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……ふふっ、
[飛び出すは笑い声。]
ふふっ、あはは、あはははは――
[こらえきれないと言ったように、口元を押さえて]
――失敬。
[腕を痛いほど掴むことを止めないまま、戻って来た者達に、
俯いた顔を上げる]
戻ったか、シャーロット…
…また胸糞、悪くなっちまうかもな。
ナイジェルに、ステラもお帰り。
見つかったんだな、薬箱…
不快さを取る薬が入ってるなら、オレも貰いたいくらいだよ。
ローズマリー…冗談にしちゃあれは、笑えない。
面白いことが書いてあったなら良かったんだが…
ああ…大丈夫、だといいんだが。
[少女へ問われて色を失った顔で力なく答え、紙切れを前に困惑する表情には浅く息を吐き出して]
誰かに、声に出して読んでもらえ。
オレは……また読むのはごめんだ。
[菫の少女の問いかけ。
言葉にするのも憚られるような。
けれどおずおずと、言葉を発する]
ここに、二人、悪い人がいる。
人を殺す人がいる。
―――殺されたくなければ、コロセ。
[言葉にして、ぞくりと、寒気が走った]
[ナサニエルは力を失い、ルーサーは脱力し、ナイジェルは自らと同じく困惑、そしてローズマリーは嘲笑。 皆が違うサインを出す。
ネリーは紙切れを訝しげに思った。]
……ローズマリーさん?
何が、おかしいんですか……?
これが冗談だって、その種がわかったとか、
もしそうなら教えてください。
……ねぇ、そうですよね?
こんなの、実際にあるわけが――
[困惑するもの、笑い出すもの。
呆れたように首を振って。]
……。
何かの、冗談でしょう。
こうして閉じ込めて、こんな手紙を寄越して。
私たちが怖がるのを楽しむとか、そんな、感じの……
[浮かぶは表情は恍惚。
話すその声はどこまでも色香を纏い。
シャーロットの問いには一言]
いーえ?
本当のことじゃないかしら?
[と、首を傾げながら答える。
趣味の悪い貴族のことなど熟知している。
この紙が真実を描いてあることは容易くわかり。]
[事態が飲み込めない侭に少女の擦れた声を唇がなぞり、不安気に周囲を見回すも、女の高笑いに其方へと視線を投げ、益々訳が判らぬ様子で瞬き、男の声に素直に一つ頷いて]
「腕、痛く、なる」
[青の少女が発する言葉を理解するのに幾度か瞬いて、紫水晶は見開かれ]
「う、そ」
[嘘では無いと周囲の雰囲気が厭でも其れを伝えて居て、広間に集まる面々を見回し]
>>36
[読み上げた後、病とは違う気分の悪さがこみ上げ、
眉を顰めた。
なのに彼女は人々とは相反して笑みを浮かべている。
――理解出来ない]
本当のこと、なら……
どうして笑っていられるんです、か……
こんな――こんな酷いこと――
アーヴァイン…
[紫水晶の瞳をたたえた少女の言葉に、ネリーの口元が引き締まった。ネリーの焦点が鮮明にも、ぼやけて霞んだようにも見える。
少し俯き、無意識に右手で胸元を強く押さえつけてしまう。]
[ナサニエルが「注射」と声を発した。ネリーは胸を打たれた。 まるでそれは振り返れば熊でも一頭見つけてしまったかのような恐ろしさだった。 やはりネリー自身にも思い当たる節があるに他ならないのだろう。]
注射ですか…注射…
いいえ、いいえ。
何だか無性におかしくて。
[代償は「命」のサイコロゲーム。
そんなことをしながら今までずっと過ごしてきた。]
まさか、他人に買われてから、これを強制されるとはね……
[小さく呟きながら、口元に笑みをたたえ
しかしやや俯いた表情を全て読み取ることは出来ないが]
よくあることよ――。
貴族のお遊び――ただのGame――。
[少女の問いの答えにはなっていないが、ただそれだけを。]
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