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[霊呪が反応を示す。
身構えるが話の内容からすると戦闘の意思はないようだ。
しかし話す内容に混乱を隠すことができない。]
聖杯の管理者?なのになぜ霊呪が反応するの?
あなた一体何者?
令呪の反応は隠せない、か。まあ仕方ない。
君のランサーに、肩入れしたい。
報酬は要求しない。理由は、俺の願いはそのランサーと同一だからだ。
それに、僕は戦闘でセイバーを失ってしまったんだ。もう君たちに託すしかない。理解してもらえるかな。
[令呪が減っているのが見て取れる]
君がもし、この申し出を受け入れてくれるなら。
[右肩の補助令呪に手を添えると、久子の令呪が全て元に戻った]
令呪はもっと大事にしないとな、マスター。
今回は僕からの贈り物だと思ってくれ。
令呪は、自分のサーヴァントを有効に扱う奇跡のようなものだ。逆に安易に令呪を失うと、いざという時に勝利をもぎ取れなくなるぞ。
あやうく全て使い果たす所だったようだな。今はまた3画に戻っているから、あと2回までしか使ってはいけないぞ。
もし使ってしまったら、君の大切なランサーを失うことになる。その前に俺のところに来るがいい。また回復してあげよう。
[令呪の回復。理性的に考えると思ってもみない幸運。
しかし渦巻く不安、不信感。
男からにじみでる邪悪な気配。
肩が小刻みに震える。]
贈り物はありがたく受け取っておくわ…
[それだけ喉の奥から絞り出すように答える。]
震える必要な無い。
僕は今、君の最強の支援者になったんだ。
今後は何一つ不安がらなくていい。
君の大切なランサーは、君が僕の言う事を聞いているだけで。
もう負けることは無い。
こんなに素晴らしいことを、拒否するのかい?
[男はさらにたたみかけてくる。
理性と彼女の強欲さは明らかに受け入れるべきだと示す提案。
しかし彼女の根源的な部分は全力でこの男の提案を拒否するべきだと訴えかけてくる。
凄まじい葛藤…その場から逃げ出したかった。]
明日教会に行くから…返答はそのときに。
今日はもう帰って。
[それだけいって顔を伏せる。]
・・・・・・ 分かった。返答を期待している。
最後に、君のランサーにはこれを送ろう。
[ランサーに手をかざすと、傷がみるみる塞がっていく]
ランサーの魔力を回復させておいた。じきに傷口も全て塞がるだろう。
サーヴァントを、大事にしてあげてくれ。
[不敵な笑みを浮かべ、沖田は*去っていった*]
流れ者 ギルバートが「時間を進める」を選択しました。
自警団長 アーヴァインは、メイド セリア を投票先に選びました。
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