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私の家系で伝わる呪術的な香水。
匂いから人の脳を刺激して一時的に姿を見えなくするの。
尤も匂いが持続する間のみだから、限界はあるけれど。
[カウンターに歩み寄ればスツールに腰掛けて。椅子が小さく悲鳴を上げる]
[確かに人が座った気配。
そちらに視線をやって。]
……成る程。
よく出来たものですね……
息を止めたら姿が見えるようになるとか、ですか?
少し吸った後だったら時間はかかるだろうけど、見えるようになると思うわ。
匂いを嗅いでない人には効果はないわね。
元々潜入用の香水だから、皆知らず知らずのうちに嗅いでるのだけど。
風邪引いてる人とかいたらバレそうですね。
……そうやって姿を隠して、人を殺す……ですか?
[グラスにバーボンを満たすと首を傾げて]
…蓄膿症の人とかも。
まぁ、もう一つの香水も併用するからバレたことはないけれど。
…ええ。
それが、私の仕事方法。
[バーボンが注がれるグラスを見つめて。ホルダーから小瓶を一つ取り出せばその香りを身に纏う。徐々に香りが薄れて行き、スツールに腰掛ける...の姿が現れた]
私にも、下さる?
[ルーサーの持つグラスを指して首を傾げ]
成る程。
そんな簡単にバレるんじゃ仕事になりませんよね。
[姿を現したステラを見て2,3度瞬くといわれたとおり。
新しいグラスにバーボンを注ぐとそちらへと押しやり]
昼間からお酒とは感心しませんねぇ。
それでバレてるなら、私はもっと早くに捕まってたでしょうね。
[押しやられたグラスを手に取り]
あら、貴方には言われたくないわ?
[昨日も飲んでたのでしょう、と笑ってグラスに口を付け。そのアルコールの濃さに眉を顰めた]
40過ぎのおっさんが昼間から飲んでるのと。
まだ若い女性が昼間から飲んでるのと。
どっちが不健康かっていったら後者じゃありません?
[眉を顰める様子に、水割りにしておきますか?と笑って。]
若くても飲んでる人は飲んでるわ。
それに約束したじゃない。
ワイン以外のお酒を教えてくれるって。
[グラスを押し戻して「お願い」と告げ]
健康にゃ悪いですからねぇ。
先の短い年寄りはいいですけど、若い人は、ね。
[ロックアイスを入れると水を入れる。ゆっくりと掻き混ぜると目の前において]
……で。
ワイン以外のお酒の味はどうです?
老い先短くとも長生きするようにするのが普通ではなくて?
[クスリと笑って見せ]
…苦い、が第一印象かしら。
いえ、苦いというより、アルコールがキツイわ。
喉が焼けそう。
[水割りにされたものを改めて口に付ければ、先程よりは飲みやすいのか少しずつ飲み進め]
長生きしてもロクなことなさそうですからねぇ。
[肩を竦めるとストレートのままのグラスを呷り]
飲みなれないとそうかもしれませんね。
かなりきつい酒ですし。
香りを楽しむならこれが一番ですがね。
そんなこと聞いたら、余計飲んだ方が良いように思えてくるわ。
ロクなことがないなら、早死にした方が良い。
[手元のグラスに視線を落として]
香り?
…本当、アルコールはきついのに良い香り…。
[言われて改めてそれに気付き]
香水にも加工できるかしら。
[グラスをまじまじと見つめて。カラリと氷が崩れる音が響いた]
私は、の話ですよ。
貴方はわからないでしょう。
[空になったグラスをカウンターに置くと]
酒っていうのは大概香り高いものですよ。
香水にするには……無理じゃないですかね。
香料に加工できませんし。
そもそもいくらいい香りでも酒臭いのは嫌われますよ。
[くつくつと笑うとステラを見遣って]
私だって、分からないわ?
この先何があるかだなんて…。
今ここに居る時点では、ロクな未来は見えていないのは事実よ。
[こくり。口に含んだ水割りを飲み下し]
普通の香水じゃなく、私の香水。
何かに使えるかしらと思ったの。
でもアルコールの匂いがするなら、ダメかしらね。
[残念そうに肩を竦めて]
使いようによっては炎を作り出せるかもしれないけど…それは別に持ってるもの。
やっぱり、いらないわね。
[ ―― 一人にしてごめん ――
それは誰に言われたのだったか。目を開けてぼんやり記憶を辿る。見た夢など覚えてないけど、眠りから覚める直前に聞こえた声。]
……何故謝られたのかもわからないのに。
[もそりと状態を起こせば、椅子で眠るナサニエルの姿があって。]
……またこんな所で寝てるのね。
[とこぼすも自分も人のことは言えない状態で、
だるさにもう一度こてりと横になる。
元々ずっと一人だったのに、死ぬ前に謝った男。
少しずつ記憶が鮮明になると同時に睡魔もまた強くなり、
ベルトのケースに手を触れてみるも、
中の薬品を取り出すことなくソファから腕が*だらりと垂れて*]
そういう台詞はあと20年生きてから言ってくださいよ。
……まぁここから出ないことにはロクな未来は待ってないでしょうけどね。
[シガレットケースから煙草を取り出すと苦笑して]
香水に使うよりは……
貴方くらい美人ならば男を誘って酔い潰してって使うほうが余程いいんじゃありません?
お酒はやっぱり飲むものですよ。
炎は……スピリタスなら簡単に火がつきますよ。
それこそ煙草の火でも燃え上がるくらい。
そんなに長く生きられるかしら。
[小さな笑みは自嘲を含んでいて]
そうかもしれないわね。
そんな機会がやってくれば試してみるのだけど。
[しばらくの間少しずつ水割りを飲み進めて。半分ほど飲んだところで睡魔に襲われる。カウンターに凭れ掛かるように体勢を崩せば、あどけない寝顔を晒して*眠ることだろう*]
……人って存外しぶといものですよ。
死にたい死にたいと何度願っても私は死ねなかった。
――……結局、自分が可愛いんでしょうね。
[カウンターに凭れかかるように眠っているステラを見ると苦笑して。]
……案外、お酒に弱かったんですかね。
随分可愛い寝顔だことで。
[くすくすと笑うと上着をステラの肩に掛けて]
……おやすみなさい。
[グラスを片付けると立ち上がり。
殆ど使うことない自分の部屋へと戻る。
シャワーと着替えを済ませると、ベルトへと銃を捻じ込んで。]
……今のところ何も起こっていないが……
[ジャケットの上から軽く銃を押さえ。
部屋を出ると下へと降りていく。]
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