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[...はてくてくと、広間を目指して歩いていたはずだったが、ドアを開けばそこは先程訪れた書庫で]
あれ?もしかして、広間を目指せば書庫に出るって言うベタな間違い?
[小首を傾げてくるりと周りを見渡す。]
ま、来た序だから何か本を借りていこう…。
[そう言って本棚の間をすり抜けている途中で、机にうつ伏しているギルバートを見かけ]
あ…れ?ギルバートさん?…ってこんな所で寝てたら風邪引く…
[と、小さく呟いては手を挙げ。司書を呼ぶとブランケットを持ってこさせて]
おやすみなさい。願わくば良い夢を見られることを…
[そっと祈りの言葉を捧げ、ブランケットを掛けると、足音を立てないように書庫を後にした。]
[一通りの探索を終え、与えられた部屋に帰ると、テーブルの上に小奇麗な封筒が一通。
中身の凡その見当は付いたが、とりあえず小さなナイフで封を切り、文面を読んでみる。
まさしく予想通りの内容だ。]
ハァン。いよいよ悪趣味なお見合いの始まりか。
それならそれで・・・。
[こっちも利用させて貰う心積もりなのだし、と頭の中で予定の前倒しと若干の計画修正を素早く済ませる。
手紙を破り捨てて、暖炉に放り投げると、衣服を脱ぎ捨て、備え付けのバスルームへと向かった。]
[ザ・金持ちと言った感じのふんだんに湯の出るシャワーを浴びながら、ざっと汗を流す。
ちなみにシャワーヘッドもレバーも全部金メッキ。ちょっと重い。毎日使ってると、いつの間にか筋肉が鍛えられそうな感じである。
が、今それを使っている男は、あんまり重さを気にしてはいないようだ。
無駄なく鍛えられた身体。意外と着痩せするタイプらしい。
傷痕は顔だけでなく、大小取り混ぜて全身のあちこちに刻まれていて、その上を水滴が流れて滴っていく。]
[きゅっ、とレバーを捻って水流を止め、]
さて。
少し探りを入れるか・・・。
[呟き、タオルを取って身体を拭きつつ*バスルームを出た。*]
――広間 入り口――
[途中、からくりに引っ掛かりそうになりながらもなんとか無事に広間へ到着する。]
うぅ、ここまでの道のりがこんなに長いとは…。
[ケネスから貰った地図を眺めて溜め息。紙にはそう遠く無い位置に広間と書庫、そして自室の位置が書かれている。]
ま、方向音痴は今に始まったことじゃないし。
所で広間には誰か居るのかな?
たのもー!!
[バタン]
[ラッセルのようにドアを開けた]
[...は周りの見えないどんよりぶりで、広間の隅〜っこで体育すわりになって便箋を手に、項垂れていた]
・・・そうだよね。
そもそも招待状も無いのに、こんな僕でさえすんなり入れるってところがおかしいって思わなきゃ駄目だったんだ。
これが現実・・・・
[威勢の良い声とともに、バタンとドアが開く音にびくっと肩をすくませ]
・・・ハーヴェイさん。元気だ・・・まだ知らないのかな。
それとも知ってて平気なのか・・・
[こちらに気付いたケネスと目が合った]
ケネスさんはいつも世の中をナナメに見てる感じだから、どうなのかよく分かんない・・・。
[果たして彼もまた、今自分達が居る世界が悪夢なのだと気付いた男なのかどうか、背景に雨雲でも背負っているかのような暗さで観察するが、分からなかったようだ]
[のそ、と顔を上げる。
背から何かがずり落ちる感覚に、咄嗟に其れを掴んだ]
…ブランケット?
[其れを羽織った記憶は無い。
誰かが掛けてくれたのだろうか]
なぁ、これアンタが?
[首を傾げながら司書に問えば否定の言葉]
……ハーヴェイが?
ああわかってる、礼は言うさ。
…んぁ?ここの本棚がどう………
[司書に言われるまま一つの本棚に手を掛けた瞬間]
[がったん]
[運ばれてくる料理に手を付けながら]
あ、ケネスさんこんばんは。
えぇ、何とか迷わずにこれました。
[何かが違うようだと思いながらも、にっこり微笑んで]
(ぎゃー!!でたー!!)
[声にならない悲鳴。パンを喉に詰らせて、見えたのはあの肖像画]
ヤバい…天国が見える…
[どうやら現実逃避ならしい]
[...は薄っすらと目を開ける。また広がる真っ白な天井に今度は大した驚きもなく。なんとなく、ここにいる理由に思い当たったらしい]
…さっさと出て行けばよかった…
[前髪をぐしゃりとにぎるとはき捨てるように。ひょいとベッドから降りると、また勝手に風呂を拝借]
……はっ!
[がば。飛び起きる]
[差し込む月明り。……夜。]
[がくり。項垂れる]
…………まぁた、やっちまった〜。
[深々、溜息。ふかふかのベッドから抜け出して、身支度を整える。
冬眠から目覚めた小動物の如く。こそこそ。]
[ぐるんと回転した本棚。
どういう力が掛かったのか、其の奥の空間に放り込まれる]
[がつん]
……って、ぇ…
[勢い良く打ち付けた額を擦りながら周囲を見回す。
暗い通路ながら点々と明かりは灯っており]
…はー…コレが隠し通路な…
……ってドコ繋がってんだよコレ!?
[自分が入ってきたのであろう壁面を押しても開かず。
諦めて広間のある方向へと歩き出した]
[すかさずスープで流し込み、胸を叩いて生還]
[ケネスの問い掛けには、柔らかい笑みを浮かべ]
えぇ、なんとか。
お陰で自身最短で自室へ戻ることが出来ましたよ。
[また何事もなかったかのように、パンを齧る。]
[扉の下には一通の手紙――
ラッセルの元にあったのと同じ、しかし、薔薇の刻印の入った封筒が置かれていたのだが、そんなものに気づく少年ではなかった]
[ばったん。]
[何事もなく扉を開いて、帽子は手に、頭を掻きながら、階下へ]
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