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[彼女には見えないだろうが、ローズマリーの顔を
深い悲しみの宿った目で見る]
じゃあ、あんた……
[――死ぬのか、とは聞けずに。俯き、出た言葉は]
オレなんかには何もできないんだろうけど…
一緒にいることはできるよ。
最期まで。
もっと、見て。
もっと、知るの。
相手は何を見ている?
歪んだ心はどうしたら正せる?
前を見て
顔を見て
言葉を交わし合って――
[起き上がり、シャワーを浴びればクローゼットへは向かわず。自分の持って来た荷物から背中の大きく開いた赤のシャツと黒のスラックスを取り出す。身に着ければ長い髪を結い上げ、綺麗に纏める。背中には、蝶の羽根のような火傷の痕。それを惜しげもなく曝け出し。腰にホルダーをつけて部屋を出た]
この格好も久しぶり…。
死蝶──デスズバタフライはこうでなくちゃ。
[艶のある笑みを浮かべ、こつり、こつり。ゆっくりと廊下を歩いて行く。優雅な足運びで階段を下り、広間へと足を向ける。足を踏み入れれば全員揃っている様子に微笑んで]
こんばんは。
私もご一緒して良いかしら?
[女に名を誉められれば僅か口元は緩み]
セシリアとナイジェルは一人に溶け合ってしまったから。
ありがとう、ナサニエルがつけて呉れたの。
[女の苦笑は決して神経を逆撫でする類いのものでは無く]
自分の事で手一杯で酷い言い方をしたかも…ごめんなさい。
其れでも少しでもローズマリーの役に立てたなら嬉しい。
もう少し早く気付いて呉れれば、お姉さんまで失わずに済んだのに。
[哀しげにゆっくりと瞬き]
[ルーサーにカップを渡しながら、広間に足を踏み入れたステラを見る。
きれいに纏められ上げた長い髪。
黒のスラックス、腰にはホルダー。
――それから、赤いシャツ。
血の色を思い出してナサニエルの顔が一瞬強張る。
それを無理矢理に笑んで]
やあステラ。もちろん。
紅茶くらいしかないけどね。
[ある意味では余りにも変わり過ぎた修道女の姿を見詰め]
こんばんは、お母さん。
丁度、お父さんに所在を訊いていたところ。
今日はまた随分と素敵なお召し物ね。
[牧師の肩を竦めるのに肩を竦め返し]
お父さんもお母さんも、噂をすると来るんだから。
………
[紅茶に手をつけるでもなく元聖職者達を静かに見詰め]
其れで、家族会議は何時始まるの?
[ふわと柔らかな微笑を浮かべ首を傾げる]
[ネリーは灰の世界に両手をつき、座り、シャーロットに微笑む。]
私はこの薬を使えなかったんじゃない。
使わなかった。
結局、センチな感情なんて、いらなかった。使い方が正しい。ただそれだけよ。
[噂をすると来るという呟きに全くだと笑って]
妹たちに、お父さんお母さん――家族が一同に介したってところだな。
ああ、やるとも。
[ステラにカップを渡し、その目を見る]
そのかわりと言っちゃ何だけど…
……そろそろ聞いてみたくはなったな、昨日の、返事。
殺しをする時の服よ。
暗殺の仕事をする時のね。
とっても久しぶり。
捕まってた時は流石に着る時は無かったから…。
[ルーサーを見上げ、どこか嬉しそうに笑って]
もう見詰め合うことも
手を握ることも出来ない、
そういう部分だけは、寂しいね。この世界。
[地に寝転んだまま、弱く笑って]
でも貴女の声は聞こえる――
[修道女の笑うのに僅か眼を細め]
素敵なお仕事をされてたみたいね。
愛娘にも教えて呉れないなんて、拗ねちゃおうかな。
[くすと笑み]
…ローズマリーと似た職種だったのかしら。
[カップを受け取ると悠然と口をつけて]
お呼びとあらば出てこないと申し訳ありませんし、ね。
[傍に来たステラへと目を細めて]
……家族会議、ですか?
そろそろ我慢のきかなくなるころですけど。
理性あるうちに済ませますか?
[ナサニエルにかけられる言葉に ふぅ、とため息]
やっぱり莫迦ね――。
私と最後まで一緒にいたら、リアどうするのよ。
それに、私には待っててくれる人がいるから。
[紅茶をこくり。セシリア……リアに顔を向ければ、なにを思い立ったかすっと立ち上がり、つまづくこともなく正確に前へ。
暫く人差し指を顎に当てていたが、急にふわり、抱きしめて。]
――意味なんてないわよ。
何か、急に、こうしてみたくなっただけ。
お姉ちゃんは妹とお兄さんとお父さんとお母さんが
無事に出てくれたら、それで他に言うことはないわ。
[小さな声で、囁いて。]
……ネリー。
[すい、と視線を上げれば
緩い三つ編、何処か柔らかな雰囲気の少女]
そっか。それでいいと思う。
力があろうと、なかろうと、
――……なるようにしか、ならない。かな。
[目に映る火傷の跡をそっと撫でながら]
成る程……
私も野戦服の1つくらい残しておけばよかったですね。
逃げたときに全部捨ててしまいましたし。
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