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あ、別に本はハーヴェイに引っ掛けて、じゃないよww
やっぱり物事のきっかけは本だと思うので。
ナサも本読んで、「これが見たい!」って気持ちで冒険するようになったんだよ。
中の人もそうだからにぃ。本はいいね。
うーん星見の部屋とかいうのを探すのもいいけど、たぶん星は夜しか見えないだろうし、ここがいいかもなぁ・・・中々ロマンチック。
緑がまぶしい!
でも色が足りないよね。
赤・青・黄色のバラが一面に咲いてないとー。
花のアーチも必要だ。
お池も作ってー
女神像付きで、白鳥の形をしたボートも浮かべないと!
池だけは花じゃなくて虹のアーチで〜・・・
あっ何か足りないと思ったら、庭に置物がないんじゃないか。
揃えなきゃ、だめじゃんね。
天使とマッチョと小人さん、それから象・・・象の像、ふふふ。
[...は、広間を出、書庫を目指しながら]
アーヴァインさんの娘婿を探す為のお見合いパーティーですか…。
何だか大変な時にお邪魔したようですね…。
でもまぁ、私には関係ない話ですし、こうして部外者が一人位うろついていても、差し支えないほど広い屋敷ですから良いですよね?
[苦笑を漏らしながら屋敷をうろうろ。
目指す書庫は、まだ*遠いようだ*]
/中/
なんてーか…時間経過はしてないって寸法か?
ラセの台詞を考えるとまだ昼間らしいし?
よくわからんからどうしたらいいやら。
[ラッセルに案内された先、居並ぶ部屋を幾つか見たが。
何処も彼処もなかなかにとんでもなかった。
とりあえずはとまだまともに見えた部屋を選んだつもりだったが。
それでも寝台は天蓋付き、しかも異常に柔らかい。
その上何故か壁も調度品も何もかもが白で統一されていて]
[どうにも落ち着かず、中庭に逃げた次第]
[そうして日差しから逃れるように木陰の下に隠れて。
先日までの疲労を癒そうと暫しの眠りに落ちていた]
んぁー……ぁ?
[目を覚まし、眼前に広がる光景にぴたと動きが止まる。
ぽり、と頬を掻きながら思考を巡らせること数秒]
あー…
[漸く自分の状況を思い出した模様]
[...は迷った挙句一旦中庭に出て、備え付けのベンチに腰掛]
はぁ。広いってだけでも罪なことを、身を持って経験させられますね…。それとも私の感が鈍いのがいけないんでしょうか?
[自嘲気味にくすくすと笑い声を上げて、あたり一面に広がる緑を眺める。
手入れの行き届いた庭は美しく、それだけで...の疲れを癒してくれるようだった]
こんな所に住めたら…。さぞかし幸せでしょうね…。普通の感覚の人間なら…。
――しかし私は…、生憎狭い部屋で本に押し潰されそうな狭い空間が性にあっているようで…。
あまりこの屋敷では…落ち着かないですね。
[遠くで...を見つめる執事らしき人物にわざと聞こえるような声で呟き、改めて見合いへの参加意向が無い事を告げる]
[刈り揃えられた芝の上を転がって居ても、起きたばかりの...の元にすぐに睡魔がやってくる筈もなく]
だからって部屋に戻るんもなぁ…
[白の空間には自分が異質にしか思えず。
かと言って他の部屋は更にアレな気がしたのだが]
[さてどうしたものだろう、広間にでも行こうか。
思考と共に視線を巡らせていた最中。
ふと、離れた位置にあるベンチに人影を見付けた]
ありゃぁ…ハーヴェイ、かね?
[むくりと上体を起こし、服を払いながら様子を見る]
[...は、しばしぼんやりとしながら空を見上げていたが、ふと視線を辺りに戻し改めて見回してみると、木陰の元で見慣れた姿を見つけて]
――ん…?あそこに居るのって…確かギルバートさんって方?
[首を微かに傾げながら視線を定める]
理想は透明なガラス像だけど、木彫りのやつでもいいかもなぁ。
・・・僕に作れたりするかな〜、うふふ。
[ぽわんと脳から花が咲いているような顔で、存分に自分の世界を楽しんでいた...だが]
おっ?何だ何だ、マッチョ像は既にあったんだ!?
[木陰の下のギルバートを遠目に発見するや、思い込みも激しく確信する。ちょうど降りてきたコーネリアスに振り向いて]
あーコーネリアスさん、お早うございます〜
そうだよ、それ全部僕が飲むわけじゃないから。
ソファーに寝かされてた人はナサニエルさんっていう冒険家さんだし、ギルバートさんっていう旅の人と、ハーヴェイさんっていう本好きな村の人も来たよ。皆お嬢さんの事は別にいいんだって。
/中/
コーネに絡みに行きたいが…ハーヴが中庭なら近い方だよなぁ。
とりあえず全員に絡んで行きたい。
が、なかなか難しそうなんだよなぁ…(遠い目)
>>100 ラッセル
[...は声がしてラッセルに気付いてそちらを向いて傍に寄って行く]
お早う御座います。
流石に、これを一人で飲むとは思っていませんから。
[そう言って柔らかく微笑む]
あぁ、あの寝かされていた方は無事でしたか?
また、皆さんは婿候補とはいえ結婚の意志はないのですか…。
ラッセル、貴方がお嬢さんの婿になる可能性はとても高そうですね。
[何処か遠くを見ていた視線が此方を向いたのに気付く。
...は立ち上がり、ぱんぱんとズボンも払って]
よ。好みの本は見付かったかい?
[軽く片手を上げ、声をかけながら其方に歩いていく]
[広間から続くテラスの方で、自分がそんな像のように思われているなど考えもしない]
[近付いてくる人影に目を細めれば、やはり先程広間で会った人物で。
声を掛けられれば、人当たりのいい笑みを浮かべて]
やはりギルバートさんでしたか…。あなたもここで休息を?
――好みの本は…。残念ながら巡り合う前の問題でして…
[困ったように前髪をくしゃりと掻き上げる]
そそ。部屋はどうにも落ち着かなくてな。
[自分の髪に絡んでいた草を指先で弾いて。
ハーヴェイの困ったような様子と言葉に首を捻った]
巡り合う前?
……あー、そういうこと。
[数秒の思考で其れを推理し、苦笑する]
ま、この屋敷は無駄に広いかんな。
それも仕方ないっちゃ仕方ないやな。
>>101 コーネリアス
うんうん。
[欲張りと思われずに済んで安心したのか、ほっとしたように笑み返しながら]
こんなにカップを独り占めしたりしないもん。
お代わりは五杯したけど。
気がついてる所を見た時は、普通にご飯も食べられてたし無事だったみたい。
・・・え、僕がお嬢さんの婿になる可能性は、とても高い?
本当!?本当にそう思う?・・・いやぁ〜
[頬を染めて変に身をくねらせる。照れているようだ]
そんなぁ〜へへ。
・・・でも、油断タイテキさ!
抜け目のない僕としては、素敵な雰囲気づくりのために女神の像とか、象の像とか作ろうと思うんだ。
あとあそこのマッチョ像を取ってきて飾り付けるつもりだから、庭の木を切り倒すのとマッチョ像の拉致、手伝ってくれる?コーネリアスさん!
/中/
拉致ってアナタ(笑)
さもその像が人間だってわかってて言ってるようだなオイ。
つーか俺そんなに筋肉隆々っぽいですか。
狩り云々の所為かねぇ。
[部屋が落ち着かないと言う言葉に、今度は...の方が首を捻り]
どういったお部屋なんでしょうね?
[ぽつりと呟きながら、髪についた草を弾く姿をぼんやりと眺めて]
さぞかしお姫様は悩ましい思いをするのでしょうねぇ…。
選り取り見取りって奴でしょうが…。
[ギルバートを見ては苦笑を漏らす。
相槌を打たれた言葉には、静かに頷き]
まぁ、私の感が全く役に立たないって事も、迷う相乗効果には充分なり得ている訳ですがね。
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