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次の日の朝、自警団長 アーヴァイン が無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、学生 ラッセル、酒場の看板娘 ローズマリー、流れ者 ギルバート、吟遊詩人 コーネリアス、冒険家 ナサニエル、文学少女 セシリア、書生 ハーヴェイ の 7 名。
うん。
ちゃんと生きてあえてうれしいよー。
[へらりと笑って灰色の瞳を細めたけれど。
髪を撫ぜた手をゆるく捕らえられたならきょとんとして首をかしげるだろう]
あ、ほんと?
さすがだねーニコルは。
じゃあやろうやろう。
…あー、今暇?
[本当に作ってもらえたうれしさでつい彼の予定を尋ねるのを忘れた結果、後から聞くなんていう間抜けな状況にはなったけれど気にしないように笑った]
[コーネリアスの言葉に紫苑の双眸は微か揺れるも、彼の笑顔に直ぐにまた一つ瞬いて、取った彼の細い手を暫く見詰めてから静かに放し、誘いの言葉に顔を上げる]
良いよ。
何処でする?
[ゆっくりと首を傾げた]
……幸せだよ。私の唯一のね。
[乗せられた手の荒さも特に気にした様子はなく。
押し遣られた輸液にウサギにも似た仕草で首を傾げ。]
――……食べる前に少しでも太らせようって心算?
でもありがとうといっておく。
[冗談めかした様子で受け取った輸液を手の中で転がし。
うーくんに意味ありげな視線を向けて、飲んでみる?と聞いてみる。
ウサギは食べられると思ったのか大慌てで首を左右に。]
[半ば怯えるようにしているウサギに嘘々、と向ける笑みは
人に向けるものとは違って柔らかいものだけれど。
極度に栄養の不足している今は普段よりも少し弱いもので。]
心配しなくても君を食べようなんて思ってない。
……多分な。
[ウサギはやっぱりやや及び腰だが、やがて唐突にぴたりと動きを止める。
繋いでいた携帯端末に流れる文字の羅列に瞬いて。]
――……ふぅん。
あながちうーくんも間違ったことはしてないようだ。
[良くやったね、とウサギの頭を指先で撫ぜ。]
[手首の端末からアラーム音が聴こえ視線を落とし、アラームを止めて通信内容を確認し、ゆっくりと瞬いてコーネリアスへ向き直る]
ごめん、将棋はあとで。
[返事も待たずにコーネリアスの脇を通り抜け、足音はせずとも常より足早に中核部へ向かい、モニタへと視線を移し状況を確認する]
機械は、融通が利かない。
[小さく呟きながらタッチパネル式のモニタを骨ばった指先がなぞり、暫く思案気にモニタを眺めて後に回線を繋ぐ]
船長、トラブル。
[返答が無いのにゆっくりと首を傾け、モニタの時計を確認するも船長の就寝時間には遠く、幾度か呼びかけてみるも応答は無い]
[報告と指示を仰ぐのは諦め机の引き出しを開き、取り出したゴーグルをかけて仮想キーボードを叩き、暫くすればモニタのエラーメッセージは消える。
ゴーグルを外し引き出しに仕舞って、動作確認を終えると席を立ち、中核部を出て思案気に通路を歩き始め、船長の部屋へ足を運ぶも不在]
――…
[端末から船に残る各人へと船長の行方を問うメッセージを投げ、部屋の扉の脇に寄り掛かり、透明な板の向こう側を見詰め瞬く]
[撫でられてぴるぴると耳を動かしていたウサギが再び動きを止める。
くいくいと袖を引っ張る動きに首を傾げると、各人に投げられたらしいメッセージ。]
……そういえば見ていないな。
あの人はまだ船にいるのか。
[すっかり忘れていた、と腕を組む。
うーくんに向かって首を傾げると、嘆息。]
……小言を貰いそうだから居なくていいんだが。
居ない方がいいならいっそ――
[殺して食べちゃう?
何て冗談めかしてウサギに問うてみた自分の考えが酷く甘美なものに思えて。]
なんて、ね……
唯一か。
言葉で限ってしまうのは恐ろしいことだ。
――奪われる危険を御裾分け…だな。
〔礼には真顔で応じて肩から手を離す。ローズマリーがパートナーと戯れ交じりのやり取りするのを聴きながら鞄を閉じ〕
何か企みでもしていたか… ――、ん…
〔去り際、うーくんの意思が文字を通してローズマリーへ伝えられるらしき様子に、咎めるでもなく尋ねようと。其処へインカムから信号音が届いて耳元へ手を遣り、音声データに変換されたギルバートのメッセージを聴く〕
……。
姿は見ていない。
〔呟きながら、昨夜の通信で耳にしたアーヴァインの思い詰めた声音を思い起こす。顎を引いて中央区画の方角を見遣り〕
自殺でもしたろうかな。
それはそれで、僕たちに向けて
引かれた引金かもしれんが。
本当にそれ以外に何もないのだから仕方ない。
奪われたなら奪われたで構わない。
うーくん以外にはあまり拘りはないんだ。
[こつりと軽く指先でテーブルを叩く。
思案しているような、そうでないような、虚ろな視線が宙を漂い。]
――……或いは何らかの事故か。
自殺するような無責任な艦長ならこの船の行末はどうあろうと最初から決まってたのかもしれない。
[かたり、と席を立つ。
多少ふらつくのはもうこの状況では仕方ない。]
……うーくん。
[相棒の名を呼ぶと、ウサギはぴょこりとテーブルから飛び降りる。]
仕方ないから探すか。
[重力室へ赴くもコーネリアスの姿は無く。どうするかと迷ってた所にギルバートからのメッセージが届き]
…………。
[すぐさまギルバートの個人端末に「少なくとも自分は見ていない」と返信する]
[ハーヴェイからの通信には了解の旨を伝え、添えられたアーヴァインの通信記録を聴き、透明な板の向こうを見詰めた儘に思案気に瞬く]
――…同じ…
[直ぐ壊れる、とは口唇だけが――通信の切れている状態では声にしたところで誰に聴かれる事も無いだろうけれど――音無く呟いて、ラッセルからの通信にも了解の旨を伝え、先程コーネリアスに逢った旨も添えておく]
――Solomon Grundy.
[かつん、と無人の通路に足音一つ。
平行感覚の危うくなった今では規則正しく足音を刻むことは出来なくて。
一歩が酷く遠い。]
Born on a Monday
[それでも変わらず薄い笑みを浮かべたまま。
ゆっくりと歩いていく。
後ろからはのんびりとウサギが跳ねてついてきて。]
Christened on Tuesday
Married on Wednesday
[長い長い通路を曲がると、鼻をつく生臭い臭い。
消費エネルギーを抑えるためか、非常灯だけがついた薄暗い空間に。
無造作にペンキでもぶちまけたかのような黒く光る水溜り。]
Took ill on Thursday
[少し首を傾げた後、軽く手でウサギを制する。
白い毛皮が汚れるのを厭うたのかもしれない。
ワークブーツの踵が広がる池の淵を踏む。
何か引き摺ったように、池は細く長く、通路の先の部屋に伸び。]
Worse on Friday
――いや、俺はいい。
[重力室へ行くかどうかの問いには少し考えてからそう答えて彼を見送った。船内で重力差異は自分にとって好ましいものでなく。
自室にゆったりと向かう途中に入ったギルバートからのメッセージには短く「知らない」と*返す*]
[ギルバートからの返信に]
そう。―自分は部屋に戻る。
[探す必要も特に無いらしいと判断し更なる返信を終えると自室へと向かった]
[ナサニエルからの通信にも了解の旨を伝えて、ラッセルからの返信ににも捜索を依頼するでもなく、船長の部屋の傍らで壁に背を預けた儘]
将棋、出来るかな。
[ずるずると壁をずり落ち通路に座り込んで、まるで主の帰りを待つ犬の様に、アーヴァインの気配が近づいて来るのを、静かに待って――船長の帰還を全く期待しておらず、或いは発見の連絡の方をこそかも知れないが――いる]
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