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壊したくないなら…、最初からなきゃいい。
傷つけない?
…どうだか。
今そう言ったおまえも、変わるかもしれない。
この瞬間が永遠にでもならない限り、約束なんて無意味だ!
[双眸を通してその奥までも覗いているような少女の真摯な瞳は、本物の思いやりを、心からの優しさを感じさせる。
もっと肯定的な言葉を――ありがとうとか、オレもお前を壊したくないし傷つける事もないと言いたいとも思っているのに口にできない。
人との温かな繋がりが欲しくてたまらない一方、得たと思ったそれをまた失うのが怖いだけなのかもしれない。
だが今ナサニエルに、そんな自分の胸のうちを冷静に考える余裕もなかった。
恐ろしさにも似た衝動がつき動かすまま、紫水晶の瞳を不安げに揺らす少女を顧みることなく背を向けて、二階へ*駆け上がる*]
「ナサニエルは、ナイジェルを、壊すの」
[駆け去る後姿に問い掛ける言の葉は届く筈も無く]
「怖く、無いよ」
[男の居なくなった空間に唇だけが紡ぎ]
………
[ゆるり瞬き青い髪の少女が待つ筈の*部屋へと戻る*]
――ッ、は。
[部屋のベッドで、其の眸を見開き身体を起こす。
眠りの淵、不意に訪れた、悪夢。
上体を起こしたまま、汗の滲む額にそっと手を当てた。]
白い部屋。四人の部屋。
一人は独り言が大好きな優しいお姉さん。
一人は死んだ魚の目をした頭がおかしな人。
一人は寝たきりの御婆さん。
そしてわたし。
お姉さんは暴れて保護房に入れられた。
魚の人はタオルで首を吊って死んでた。
御婆さんは死んだように眠ってた。
わたしはずっとそれを、見ていた。
[訥々と紡ぐは過去の虚景。
ゆらり、瞳が揺れて。ひゅ、と息を吸い込んだ]
/中/
コアタイムに寝てたらやっぱり凄い差が...(発言数
セシリアはナサニエルさんといい感じだねっ。
ニヨニヨしてやるっ!
セシリア以外の人とまともに関わってないな。
被縁故がセシリアのみ、みたいな。
タイミング悪いかな。昼間は流石に苦しいかも。
ふぁあ(欠伸
――、ぁ
[視界にナイジェルの姿を留めれば
現実的。或いは幻想的。
どちらにしてもその先に安堵。]
いつもソファーだね……
今夜は交代しよう……わたしがソファーで寝るよ……
[眠っているのであろう彼女に向けるというよりは
独り言のように紡いだ。
ベッドから降り、ゆるゆると頭を振って。
ゆらゆら。脳がぐらついているような感覚に緩く瞑目し
ベッドサイドに置いていた錠剤に手を伸ばす。]
[声にか気配にか睫毛が震え覚醒しきらぬ侭に身を起こし、視界の先で少女がベットサイドへと手を伸ばすのに寝惚け眼を瞬かせ、自身の足元へちらと視線を向けるも、目覚め始めた意識に漸く少女を認識し、落ちかけた毛布をそっと掴んでふわと微笑み]
「おはよう」
[唇が挨拶を紡ぎ]
「具合、悪い」
[伸ばした手の先にあるのが薬だとは認識している様子で、心配そうに少女を見詰め]
[視界の隅に動く菫の色。
目を覚ました様子の彼女に弱く笑んで]
おはよう……。起こしちゃった、かな。
[だったらごめんね。と付け加えながら、
掌に、薬を一つ、二つ、三つ――七つ。
洗面所の水道へ、水を求めて歩みながら]
いつものことだから。
薬を飲んじゃえば治るよ。だいじょうぶ。
[何処が悪いとは言わずに、そう言い残して洗面所へと。
錠剤を口内へ放り込み、蛇口を捻って両手をカップ代わりに水を飲む。乾いた喉に、どろりと溶ける感覚が吐き気を誘うが、口元を押さえて堪えた。]
……ナイジェル。傷はどう?
治ってきた、かな。
[備え付けのタオルで口元をぬぐいつつ、洗面所から顔を出す]
[気配で目覚めた割りに問いにふるふる首を振るのは、謝罪は必要ないと言う意味合いかも知れず、少女が部屋を横切りながら紡ぐ言葉に安堵してか頷き、立ち上がり毛布をたたみソファの隅へ置いて、洗面所から顔の覗くのに漸く自身の傷を思い出したのか見下ろして、殆どあかの散らぬ――とは言え前日までの染みは残っているだろうけれど――寝間着の胸元を摘んで眺め、少女へと向き直りもう一つ頷き]
「ありがとう」
[気に留めて呉れた事にか感謝の言葉を紡ぎクロークへと歩み寄り着替えを取り出すと、口許を拭う少女の様子を一拍だけ見詰めて瞬く]
ん。
[ナイジェルの姿を見ては、その服に滲む赤も過去のものだろうと察し、彼女の感謝の言葉に笑みを返した。]
わたしも着替えよ。汗かいちゃった。
[ナイジェルの後ろから覗き込むようにクロークを見て。洋装なんて特に拘らない。今の洋服によく似たワンピースを選んで取り出す。
ふと、ナイジェルの視線に気づいて、小首を傾げ]
な、なんかついてるかな。
[思わず口元に手を当てた]
[首筋も幾らか傷は癒えているだろうと包帯は外す事にして、黒いシャツブラウスと黒い上下対のパンツスーツを取り出し、服を抱え傍らで服を選ぶ少女を見詰めていたが、口許を覆うのにふるふる首を振って、けれどまた一拍は少女を見詰め、自身の口許を指し示し]
「零れたら、舐めては、いけないの」
[首を傾げ問うのは昨夜の男の様子を思い出してか]
[着替えを抱えたままナイジェルの唇を見つめ、
言葉の音は察しても、その意味を汲むのに時間が掛かる。]
舐め、る……?
自分で舐め取るのは別に、行儀が悪い、とかは思わない、よ?
でも手とかで拭った方が、早くないかな。
[相手に対して、という部分の発想が全く無く
どういう意味かな。と不思議そうに瞬いた]
[会話は僅かずれ噛み合わずとも少女の言葉にまた頷くも、困った様子で]
「手、舐めたら、駄目って」
[遠慮がちに伸ばした手は少女の口許を拭うふりをして、自身の口許へと指を引き寄せ、昨夜の所作をなぞってみせ]
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