情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
せめて貴方の最期が安らかでありますよう。
――……エイメン。
[緩やかに胸元で十字を切る。
死への緩やかなカウントダウン。
何処でこの女は最期を迎えるのだろう。]
…………。
[無言で部屋を後にすれば視線は階下へと]
……幸せのあまり死んでしまいそうですね。
どれだけ泣いても貴方が折れてしまわないように。
ちゃんと支えてますから。
[微笑むと頷いて。]
……こちらは、済みましたから。
危なかったら逃げてらっしゃい。
ねぇ、ステラ。
貴女も、此処に居るみんなも、誤解してるわ。
私は何時だって――
――ナイジェルに喚ばれるだけよ?
[鈴の音は静かに響く]
シャーロットが居なくて、寂しくて、哀しくて、壊れそうになって。
確かにナイジェルは泣き続けていたし、手を汚したのは私だけど、僅かでもそう考えてしまったのは――自分の手で殺してしまえばそんな思いしなくて済むって、そう思ったのは私ではない。
ありがとう、牧師様…。
[安堵するようにふわりと微笑んで]
分かったわ。
…彼らは、どうする?
ローズマリーさんはゲームに負けて、死を待つのみ。
残るのはあの2人だわ。
――哀れで優しいセシリア。
[ナサニエルの唇は、音を持たぬ少女のそれのように囁く]
怯えられ、否定し続けられ――
それでもナイジェルの幸せを願って、おまえだけが傷ついていく。
[その面が徐々に歪んで幼さを見せていくのにも撫でる手は止めず
少しは救われたという言葉にふわと微笑んで、手を離す。
ただ少女を見つめる目だけが優しく穏やかで、彼女以外のものが少女を傷つけるなら決して許さないと決意を秘めた瞳で傍に侍る]
じゃあ…シャーロットさんを殺したのは、彼女の意思…?
[そんな、とその場に立ち尽くし。そこまで追い詰められていたのか。あの時、自分の下へ不安げな表情でやってきたとき、無理にでも探しに行くべきだったのか。その時のことを思い出し、そんな考えがよぎる]
……やっぱり笑った顔が一番ですかね。
[くすりと微笑むと2人の顔を思い浮かべて]
生かすも殺すも貴方の自由にして構いませんよ。
とはいっても――殺せるのは精々一人でしょうが。
どちらか、手に掛けたければそれで。
どちらを殺しても、どちらかが絶望に彩られる。
どちらかが欠ければ、どちらかが壊れる。
えげつなく行くなら、ナイジェルさん──セシリアさんかしら。
ナサニエルさんに、再び聖職者による絶望を味わわせることが出来る。
嗚呼…
[永らく呼吸すら忘れていたのを思い出したが如く溜息は零れ、ゆっくりと一度だけ瞬けばそっと離れて行くナサニエルの手を取って、自身の頬へ寄せて自然と緩む口元は其の面にあどけない表情を浮かびあがらせ]
――ありがとう、ナサニエル。
もう、怖く、無い。
[修道女の声へと向ける視線は静かで]
…赤ん坊が捨てられそうだと怯えていたのよ。
冷静な判断も何も、ある訳が無いじゃない。
きっと、自分の意志である事すら、ナイジェルには判らないわ。
ねぇ、ステラ。
私は貴女の口から、貴女が可哀想な人狼で無いと聴いたかしら?
別段にナサニエルが人狼でも構わないのよ。
ただ、人狼に一つだけ頼み事があるだけ。
――どちらも殺さない、なんて選択肢もあるにはありますがね。
……どちらかといえば、ナイジェルさんを生かしたほうが面白い気はしますけど。
貴方が見たい絶望を見ればよろしいかと。
…可哀想な子。
[一言だけ呟けば続いた言葉に]
なら、ここで言ったらどうですか?
私達の中に、一人人狼がいるのだったら。
[最初の問いには答えず、ただそれだけを告げ]
そうね…それもあるわね。
何だかセシリアさんが言いたいことがあるみたいだし、それを聞いてから決めようかしら。
[目の前の菫髪の少女に視線を向けて]
[小さく息を吐き]
下手な同情なんてするくらいなら質問に答えて呉れない?
誰が人狼かで、頼む内容が変わるから、訊いてるのよ。
言ったでしょう?
ナサニエルが人狼だとしたら、無自覚だろうから、訊いても判ると思ってないのよ。
[少女の白い薄い頬はそれでも柔らかく、温かかった。
あどけない表情から伝えられる言葉に微笑んで、頷く]
あぁセシリア、オレもおまえが人狼だとして、それでも構わない。
[セシリアが見るように、ナサニエルもステラを見て]
オレにも頼みごとはある。
言いたいこと――決意と言ってもいい。
口にするまでも、ないことだろうが…
その時が来て、人狼がオレの大事な唯一のものを壊したなら――
どんな手を使っても報復する、とだけ。
[軽く目を伏せて苦笑いを浮かべ]
ああ、もう。
隠す必要は無いわね。
ナサニエルさんは人狼じゃないわよ。
で、頼みって何?
[腕を組み、少女を見下ろすようにして。ナサニエルからも頼みを告げられればそちらに視線を移し]
出来るものならやって見なさい。
それだけ答えておくわ。
[男の言葉にくすと悪戯な笑みを溢し]
常時他者を傷つける危険を孕んで、あんな格好で此処に拘束された人間が、無自覚に人狼ならお笑い種だわ。
誰も解いてくれなかったら如何やって殺せと言うのだか。
まぁ、人狼なら、其れすらも容易いのかも知れないけど。
[続く言葉にぽかんと男を見上げ]
呆れた、ナサニエル。
既にローズマリーがルーサーに殺されているかも知れないのに、貴方まだ生き延びるつもりなの?
ほんとに莫迦ね、莫迦過ぎて、其の莫迦に付き合いたくなるくらい。
[ころころと鈴の音を想わせる笑い声を立て]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新