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そ、そっかぁ…。
無事に帰ってこられてよかったね。
[「ここはいったいどういう構造なんだろう?」と考え込みつつ]
…てことはお部屋は見つからなかったの?
うん。あのお部屋空いてるかな〜?ってあの部屋目指してたら、気づいたら森だったから〜。
[...は、廊下をまっすぐ行った突き当りの扉を指差した。
普通は迷いようが無い]
[...は、小さく首を振り]
…お部屋まだ見つからないんだったら、一緒に探しに行こっか?
あたしも早くゆっくりしたいし、二人の方が早く見つかると思うよ。うん。
それじゃ、先に宿帳書いちゃうね。
[ごまかすように微笑むと、宿帳にペンを走らせる]
■1.セシリア=ガーランド(24)
■2.本屋の店員です。
■3.歳は騙ってません。むしろおばさんです。
日常を離れて田舎でゆっくりしようというのが最近の夢でした。
…っと、こんなもんかな。
それじゃさっそく行きましょっか?
[再び旅行鞄を引きつつ、ちらりと非常口を見やり]
とりあえずあの扉はハズレだったみたいね。
みたいだね〜。
じゃあ、次はあっちにいこっかなぁ。
[...は、廊下の突き当たりを右に曲がる方向を指差した。そのすぐそばには『←客間 / 大浴場・遊技場→』と書かれた看板]
[...はまだロテンブロに浸かっり空を眺めていた]
はぁ。此処の夜空も素敵ですわ。
あの方は今、何を…
[咄嗟に口を塞いだ]
……。
こんな異国の地に来てまで思い出すのはあの方の事ばかり…。 忘れる為に逃げ出して来たのに。
…また茹蛸になるといけないわ。そろそろ部屋に戻らないと。
[身体を拭き、浴衣を着た]
そうだね、それじゃ次はそっちに行ってみよっか?
[何気なく同意してみたが、すぐそばの看板に気づき]
…いやいやいやいや!
ニーナさん、そっちお風呂!お風呂!
[あわてて左へ方向転換]
う、うん。まあね。
[バスに乗り遅れてさんざん迷ったことは棚に上げつつ]
…うーん、1階は満室みたいね。
思ったよりお客さん多いんだなぁ。
[そもそも客室自体が少ないようにも見えるが]
そうだね、それじゃ2階に…ってニーナさん!そっち下り!地下行っちゃう!
[あわててニーナを引き止めつつも、ふと何かを思いつき]
…そっちは従業員の人の部屋みたいね。
このまま全部の客室を調べるより、従業員の人を探した方が早いかも。
ニーナさん賢い☆
[一人で納得すると、いそいそと地下へ]
うーん、誰もいないね…。
みんな寝ちゃったのかな?
[あくびをかみ殺しつつ廊下を見回すと、一つだけ扉のあいている部屋を見つけて]
あ、この部屋あいてるみたい。
仕方ないから今日一日だけ使わせてもらおっか?
今日だけ相部屋でもいいよね?
なんだかあたしもそろそろ限界…。
[...は、ふらふらと部屋の中に倒れ込んだ。
誰かの部屋だったかもしれないが、*気にしない*]
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