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[電話の呼び出し音が鳴り出して]
はいはいはい?
[足早に駆けつけて受話器を取ると、その向こうからは姦しいおばちゃんダンサーズの声]
えー、だからそれは…あー、もうわかった。
今から行くから。
[もー、と言いながら電話を切ると、キッチンにいるカミーラに]
ちょっと出かけてくるー。
[雪像やかまくらを作るのに必要な雪を集めを兼ねて]
[今日も彼の仕事はと言えば雪掻きが主なのだけれど]
[足場の組み立てもしなければならず遣る事は沢山で]
[漸く一息ついて空を見上げれば疾うに闇に覆われて]
「よーし、今日の分は終了だ!」
[リーダーの号令で皆は休憩所へどやどやと向かう]
[中に入れば空気は一気に温度を変え漂う白い湯気]
[カップを受け取り身体を温める男達を余所に]
[彼は手袋を外してランタンを用意し帰り支度を始め]
「もう帰るのか? ちっとは休んできゃいいのに。
つかナサニエル、お前、なんで何時も手袋外してくんだ?」
[カップを傾け眉を顰めながら尋ねる男の声を聞きつけたか]
[横から給仕係の中年女性が「昔からそうよね」と付け加えた]
ん…、まあね。
…手袋、すると…、余計…遠いし。
[ぽつりと呟かれた言葉は人々の声に掻き消され]
それじゃ、…御疲れ様。
[相手の返事も待たずにひらと手を振って立ち去る]
[ランタンに火を灯し、作業場へと向かえば]
[此方に駆け寄ってくる少女の姿と掛けられる声]
…メイも、御疲れ様。
いいタイミング…だった、かな。
[今日の成果を聞きながら、ゆっくり、雪降る道を歩んで]
[揺らめく焔と煌めく結晶を瞳に映しつ、集会所への道を辿り]
ちゃんこ?お鍋?
みんなでわいわい囲むのかな?
[楽しみ、と嬉しそうに口元を緩め]
もう集会所に向かってるし、そんなに遅くならないと思う。
[小首を傾げて]
…やっかみ?
人を見て自分も欲しくなっちゃうのかな。
温もりや、愛情や、幸せや、望んでて手に入らないのは、きっと辛いだろうしね。
アーヴァインさんの気持ちも、判らないけど少しだけ判る気がするよ。
あの人も幸せになれると良いのにね。
[ぱたぱた、慌しく出てくるキャロルと擦れ違い]
いってらっしゃい、…気を付けて。
[そう声を掛けて、肩口の雪をそっと払い]
[ランタンの灯りを消して、中へと入る]
そそ、鍋だ鍋。
皆で囲むと美味いんだ。
[煮汁を作りながら肩を竦めて]
人間ってのは欲しがりだからな。
自分が持ってないもんってのは羨ましく見えるもんだし。
あのおっさんは……
まぁ、無理じゃないかな。
[あっさり。]
[祭りの準備を午前中で切り上げ、午後から本来の持ち場である酒場に顔を出した...を見るなり、店の主は驚いたような声を出しながら、...を取調べの刑事のように質問攻めにする。]
[少し取り乱し過ぎ、いつものオネエ言葉にドスが効いて、更に不気味な人物と化した雇い主に、少々戸惑いながらも、...は]
ちょっと落ち着いてよ、マスター。
何で私が髪型や服装をちょっと変えただけで、そんなに驚かれなきゃいけないの?
[いつもは顔を隠すように下ろしていた曲の強い髪を小さく纏め、背景に滲んでしまいそうな色ばかり着ていた服は、白いシャツに黒のスカートとタイトに纏めた容姿で、やんわりと追求を遮り真っ直ぐ相手の瞳を見つめ微笑む...の姿に、主は「まるで誰かに恋でもしたの?」と、直球を投げる。
そんな、興味本位の質問に、...は思わず噴出しながら]
そんなこと無いわよ。
んもぅ、マスターったらすぐ惚れた腫れたなんだから…。
マスターが想像するような事は、残念ながら無いわよ。
…ただ、昨日…今一番言って欲しかった言葉を…言ってもらっただけ…。
[窓の外に広がる銀世界に視線を移しながら、ぽつりと呟いた]
うぃす、ただいまーん。
[がちゃりと集会場のドアを開け、コートを脱ぐ。
今日も力仕事の分担だったらしく、...の顔からは疲弊の色が見れる]
ふぁ…毎日しんどいわ…
おかえりー。
[具材を入れた鍋をテーブルの真ん中にどーんと置いて。
カセットコンロに火をつけながら]
おつかれさん、と。
飯、もうすぐできるよ。
[太れハーヴェイ太れハーヴェイと鍋に向かって念じながら]
[...の姿を見た主人は、ますます興味を示し、「あら、恋は小さなきっかけから生まれるものよ?」等と茶化してくる。そんな雇い主の姿に苦笑を漏らしながら]
好意と恋い慕う感情を履き違えるほど…私、子供じゃないわ…。
[緩やかに口角を上げて微笑むと、厨房へと足を進め、仕事へと*取り掛かった*]
…お帰り、ネリー。
[椅子を外套に掛けつつ、聞えた声にそう返して]
[卓上にどん、と置かれる鍋を見、幾度か瞬く]
夕飯…作って、くれてたんだ? …ありがとう。
[カミーラに礼を述べるも、念には当然気付かない]
こんばんは、キャロル。
今からお出かけ?
気をつけて行ってらっしゃい…
[集会所の前でキャロルを見送り
ナサニエルがランタンを消すのにありがとう、と外套を離し
共に広間に戻りただいま、と声をかけ
キッチンから顔を出すカミーラにふんわり微笑んで]
お腹、すいちゃった。
[ケープを椅子にかけながら気配に振り返り]
ネリーもお帰り、お疲れ様。
ただいま、カミーラ。
声は聴こえてたけど、顔見るの少しだけ久し振り。
ついこの間は一年ぶりだったのにね…
[くすくす笑ってからぱちぱち瞬き]
あんなに一生懸命なのに、なんだか一寸気の毒だな。
でも他のみんなは幸せになれると良いな。
…カミーラもね。
[ことことと煮える鍋から灰汁をすくい]
礼はいらねぇよ。
むしろ私が作る飯ですまんってくらいだな。
[ナサニエルに軽く肩を竦めてみせて]
もーすぐできるよ。
もうちょい待ってな?
[メイの前に取り皿を置きながら、鍋奉行中]
鍋奉行、を鍋奉公、と勘違いしてる時期がありました。
鍋が美味しくできるように一生懸命鍋に尽くす人なのだと。
……莫迦だな、俺。
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