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…オレも屋敷の中を歩かせてもらうとするか。
結局は厨房しか見なかった。
どこかに一人で横になれるような…客間くらいはありそうなもんだもんな。
見習いメイド ネリー が参加しました。
見習いメイド ネリーは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
[豪華な屋敷の扉が開き、ややもすれば人間の陰がするりと現れたかと思うと、少女の姿が現れた。
少女はエントランスを見上げた。
その刹那、後ろから少女のバランスを崩す力が現れ、少女の平衡感覚を奪った。]
っ…!
[少女は足をもたつかせながら、前のめりに倒れた。
倒れたのは背中を強く押されたからであるのは当然であったが、彼女は素足で両足を金属の輪で拘束されていた。さらに鎖が両足首から伸び、そこには鉄球が尻尾の先のように顔を出していた。]
痛…っ。
[少女は衣服を纏っているのか外見からは分からなかった。 首の下から白いポンチョのようなものを被っており、倒れる時に手で身体を全くかばわなかったことから、両手も拘束されているのかもしれない。]
[エントランスから続く扉を開けると、そこは食堂のようで。
厨房があったようだから食堂があるのも自然なことだろう、と
大きなテーブルのある中を見回して。]
……随分大人数向けだな……
屋敷の規模もそうだが……
其の割には生活感が全くないのも気にかかる。
[調度品に触れようと手を伸ばしかけて――
エントランスホールからの物音に振り返った。]
[少女は鼻で、口で呼吸をしてみる。感覚はしっかりしていると自覚する。
だが両腕はやはり後ろで纏められているらしくまともに動くことを許さない。]
「厨房、あっち?
お腹、減った」
[立ち上がろうとすれば物音と新たな人の気配に身を竦め、手元のティセットが小さな音を立てて、男の声に牧師の去った方へと視線を移せば、神を信じているとは思えないとでも言う様に首を振り、男自身を笑う笑みにか僅か緊張を解き其の双眸を覗いて逡巡の後]
「ナイジェルは、どんな子?」
[言いたくなければ聞き流して欲しいとでも言う様にすぃと視線を逸らし、続く相槌に小さくけれど心底其れを願っている様子で頷いて]
[優雅に紅茶を飲みながら、話にケリがついたかとカップを置く。]
――ナイジェル、でいいのかしら。
名前なんて人物の特定が出来ればいいのだから、
深く考える必要もないわ。
悪かったわね、セシリアって呼んじゃって。
[――『ローズマリー』とて本名ではないのだから。
さりとてそれは口には出さず、広間を出るらしいナサニエルとナイジェルに片手を上げて見送り、自分はティータイムの続きを楽しむ。]
[エントランスホールへと戻れば、何やら拘束されている少女の姿]
……流行りなのか、こういうのが。
[思わず呟いてから、どうしようかと。]
[少女のもとにいくらかの人がやってきた。少女は顔を見上げた。]
はやり…皆様、皆様も集められたのですか?
ここは普通のお屋敷とは違う…のでしょうか?
……まぁそんなところですね。
皆様も、ということは貴方も、ですね。
[顔を上げた少女を見つめながら]
見た感じは、普通の屋敷だと思いますが。
[また新しい客人か、と思えどもソファから立ち上がる気配はなく。
ナサニエルに返答するより前に確認が取れたようで、視線を戻す。
自らの膝に肩肘をついて、ぼんやりと。今回の場合は興味がないというよりはけだるげで、次第に*目を閉じられて*]
[女の問いに一つ頷いてけれど其の様子を見詰める瞳は矢張り怯えが滲む]
「私は、ナイジェル」
[其れだけ告げ直ぐに視線を逸らし謝罪の言葉にはふるふる首を振って、気配の方から聴こえる微かな話し声に瞬き男へと視線を移し、恐ろしくはあったけれど自身の様な状態の者が在るかも知れず]
「見に、行く」
[紡ぐ唇は微かに震えていたかも知れないが、指し示された厨房の方では無く男の後を追う様に右足を引き摺りエントランスホールへと向かい、道すがら弟と聴けば頷いて「そっか」と小さく返したかも知れず、新しい気配にもう一つ頷いて歩み寄り]
「大丈夫?」
[倒れこんだ少女の傍に膝をつき気遣う様に顔を覗いて、それから傍らの牧師へと視線を移し]
「これも、外せる?」
[少女は自分にかけられる言葉を整理し、思考を巡らせた。 自由かつ緊張感を感じさせないことから、アーヴァインの手の者なのだろうか。
そう思考が行き着くと、少女は口をつぐんだほうがいいのかと思った。
言葉を選び抜き、口を開く。当たり障りのないものを選ぶ。]
私みたいな人は…たくさんいるのですか?
[膝に片肘をついて次第に目を閉じていく、行動的と思えたローズマリーとは対照的に、震える唇で見に行くことを宣言してから、言葉どおりに進んでいく少女の動きに意外そうに目を見張って]
ミイラ女は女の子に戻れたけど…
鉄球女は誰が助けてやれるんだかな…
[白い服から尻尾の先のように顔を出す鉄球が、間違いなく金属の輪と鎖で、足首からのびた枷となっていることを思えば、小さく溜息一つ]
あんたみたいな人は…
…鉄球引きずってるって意味じゃなく、この屋敷に連れてこられた奴がって意味なら、たくさんいるよ。
[牧師の言葉に此の侭を望む人間が居るとの思考にすら以外そうに瞬き、少女へと視線を戻せばまた音は零れないのに口を開く]
「此の侭が、良い?
ルーサーは、解けるって」
[男の眼を見張る気配に一拍の思案の後にふわと微笑み]
「貰った、名前、恥ずかしく、無いように」
[少女はうつぶせの姿のままであることに今気づいた。情けない姿を思いつつ、身体だけはなんとか起こす。]
よろしければ、やはり外していただきたいと…
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