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双子 ウェンディ に 2人が投票した
酒場の看板娘 ローズマリー に 9人が投票した
未亡人 オードリー に 1人が投票した
酒場の看板娘 ローズマリー は村人の手により処刑された……
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
現在の生存者は、牧童 トビー、双子 ウェンディ、旅芸人 ドリス、雑貨屋 レベッカ、修道女 ステラ、文学少女 セシリア、のんだくれ ケネス、隠者 モーガン、学生 メイ、未亡人 オードリー、藪医者 ビンセントの11名。
[老人の言葉に、にこりと微笑み]
お爺様のお手紙には、この事態の首謀者の目的が書かれていた。
「鍵を手に入れること」
わたしのお手紙には「SSSを開け」と書かれていた。
でも、不思議なのだけれど、お爺様が鍵をお持ちなのなら首謀者はお爺様から鍵を奪えばいいだけの話。
わたしや、他の方に手紙を出す必要はなかったし、何よりお爺様だけで話が済むならこんな事態を引き起こさずに済んだと思うの。
ましてや、わたしにSSSを開けという必要もないわ。
鍵がそこにあるのなら、持つ者が開けばいいのだから。
……つまりね。
何故、首謀者はお爺様から鍵を奪うわけでもなく、こんな面倒なことを仕出かしてしまったのかしら。
鍵をお持ちのお爺様なら、その辺りについてご存知なのじゃないかしらと、思ったの。
―― 現実世界<Mundane>/中央部・都市銀行前 ――
[遅れて届く通信/処理が落ちている為かもしれない]
《地図/手紙ニ》
[ステラへとそれだけを返し、漆黒に包まれた腕を上に伸ばす]
[ウェンディの視線に気付く事なく飛んできたガーゴイルの羽音]
―― 現実世界/中央部 ... 都市銀行 周辺 ――
[ドリスの思考が読めないオードリーは緊張が弛緩しない。]
【コイツは、何者だ。さっきの音声とは無関係か ... "眠リノ神?"】
ねえ、あなた、そんな喋りかたしてて疲れない? フフフ
お名前を伺ってもいいかしら。私はオードリー・ハックマン、この街には商談で来たんだけれど、この災害に巻き込まれちゃって、困ってるの。あなたはこの街の方?
"眠リノ神" って何の話かしら?
[肩の力を抜く、、ふりをした。]
――Mundane West-Area 空中庭園――
[乗用機の中を覗き込むように]
[ドリスからの返答を受け、MAPへの操作――計らずとも、ケネスと同じく、コンダクターの名前を得る。]
……コンダクター?
[確認のため、スピーカーを通した音声を発する。]
――Mundane/空中庭園――
[機体へと近づく。シュッと音をたててローラーブレードの刃を出しゆるく滑る]
【……点はまだある。でも、人の気配はない。てことは、AI主体?】
[臨戦態勢とまでは行かなかったが、警戒は解かずに]
教祖様は神に選ばれた存在ですので、MasterのAIである私も選ばれた存在と言えるかもしれません。もしも、ヴィンセントさんが、ただしき生命のあり方に関心がおありでしたら、お話させていただきますけども。
[ごく真面目に答えてから、簡単な対外的な教団の説明を付け加えた。
「AIですよ」と自分自身の認識を念押しするようにするとき、無表情はわずかに翳りをおびた表情に変化した。]
──…手紙が変化して出来た地図をみて、最寄りの位置にあったドットが貴方です。ヴィンセント・キャロ。
[会話はどこかしら、噛み合ず不自然なまま続く。]
―― 現実世界/中央部 ... 都市銀行 周辺 ――
[そのとき、トビーからロードしたデータが呼び出される]
あら、あなた ... 彼に会っているのね。
じゃあ、いいことを教えてあげましょうか。
【丁度いい、コイツとアイツをぶつければ、あのメッセージの ... 】
彼が、この災害を引き起こした可能性が高いわ。
単独犯かどうかはわからないけれど
【さあ、どうする?】
ふむ……それは実に興味深い質問だ。
[思案するようなポーズ。]
率直に言おう。私自身鍵を持っている覚えはない。
確かに、私は旧時代の化石……
あそこを開ける方法を知っていると踏んだと
考えられぬこともないわけだ。
だが、仮に私が開け方を知っているとして。
それを「鍵」と表現するものかのう。
[揺れる稲穂。靡くサンスクリット。]
もしや、我々の把握していない「鍵」が、
この世界に存在しているのかもしれぬ。
今、この地に立つはその「鍵」とやらを
持つ者ども…と考えるのはどうかのう?
知らない人もいらっしゃるようですし、行ってみましょうか。
[目をそちらに向け、足を忍ばす。]
[警戒は、ある。]
―現世/中央部・どこか→都市銀行方面―
―― 現実世界<Mundane>/中央部・都市銀行前 ――
[ガシャリ]
[ガーゴイルは伸ばされた三本目の腕に従い、左に舞い降りる]
[右にはグリフォン/<Utopia>サイドからしか見えぬ魔獣(PGM)]
オ前ノ言葉ハ、意味ヲ掴ミ難イ。
簡潔ニ話セ。
[探るような言葉にストレスが上昇/苛立ちに似た反応]
[瞳孔が絞られる]
マイネーム イズ ドリス。
オードリー。コレノ通リダナ。
[左のチョコレートブラウンの掌に掲げられたままの髑髏を見る]
眠リノ神、ヒュノプス。
オ前ガ撒イタノカ?
[聞こえた声]
コンダクター……?
とりあえず、トビーの声じゃないのは確認。
[機体の傍まで来ると、影にホログラム]
そこにいるのは、誰?
あなたも、手紙を持ってんの?
[聞こえるように声をかけた]
お爺様が鍵をお持ちだったわけではないのね。
変ね。首謀者は明確にお爺様に鍵の供出を望んでいた。
首謀者も、きっと鍵の在り処を知っているわけではないと考えるべきかしら。
[思考]
鍵を望んで──でも知らなくて──わたしたち──残された──望むのは鍵──SSSを開く──
[そこに、老人の一言が流れ込む]
鍵を持つ人を、残した?
「光点が消えた」
──『消されるために繋がれる』
[浮かび上がるのはステラの言葉]
[左胸に手をあてる]
光点を消す。
どうなっているのかは知らないけれど……
『消すために繋がれる』
『鍵の所有者を示す光点が消える』
鍵を集めている?
[地図を見る][まさにそのときに]
[すう、と。光点がひとつ消えた]
― 現実世界<Mundane>/西部区域:UGV車内 ―
[セシリアの純白のボディスーツの胸元には、黒十字に赤い十一の繭のマークが配されている。
そのマークを見て、俺の悩みはまた深まった。
シャロン・ロックとの繋がり、例のカルト集団。うわ、思いっきり要注意人物だったりしないか?
セシリアが神の存在について語り出した時、俺の口は我知らず半開きになっていた。]
セシリアちゃん。
なんかおっとろしい秘密を知ってたらさっくりほいほい教えてちょーだい。だいばすたー。
まさかこの大事件にセシリアちゃんが一枚も二枚も三枚もかんでたりはしないよね?
[双子は再び顔にフィルムをはりつけ、正面に向き直っている。
曲はいつしか終わっていた。]
そうそ。逃げたかったらいつでもおいちゃんとこ頼っていいかんね。これ、名刺。
[セシリアに名刺を差し出した。]
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