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崩し将棋のプログラムなんて、暇人のやることね。
重力補正、重量補正、ランダムパターンの駒配置とその重量の相関関係………。でも、ギルならやるわ。
[きっと、と呟こうとした声は飲み込まれ。腕を伸ばして擦り切れた紙のカードケースに入ったタロットを取り出す]
暇潰し…みんなはどうやって暇潰してるんだろう。
[大アルカナだけをシャッフルしては一枚おき、シャッフルしては一枚置き、を五度繰り返す]
悪魔逆位置…確かに。通常業務も無いに等しいもの。束縛とまでは感じなかったけど案外当たってるのかも。審判逆位置――不本意なことって何かしら。罪の意識に心当たりはないし。出たわね、塔。予期せぬ出来事はもう起こってしまったわけだし、妥当なのは友情の決別?んー、可能性はあり。法王は…と。四面楚歌にならないように気をつけるべし。この船で四面楚歌も何も無いような気がするけど。ん?恋人が出た……。めでたしめでたしになるのかしら。
なりそうも無いと思うけど。
[ぱらり。並べたカードを崩して元の山に戻す]
―手元にタロットが無いので某所の審問タロットを引いて見た。結果
死正位置
吊られた男正位置
吊られた男逆位置
法王逆位置
力正位置
…やはり暗い未来?
[丁寧にカードを仕舞いこみ、元の場所へ。コレクションの詰まれた壁際を、撫でるように指先は彷徨っていたけれど力なく下ろされて]
今更、人恋しい筈もなかろうに…。
[煙草臭い同僚の顔を思い浮かべたが直ぐに振り払う]
―メンテナンスルーム―
[いくつかの工具と、いくつかの部品。
調整用の機器と、プログラミングに使う端末。
伸びるケーブルはうーくんの首の後ろあたりに繋がっている。]
――長く歩くのは面倒。でも歩くのを止めるのも面倒。
[ディスプレイに広がる英数字の羅列。
複雑なモジュールとルーチンの世界。]
H60%、O25%、C10.5%、N2.5%……――
ただの有機化合物じゃないか。
そのくせ複雑怪奇でわかりにくい。
[コードのコネクトを切るとディスプレイは暗転。]
君は単純でいい。
スイッチを切ってしまえば動かない。
[ギルバートの誘いには一拍考えたものの]
いや、やめとく。
[くわえた煙草を指差して]
コレ、どっかで吸ってくるわ。
[そう言って、ギルバートの部屋へと歩み出す二人を見送った。
自分はその足で自室より距離の近い喫煙室にゆっくり歩む。]
あと何本だっけ、残ってるの――
[歩きながら考えてみるけれど思い出すのも億劫で。]
イライラするのはもうすぐ無くなるからか退屈か……。
どちらもか……。
[ふぅ、と息をついてドアを開く]
白い煙に、黒い肺――
[いつかのギルバートとの会話を思いだし]
光と闇……正気と狂気……生と死……
その境界は全て曖昧だ……生と死すら。
[立ち上る紫煙を眺め、煙を肺に入れる。
微かに口許に笑みを浮かべると、ゆっくり吐き出した。]
―ギルバートの部屋―
[原色の家具の中、男2人で崩し将棋―ある種悪夢の様な光景だが本人(達)は全く気にしていない]
…………。
[慎重に、山を崩さない様に―息を呑み、些か緊張した様子でかなり際どい駒をそろそろと動かしていく]
…………次。
[どうにか無事に手番を終え僅かに*息を吐く*]
8人目、書生 ハーヴェイ がやってきました。
書生 ハーヴェイは、占い師 を希望しました(他の人には見えません)。
―生体実験室―
〔アクリルガラス越しに、忙しない動きを見せるラット達。眺める男は、端末のキーを叩いて個体毎の所見を記録する。〕
――病原体持ちの薬漬けじゃ、食料にはならんよな。
〔良かったな、等と独り言を吐く。いつも手離さないボイスレコーダーを胸ポケットに滑り込ませて立ち上がり〕
〔ラットの次は犬、鶏――その他諸々。新薬を投与された小動物達を診るルーチンワーク。
実験動物達のケージは、感染症予防の為に溶接されている。清掃も給餌も、薬物投与も半自動。其のための設定を済ませ、見詰め返してくる瞳の主達へと生真面目に浅く頷きを返す〕
では諸君、…また後程。
〔狭い実験室の足元には、銀色の医療キットが幾つか。煩わしげに足先で軽く蹴りを入れ、*廊下へと出る*〕
定員に達しなかったため、村の更新日時が24時間延長されました。
―自室―
[色鮮やかな極彩色の家具に囲まれた――壁や天井も其々に鉛丹色と群青色で塗装が施されている――部屋にラッセルを通し、臙脂色の椅子を彼に勧め自身は皺の寄った錆鼠色のブランケットの置かれたベットへ腰掛け、コーネリアスに教えられた通りの手順を説明し崩し将棋を開始する。
ラッセルが駒を動かすのを静かに見詰め、促され――自身の説明したルールをきちんと理解しているのか常と変わらぬ様子で、ラッセルと比べるならば聊かぞんざいに――指先は駒を動かし、危うく倒れかける駒をぎりぎりで引き出しては、骨ばった指先の感覚を確かめる如く視線を落とす]
――…
[将棋盤から月白色のテーブルに落ちる駒が、ぱちりと小さな音を立てる以外は静かだったけれど、盤上で崩れる駒の悲鳴を前に緩やかに瞬く]
倒壊。
[態々口にするまでも無い筈の事実を小さく囁く口唇には、刹那ほんの僅か笑みらしき弧を描くも、常の貌に戻り崩れた駒の山を静かに見詰めた儘]
人間みたい。
直ぐ――…
[壊れる、と口唇だけが*微かに囁いた*]
[何度の順が回ったろうか―音を立てて崩れるそれに瞬き一つし]
―自分の勝利。…で良い?
[首を傾げて真顔で問うのはルールを把握しきっていないからだけでは無く敗者であるはずのギルバートの常と変わらぬその調子故か]
―確かに。
[微かな動きを読み取ったか同じ感想を持っただけか―小さく頷き返して]
…いっそ理性なんて無い方が良い。下手に理性があると動けなくなる。そして他者に押し付け傍観する―正気と言う名の狂気の形の一つ。
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