情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[泣き出しそうなナイジェルを落ち着かせようと手を取って己の手を重ね]
…大丈夫、明日にはまた、元気な顔を見せてくれると思うわ?
[どこに居るかは自分にも流石に分からなくて。どうにか落ち着かせようと言葉を紡ぐ]
[見えぬ希望には縋れなくて]
[只][取られた手は温かくて]
[零れる雫に修道女は霞むか]
「ごめんなさい、部屋に、シャーロット、居な、くて
如何、すれば、良いか、判らな、くて」
[きゅうと修道女の手を握り]
薬学に、通じてる人が居れば。
その人に調べてもらってどうにか出来ないかしら。
薬ではあるでしょう? これは。
周りが全て敵みたいなものだったもの。
修道院でも、仕事先でも。
弱音を吐くことすら厭うてたせいもあるかしらね。
[自嘲気味に笑って瞳を伏せて]
じゃあ、そうしておくわ。
使うかどうかは、その時次第。
いつも一緒に居た者が居なくなって、不安になるのは仕方ありませんわ。
…彼女は、シャーロットさんは何か意図があってそうしているのだと思います。
今日一日、待ってみましょう?
[安心させるように微笑んで]
[どう致しまして、と笑いかけ]
そろそろ戻りましょうか。
部屋まで送りますよ。
[立ち上がればまだ座ったままのナイジェルに手を差し伸べて]
薬とは言っても随分特殊な薬ですしね……
研究者じゃないと解らない可能性の方が。
[ことりと呷ったグラスをカウンターへと置いて]
……少なくとも。
私は敵じゃあないですよ。
貴方を殺す気はさらさらありませんしね。
その時なんてこないで、普通に幸せな人生送るのが、一番でしょうに、ね。
[新しく酒を注ぎ足すと笑って。
そのまま酔いが回る頃には何時ものようにカウンターで*寝ているのだろう*]
[頷き差し伸べられた手を取り足腰に力も入らないのかよろけながら立ち上がり、手を繋いだ侭に部屋の前まで来れば不安気に瞳は揺れ、扉を開けるも其処に少女の姿は無くて、ふるふる首を振り震えて修道女へと視線を戻し]
「まだ、戻って、無い」
[心細さにか随分と長い事逡巡した後に漸く手を放し]
「ありがとう、ステラ」
[微か弱々しく微笑み]
まだ、ですの…。
[どこへ行ったのだろう。ナイジェルがこんなにも不安そうにしているのを、シャーロットは気付いているのだろうか。長く握られていた手が放されればナイジェルに微笑を向けて]
どう致しまして。
…シャーロットさんはきっと戻って来ますわ。
気を落とさずに、ね?
[そう告げれば、胸の位置で手を組んで。既に信仰を無くした神に祈りを捧げる。ただ、目の前の少女のために]
[微笑みと言葉にまた一つ頷いて、けれど手を組む修道女に其の表情は不安より驚きが浮かび、未だ濡れた睫毛が幾度か瞬き首を傾げ]
「ステラは、神を、信じてるの」
[問いながら何か違う気がして視線を彷徨わせ、修道女に向き直ればふわと微笑み]
「ありがとう、神は、信じないけど、ステラに、救われた」
なら彼が製作を依頼した研究者でも探し出した方が早いかしらね。
その人なら打ち消す薬も作れるでしょうし。
そんな台詞を言われると、本当に心を許してしまいそうだわ。
…ありがとう、牧師様。
[感謝の言葉を紡げばふわりと笑みを浮かべ]
尤もな言葉だわ。
幸せな人生が送れるかまでは分からないけれど。
…いいえ、信仰は既に捨てましたわ。
[ふるふると横に首を振って]
それでも、何もしないよりは良いかと思いまして。
私が出来るのは、そのくらいですから…。
[少し寂しげな笑みを返して。自分に救われたと言われれば、少し嬉しそうに微笑んだ]
………
[修道女を見詰め首を傾げ]
「ステラの、神も、死んだの」
[其れでも祈る修道女を見た後では問い掛けはまた何かが違う気がして]
「ステラは、さっき、私の、手を、取って、呉れた
美味しい、御飯も、作れるし、他にも、沢山、出来る事、ある」
…ええ、死んでしまいました。
[瞳を伏せて頷いて]
それでも、縋りたくなる時がある。
それが居なくなってしまった神だったとしても。
…ありがとう、ナイジェルさん。
出来ること、見つけますね。
[俯く修道女を不思議そうに見詰め唇はそっか、と動き]
「神は、最初から、見えない、から
信じる、人の、心には、居るの、かも、知れない
死んで、しまっても、其の、瞬間、だけは、ステラの、中にも、居るの、かな
刹那でも、安息が、あると、良いね」
[謝辞にはふるふる首を振り]
「お礼、言うの、私の、方
ありがとう、ステラ、少し、落ち着いた
出来る事、もう、沢山、あるだろう、けど、見つかると、良いね
私も、甘えて、ばかり、居ないで、自分に、出来る事、探さないと」
そう、なのかもしれませんね。
[縋りたい時に、その瞬間だけ存在するのかもしれない。都合が良いようにも思えるが、そう考えるとどこか納得出来て]
落ち着いて良かったですわ。
ナイジェルさんにも、出来ることが見つかると良いですわね。
[自身も安堵したように微笑んで]
では、そろそろ戻りますね。
お休みなさい、ナイジェルさん。
[微笑みと共に会釈すればナイジェルの部屋を立ち去って。そのまま自室へと*戻って行く*]
[もう一度唇に謝辞を乗せ修道女の後姿を見送り、扉を閉めれば静かな室内を見渡し、其処に青の少女の気配が無いのに紫水晶の瞳は揺れ、ゆっくりと瞬き一つ息を零して、着替えもせずにソファに身を沈め少々行儀悪く膝を抱え、随分と長い事そうして少女の戻るのを待っているうちには、其の内に夢へと*誘われるのだろう*]
居なくなった神でも、その瞬間は自分の中にも居る…。
結局、人のエゴ。
…私も、例外ではないのかもしれないわね。
[ゆるりと横に首を振り。そのままベッドへと*倒れ込む*]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新