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― 1day・夜 樹那森林公園南部 発掘調査現場 ―
[カンテラの明かりが、静かな発掘現場周辺を淡く暖色に照らし出している。影は揺らめき、空には月と星。]
ヒサコはこうして生活する事が多いのかい?
[マンゴープリンをスプーンですくい、口に運ぶ。嬉しそうな笑顔が浮かんでいる。
揺らめく明かり。年相応の、少年――]
うん…。
おそらく、彼はワイナミョイネンというフィンランドの英霊だと思う。人の身でありながら、世界を創世したという人物。水を自在に操る、"魔法使い"――。
老人の姿をしながら水をあれほど楽々に使える人物は…おそらく。ただ、何故、それほどの英霊が日本に召喚されたかは分からないけれど。
いや、まぁ、いいけど…。
[会話のかなりの部分をスルーされている気がする。
ま、も、いっか…。
少しずつ、分かってもらえれば、その、きっと…。]
しかし、僕、何だろう、弱いぜ?
ははっ…。
…まぁまぁ、逃げるくらいは出来るかな。
行くよ。行く行く。
魔力を節約しながらの治療じゃ、明日までかかりそうだし、かと言って治療を早めてさっさと「彼」に出張ってもらっても、不調のまま暴れられちゃかなわないからね…。
[肩をすくめると、当然だが、まだ痛い。]
…。
*何やってんだ、自分…。*
甘いのは己か!!
[吼える。再び右の頬を打たれる己への檄である。喰らったのは左と右の併せ技であった。今の一撃は油断していた己からの一撃である。敵からの一撃ではない。
吹き飛ばされた宗冬に向かって追撃が来る。]
くっ!
[コブシに残る肉の感触。体の底から血が沸騰するような衝動]
これだ・・・・・・私が求めたのはこういうことだ!!
さあ、殴り返して来い侍!貴様のコブシを全て受け切って勝利してやぐぎゃ!!
[大きくのけぞる]
ええい、くそう!
[体を起こす反動で殴り返す]
異国人 マンジローが「時間を進める」を選択しました。
ぐうっ!!
[なんと言う動体視力。拳に合わせてくるとは。
奴の拳は一体何なのだ]
チェストー!!
[最終必殺技”頭突き”を発動させる!!]
― 自室 ―
サーヴァントでなく、きっとあいつは疫病神に違いない。
絶対にそうだ。
[ケネスはそう確信しつつあった。
ビデオ屋から帰ると、なにやら興奮しながら「子連れ狼」を見ていた宗冬は、ケネスが飯を作っているうちに消えていた。
「あいつ、どこ行きやがった」と探し始めてすぐ、ものすごい魔力の消費が始まる。
ビデオ屋の宗冬が、また事の他酷かったのだが、それは後に語ろう。
とにかく今はこの吸い出される魔力の消費をなんとかしなければならない。
ケネスは外へ飛び出すと宗冬を探し始める。]
[ぐぉん!強烈な頭突きにより宗冬は思わず膝を突く。
もはや力の入らない足を捨て上半身の力で飛びつき、そのまま体を頭を肘をぶつけた。]
これで終わりだ!
ぐほっ!!
[だが、負けじとその勢いを利用し巴投げを慣行する]
たぁーっ!!
[だが、どうやらこれで力尽きたようだ。清清しい戦い。まさに青春]
[戦いによって商店街の中心は今や血の池となっていた。
その中で、二人は頭を突き合わせ大の字になって倒れこむ。]
お主、名はなんと言う。
ふっ、お前。
魔力は低いが中々やるな。
[さわやかな汗が額を伝う]
私の名か・・・・・・ そうだな、今は沖田総司と名乗っておこう。
貴様は?
[ケネスはあらかじめ購入しておいた自転車に乗ると、とりあえず商店街に向けて走り始める。
やがて、シャッターが閉まり、異様な雰囲気をかもし出している一角が見えてきた。]
あそこで、殴りあってんのもしかして宗冬か?……
何やってんだよ、あいつは!
― 1day・夜 樹那森林公園南部 発掘調査現場 ―
[マンゴープリンは、舌の上で蕩ける。]
宝具トリシューラ……一度の投擲で三都を破壊せしめたシヴァの三叉の槍。この宝具は、いまだ完全な姿を現す事が出来ないんだ――。
何故ならそれには。
――もっと沢山の魔力が必要なんだ。
[ランサーは、膝を抱えるように俯いた。きらきらと、黒い眸がカンテラの炎を宿す。]
ヒサコが無理をする必要はないんだ。
それに――
これは
[言葉が途絶える。]
― 1day・夜 樹那森林公園南部 発掘調査現場 ―
(世界を滅ぼすための槍。)
[その言葉を告げる事は出来なかった。]
…美味しかったよ。ヒサコ。
[微笑み、久子がテントで眠るのを見届けた。]
私は柳生新陰流、柳生宗冬だ。
そうか沖田総司の名、覚えておこう。
お前さんの出ている映画もあるのかな。今度探してみよう。
では、さらばだ。
[宗冬は、立ち上がろうとした。が、負傷が酷く思うように動けなかった。だが、そんなことがどうでも良いくらいに気持ちが晴れていた。この冬の空気のように、宗冬の心は*澄んでいた。*]
柳生の人間か。
成る程、魔力は低くても腕っ節は強いという事か。
貴様の名、心に刻み付けておこう!!
[去りゆく好敵手と書いてライバルの背中を、いつまでも*見つめていた*]
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