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……わたし。
大切なひとが、ほしかった。
でも失うのが怖かった。
裏切られるのが怖かった。
[セシリア。ナイジェル。
彼女への想いはもう言葉にすら出来ない。
裏切られる恐怖とか、そんなこと以前に、
寂しくて。]
……ネリー。
少しだけ。甘え、させて。
[へらりと弱い笑みを浮かべ、
そっとネリーに凭れかかるように身を委ね
*目を伏せた。*]
[唇を離せば紫水晶の瞳は哀しみに彩られ揺れ、青の少女からそろりと身を離し立ち上がれば、眠るあかに染まった青の少女と青の男を一拍だけ見詰め瞬き、広間へ戻るために階段を下りて、広間に辿り着くより早く牧師の姿を見止め右足を引き摺りながら駆け寄る]
「シャーロットが、殺され、ちゃった
ナサニエルも、倒れ、ちゃった
二人、とも、あそこに、置いて、おけない、けど
私では、運べない、から、一緒に、来て、欲しい」
[あかく染まった侭に牧師を見上げ瞳は揺れる]
……ナサニエルさんなんか血気盛んですから。
情熱の色が沢山咲きそうですね。
[捉えた顎を軽く上向かせ]
……他にも男性はいらっしゃいますよ。
一先ず教えて差し上げたいのはね。
[言葉を切ると軽く唇を重ねて]
……男の前で不用意にそういうこと言うと。
誘われてると思いますからね、男は。
なら、次は彼にしようかしら。
綺麗な紅が、見たい。
[愉しみ、と言葉を紡ごうとしたところで唇を塞がれ。ぱちりと一つ瞬きをする]
………。
…そ、う。
[一言だけ言葉を漏らし。その顔は徐々に朱を帯び強めて行くだろうか]
[紅く染まったナイジェルに一瞬ぎょっとして]
……な、ナイジェルさん?!
どうしたんですか……っていうか貴方怪我は?!
[けれどシャーロットが殺された、という言葉に。
血流が下がる感触]
……な……一体誰が……
[ネリーもさっき殺されたというのに。]
……とりあえず、一緒に行きましょう。
貴方のような方には言うより実戦のが早いでしょうしね。
[触れた唇を軽くなぞると笑って。]
……ですから、不用意にそんなこと言わないように。
たらしこんで相手を殺したいとか。
ほんとに誘いたい相手にしか、言ってはだめですよ?
[分かりましたか?と首を傾げて]
[牧師の問いには答えず最後の言葉に一つ頷くだけで、共に階段をあがりって行けば屋根裏部屋の扉の前のには、あかく染まった侭に眠る二人の、どちらも安らかな顔があるだろうか]
………
[二人を見詰めまた泣き出しそうな表情になり、ふるふる首を振って牧師に首を傾げる]
「如何、すれば、良い、かな」
[どう見ても眠っている二人に近寄り。
シャーロットの首に触れ。
ついで念のためナサニエルにも触れて]
……。
如何……もしようがありませんね。
とりあえず、何処か空いている部屋に寝かせましょう。
事が済むまでは、ね。
[そう言うとシャーロットを抱き上げて]
[子供のようにこくりと頷き]
…分かっ、たわ。
………寝る。
[顔を隠すように俯いて。告げて背を向ければ、ぽすとそのままベッドに倒れこむ。小さく身を縮め、膝に顔を埋めるようにして*眠りについた*]
[牧師が二人の様子を検めるのを見守り、紡がれる言葉にまた一つ頷いて、青の少女が抱き上げられるのに眼を細める]
「シャーロットは、部屋に、連れて、帰りたい
あそこは、シャーロットの、部屋、だから」
……分からないにも、ほどがあるわね。
仕方ないじゃない、機会なんてこれっぽっちもなかったんだから。
目の前に現れる男なんて、仕事の対象でしかなかったわ。
皆この先の恐怖に顔を歪めるばかり。
可愛いとか、綺麗だとか。
そんなこと、言われたことなんて一度も無かった。
修道院の子達だって、私を奇異の目で見るばかり。
褒められたのは、殺しの腕、だけ。
部屋に、ですか……?
構いませんが……
[果たして死体と一緒にいていい気分かどうかはわからないが。
望むのなら、とセシリアを促して。]
案内してもらえます?部屋まで。
[牧師を伴い二人で使用していた部屋の扉を開き招き入れ、ベットを指し示すあかく染まった手は微か震えて]
「一緒に、ベットで、寝ようって....」
[手を下ろせばきゅうと握り締め僅か眉根を寄せ瞑目]
牧師様。
貴方を誘えば乗ってくれるの?
貴方のことだからはぐらかすかしら。
嗚呼、何だろうこの感情。
私の知らない、感じたことの無いキモチ。
こんな死と隣り合わせの場所なのに、貴方の傍ではこんなにも落ち着く。
──私は既に貴方に心を許しているのかもしれない──
貴方との会話が愉しい。
触れられた時は嬉しいとさえ思った。
嗚呼、私はもしかして──。
[ベッドへとシャーロットを寝かせて。
シーツを掛けると]
……傍に居てあげてください。
一人じゃ、彼女も寂しいでしょうに。
私はナサニエルさんを部屋に寝かせてきますから。
[シャーロットに向かって小さく十字を切り。]
[――おれを一人にしないで]
[鼓膜の奥に木霊する男の声にゆっくりと瞬き、ベットへと横たえられる青の少女を見詰め、牧師が十字を切るのを何処かぼんやりと眺め、視線は思案気に彷徨い牧師へと戻る]
「ナサニエルを、一人に、したく、ない
目が、覚めた時に、傍に、居て、あげたい
でも、シャーロットも、一人だと、寂しい
如何、すれば、良い、かな」
……困りましたね。
[ベッドにはシャーロット。
ソファーにナサニエルを寝かせればセシリアの寝る場所がない。]
……ナサニエルさん床に転がしておきますか?
で、セシリアさんがソファで眠れば一緒に眠れるでしょう。
[男を床に転がすと言うのにふるふる首を振り更に視線を彷徨わせ]
「ナサニエルは、ソファに、寝て、貰う
私は、シャーロットと、ベットで、寝る、から」
――何故、謝るの?
[目を開けたと同時に発せられる声。
はっと状態を起こし周りを見渡せばどうやら一人だったらしく。]
血の匂い……?
[嗅ぎ慣れたその香り、に罪人ばかり集められたというのに殺し合いをしそうな人間はいなかったな、と思考を巡らす。]
薬の効果とやらかしら、ね。
誰が死んだか知らないけれど。
[足を組み、寝過ぎた頭を起こすようにゆるりと首を振る。]
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