕草に自分も手紙を持っていたことを思い出し、スーツのジャケットのポケットから封書を覗かせた。]
[堂々と、
そう言われてAIは、静止した平原の中へ。
槍の穂先と、思考を漏洩する少女のようなものへ頭を垂れた]
≪真実の終焉。テクストに記された終焉から逃れるために、人は苦行します。輪廻の終わりは解脱とされています≫
≪不可侵領域。聖域と呼ばれる概念について、宗教的意義以上の知識を持ちません。また、それ故に”手紙”の意図を理解することは出来ぬ身です≫
≪あなたは私に施すと述べ、私に対価を求めると述べた。私は施しを受け、望むものを分け与えるべく此処を訪れました≫
―現世/南部-中央部・カフェ―
連れが居たのですけれど……
どうなったかは、想像できると思います。
[ヴィンセントの言葉に、口元をゆがめた。]
[焦りだ/MASTERを求める。]
[だが、手紙のことを聞いて、]
…… あなた、も?
手紙を?
[それを見て、口を引き結んだ。]
そう…目的は不可侵領域への鍵。
その認識で充分だ。悪いことは言わない、
それ以上は、詮索しない方がいい。
[Kotにも、脅すような声を投げかける。]
あれに興味持てば、中が知りたくなる。
中を知れば、それを開けてみたくなる。
それを開ければ……いや、やめておこう。
[ぎりりと「槍」を握り直す。]
謎は謎のままが、一番美しいんだ。
[ドリスが強い視線を向けた時、トビーの双眸は伏せられてはいたが、口元の笑みは絶やされておらず。
腕は直ぐにすり抜けてしまう。]
―― 現実世界/トラム→中央部⇔南部境界 ――
[静かに開き静かに閉じる扉
窓際の席に座り、一時、思考を深め。
横顔は無表情。
頭部を飾る花の一部が萎れ、新しい花が咲く。]
[――やがて、やや離れた南部境界に到着すると、
トラムから行動可能な複数人が居るであろうカフェへ向かった。]
― 電脳世界<Utopia>/Closed・Morgan's Space ―
[パスコードを入力し、クローズド領域へと入っていったコットを追いかける薄い影が一つ。
電脳への完全な接続を行っていない状態では、それは平面的な切り絵の影のように情報量の少ない姿でそこに存在している。
地図を持つ者には、コットと老人のいる場所に、また一つ光点が点ったように知覚されたことだろう。
影は少女の影にくっつき擬態したまま、そこでの話を聞いている。]
「盗み聞きは感心しない――」
[老人の言葉が自分を指しているのかと一瞬警戒し、じっと身を潜めた。]
S級に挑むのは今のわたしには過ぎた行いだと思っているわ。いずれは、とも思っているけれど。
謎を謎のままにしておくには、謎が大きすぎるもの。
……驚いた。街頭AIまでが、動けて。
いえ、"生存者"に?
[まじまじと現れたAIを眺める][多少、無遠慮な視線]
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