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[指先に滲む涙は温かかった。
嗚呼、この少女は
純粋なんだ。とても綺麗なんだ―――そんなことを、思う。
ぽつり。伏せた双眸から落ちる涙。
嗚呼。泣いたのはいつ以来だろう。
泣くことなんて忘れて。押し殺していたのに。]
……でも傷つけるかもしれない。
……でも。
傷つけたくない。
[曇った視界を片手で拭った、その時
菫の彼女が紡いだ言葉。たいせつな、あいことば。
ふっと笑みを浮かべ、復唱する。]
ありがとう。――大丈夫。
>>10
[...はぐしゃぐしゃに握り潰してしまいそうになった紙を、ネリーに差し出す。
できればこんな馬鹿げたこと、と笑い飛ばして欲しがっている顔で]
ちょっと…、妙な紙切れ見つけてさ。
興味あるなら、読んでみな。
>>11
[いくらか青褪めた顔で振り向き、ルーサーの顔を見ると瞳だけは揺れる半笑いの表情で]
…いや、あんたに読んでもらうのが早い、か?
難しい字もオレよりずっと上手く…読み間違いなんてなく、読めるんだろうし。子どもの悪戯ならそういう見分けも…
[取らせるままにネリーに渡した紙を、もし読めそうになければとルーサーに渡すべく促しながら]
そう簡単には踏み込んで来ないかしら。
[残念、とでも言うように呟き]
…そっち、何かあったの?
[棚を漁りつつルーサーから感じたちょっとした違和感を口にする]
>>13
[ネリーはナサニエルから紙を受け取るとゆっくりとした速度で読み始めた。]
ええと…親愛なる…犯罪者諸君。
犯罪者!?
[ネリーは思わず誰にでも届く声で大きく声を発してしまう。]
ここに連れてくるまえ…諸君には……を打ったことを…ごめんなさい。 私、学校を全てきちんと出たわけではないので、全部読めないのです。でも、あんまりよくない事が書かれてそうで…
[ネリーは誰を指しているということもなく紙切れを差し出した。]
[青の少女の頬を伝う雫に瞬けば、またはらはらと涙が零れ白い手を濡らしたかも知れないけれど、青の少女が微笑みなぞる言の葉にふわと微笑み、顔を寄せかけ一拍止まり過ぎるは昼間の会話だろうか、逡巡の後に顔を寄せぺろりとあかい舌が其の頬から温かい雫を舐め取り、そっと身を離して立ち上がる様子に倣い自身も身を起こし、頷いて広間へと続く開きっぱなしの扉を一瞥して]
「みんな、心配、してると、思う」
[ネリーが差し出した紙切れを見て。
一度目を通し。……そして、もう一度目を通し。]
……これは……
字は、大人の字、みたいですが……
性質の悪い冗談を……
[呟いた声は少し震え]
>>15
――ひゃ、ぅ?
[顔を寄せられればきょとんと瞬き、次のナイジェルの行為に、思わず小さく声を上げて。少し頬を紅くして、彼女の舌がなぞった場所に手を当てては、ふっと微笑み]
……うん、そうだね。
もう大丈夫って皆に言いに行かなきゃ。
……何かあったのかな。
[ナイジェルの腕を取り、広間へと戻った。]
あの、……ご心配おかけして、ごめんなさい……
もう大丈夫です……
……えっと?
[人々の手に渡っている紙切れ。
彼らの注目が其処に向いていることに、不思議そうに瞬く]
[声をあげる様子に矢張り駄目だっただろうかと不安気に青の少女を見詰めるも、微笑まれれば安堵して濡れた睫毛を傷だらけの指先が擦り、広間へと戻り先程とは違う妙な空気に微か眉根を寄せ、其の中心に紙切れがあるのに瞬き首を傾げ]
「如何、したの」
[使用人が使うような部屋で胃腸薬の入った小箱を見つけ、それを手に広間へ戻る]
少しですけれど、見つけ──。
[広間の雰囲気が先程と違う様子に息を飲む]
…どうか、されましたか?
[ナサニエルやルーサーの顔が非常に強ばっている、恐怖に近い表情とも受け取れるのを見てネリーは深く困惑した。 他の人も集まってくる。
よほどの不可解なもの、理不尽なものが書き連ねているのであろうとは容易に推測できた。]
そんなに…悪いものが書かれているのですか。じゃないければいいのですが…
[彼女らに見せるべきか否か。
判断に迷った挙句、紙をテーブルへと置き]
……性質の悪い悪戯を誰かがしていったみたいですね。
[ここに来る前に打たれた注射を思い出せば表情は渋くなり]
[男の声は震えていて半ば身を崩す様にソファへと受け止められる様子に瞬き]
「ナサニエル、大丈夫」
[首を傾げ気遣う眼差しを向け、牧師が机に紙切れを置くのに困惑し、其方へと視線を落とすも直ぐにふるふる首を振り]
「読め、無い」
[ネリーは一方の手で、もう一方の手首をかばうような仕草でナサニエルやルーサーを見つめていた。]
そんなに、悪いものなのですか?
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