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[部屋は嫌に静かで、サイコロを振る渇いた音と杯を飲む音だけが響く。]
――毒は遅効性。
もし今から飲んでも少しは生を楽しむ猶予はあるけど
もともと楽しみ方なんて知らない――
[はぁ、と甘い息を吐けば、ぞくり、興奮しているようで。]
これだけが、私が生を実感するもの。
[カラリ、サイを振る。]
[修道女の紡ぐ言葉に不思議そうに瞬き]
「良く、判らない、けど....
本当に、優しかったら、私は、誰も、傷つけなかったと、思う」
[――…本心、だったのかな]
………
[くしゃり]
[傷だらけの手の中でホットサンドは崩れ、男の手を握る力は強まり、浮かぶ笑みは甘く艶やかで冷たいか]
そうよ、あの人は心の底から、私を愛してた。
ナサニエル、貴方はナイジェルを傷つけはしないでしょうけれど、あの人を貶める様な言葉は止めて頂戴。
[凛と響く鈴の音を想わせる声音]
随分と買ってくださってるんですね、私のこと。
たまたま薬に当たったのが貴方と私でしたのに。
[盤上のお猪口の中身を一つ、飲み干して]
[一つ。サイを振れば杯を空にして。
濡れた口元を親指で拭うと]
――……遅効性、ね。
もっと早くお会いできていたら。
人生の楽しみ方の一つも教えて差し上げられたかもしれませんね。
[減っていく杯を見つめて]
[女の息を飲む気配に眼を細めた侭に首を傾げ]
ステラは私が怖いの?
ナイジェルに何もしなければ、別に私は手を出すつもりは無いわ。
其れとも――
[にっこりと微笑み]
――お父さんとお母さんが狼なのかしら?
そうかもしれないけれど…。
こうして薬に当たって、共通の目標を持って、話が出来ていたから壊れずに済んだ。
薬に当たってなければ、私はとうに壊れていただろうから…。
貴方とこうして話が出来るのが、楽しかった。
ふふっ、どうかしら。
――教えようとしてくれた馬鹿が一人、いたわ。
あの時はわからなかったけど。
[サイを振れば]
幸か不幸か、ここに来てから気付いた。
私は……これで彼の命を奪ってしまったけれど。
[杯を空け、少なくなった茶盤を眺めて。]
……な、
[少女の手の中でホットサンドが崩れ、ナサニエルの手を握る力の強さに声は上げぬまでも、眉を潜めて彼女を見る。
その顔に浮かぶのは、冷たい笑み]
セシリアか?
[反射的に腕を引きながら、
それでも鈴の音のように響く声色は――甘く艶やか]
ふざけるなよ。
だって、心の底から愛した相手を…
[ナサニエルの瞳は、自分以外の誰かを想い、
その口で貶める事は許さないと語る少女の姿だけを映して]
…傷つけたりするもんか!
そうだろ?
…怖いわけでは、無いわ。
急に変わったから、驚いただけ。
[少女を見据えて首を横に振り]
ナイジェルさんは、可愛い子。
手を出すなんて事、しないわ。
…私を人狼だと思うのは、何故?
牧師 ルーサーは、酒場の看板娘 ローズマリー を投票先に選びました。
そんなにすぐ壊れるほど柔な女性には見えませんでしたが。
[くすりと笑って残り少ない杯を見つめ]
きっとね、私以外の誰が薬にあたっても。
貴方を支えたと思いますよ。
――……根本的には、いい人たちばかりだと思いますから。
……悲しい人ですね。
[さらに杯を空ける。
もう毒はどちらかの体に回ったろうか。]
牧師の真似事初めてから――
自ら幸せから遠ざかる女性の多いことに気付きましたよ。
捨てられる女もいれば逃げる女もいる。
ほんの足元に、幸せは転がってるだろうにね。
[男が手を引くのに別段引き止める事も無く、けれど紡がれる言葉には片眉を上げ、紫水晶の双眸は怒りの為にか揺れ]
あの人は私を愛してるからこそ攫って、あの部屋に閉じ込めて…
でも可哀想に、あの人はそんな事をして愛情が得られる筈も無いと判っていたから、余計に不安になって残るように自分の痕を刻み付けて、そうするしか出来なかっただけ。
他の方法を知らなかっただけ。
[潰れたホットサンドを更に握り傷だらけの手は震え]
貴方に何が判るの!
あの人を貶める言葉は控えなさい!
[男へとホットサンドの残骸を投げつける]
壊れすぎれば…殺すことを喜べば、早々に皆と対立していただろうから。
薬に当たっていなければ、きっと、壊れてた。
確かに他の人でも支えてくれたかも知れないけど…。
心を揺らしたのは、貴方。
他の人では出来ないであろうことをしたのは、貴方よ。
修道女 ステラは、酒場の看板娘 ローズマリー を投票先に選びました。
悲しい――か。
あなたがそう言うのなら――……
[続く言葉は途切れて。]
――ねぇ。
あなたは、生きたい?
[相手の目をまっすぐに見遣り、ただ一言問う。]
…あらそう?
[首を振る修道女を見詰めナプキンで手を拭い]
ステラを人狼だと思った理由は簡単。
ナサニエルが嘘を吐ける程に器用だと思ってないからよ。
まぁ、自覚が無いなら判らないけれど。
カマをかけてみただけ。
[くすと悪戯な子悪魔の笑みを浮かべ肩を竦める]
どちらにしろ、愚かなローズマリーがルーサーと何事かやらかしているでしょうけど。
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