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このローズは基本的にあらゆることに感心・頓着がないので
セシリアのために動けないのが心苦しいよぅ・・・orz
[男の言葉に微か首を振り]
「もう、終ったから」
[説明も無く短く其れだけを紡ぎ、名前を問われれば更に首を振り]
「私は、私だって、シャーロットが、言ってた。
ナサニエルの、呼びたいように、呼んで。」
[時折自身や相手を指差し唇を動かすも、呼ぼうにも声は無く、名乗ろうにも名前も無く、淡々と琥珀を飲み干し冷めていくカップを両の手で包み込み、底に映る淡い琥珀と浮かぶ細かな茶葉の欠片達を眺め、自分とは何処か遠い世界の話でもしているようで、名乗る者達の名を唇だけがぼんやりと紡ぎ、裏のありそうな牧師より、周囲を警戒する男より、優雅に紅茶を楽しむこの女は何者かと、微か脅えた様子で女を見詰める]
………
[最後の一口をこくんと飲み込んだところで視線に気付き、背シリアの方へ視線を向ける。]
私の顔に何かついてるかしら?
[怯えの色には気付いたものの、さらりとそれを受け流す。]
名前……さっきのセシリアでいいのかしら。
反論がなければそう呼ばせていただくけど。
[目を見つめたままそこまで言えば、*2杯目のお茶に手を伸ばす*]
>>163
親切な妖精さんに手をひかれてやってくれば、森のなかにあったのは夢のようにすてきなお屋敷で、かわいそうな子ども達はそこで、みんな仲良くすえながく幸せに暮らしましたとさ…
[絵本の一節のような言葉を静かに零し終えると、悲しそうに笑って首を横に振る]
…まさかね。
そんなうまい話、物語の中だけだ…。
[よろしくと言われれば、軽く頷く]
それでも考えても何もわからないんなら…、そうだな。
何をするにも不自由ない生活ってのを楽しむのも悪くなさそうだ。
>>164
よびたいように、よんで…
…無いのか?呼びたいようにって言われてもな…
[それだけ言って、ローズマリーへと目を移した少女をどう呼ぶべきかと、困惑した表情で少女と同様にローズマリーを窺う]
[女を見詰めふるふると首を振る視界の端、男が牧師を睨みつける様子にカップを握る手は微かに力を籠め震え、プレートにあった名を紡がれれば先程とは比べ物にならない勢いで首を振り]
「私は、セシリアじゃ、無い」
[泣き出しそうな表情で女を見詰めるも其の微笑みに脅えた様子で直ぐに眼を逸らし、牧師の言葉にも矢張り得体の知れぬものを見る色を紫水晶に浮かべ、男の言葉に我に返りちらと窺うも、牧師に向けていたような視線は其処に無いのに安堵してかただ申し訳無さそうに]
「名前、無い、から」
[男の紡ぐ名に左目だけが見開かれ紫水晶は揺れ、必死で否定する様に首を振る]
「違う、違う、違う!
私は、セシリアじゃ、無いの!」
[今にも泣き出しそうな顔で、男の瞳を見詰め普段より口を大きく動かして訴え]
「私は、セシリアなんかじゃ、ない」
[繰り返し机に両肘をつき片側は腫れ上がった顔の傷すら無視してを両の手で覆う]
[傷だらけの両の手が創り出す一人きりの闇に顔を埋めて、唇はうわ言みたいに違うと繰り返していたが、顔を上げれば自身をセシリアと呼んだ女とそして男を、涙で潤んだせいか何処か焦点のぼやけた瞳が見詰め]
「私は、セシリアなの?」
[男の言葉に安堵してか一つ息を零し頷き、紡がれる名前に瞬くも其れが男の名と言われても良く判らないまま、続いて男が牧師へと声をかけるのにふるふると首を振り、自身を指差してふわと微笑み]
「ナイジェル」
[男物の名前だとかは気にした様子も無さそうで、大切なものを抱えるように両の手を胸元に添えて、もう一度唇だけが与えられた名を紡ぎ]
「ありがとう、大事に、する」
[牧師がセシリアと言う名を説明するのに静かに目蓋を下ろし、ふるふる首を振って瞳を開け静かに牧師を見詰めて、目の前の人物に対してではないのだろうけれど、紫水晶は何処か冷たく]
「神は、居ない。
聖なる、名前は、要らない。」
[拾い物と言うのに一度瞬き]
「みんな、アーヴァインに、拾われたんじゃ、無いの?」
[男の混乱した様子を見詰め]
「セシリアが、良いなら、セシリアを、探すけど、ナイジェルが、良い」
[説明は全く意味を成さないのかも知れないけれど、其れ以上の言葉を持たぬのか言葉は途切れ、男を見詰め不意に思い当たり瞬く]
「大事な、名前なら、貰えない」
[セシリアの様子に片眉を上げて]
……然様ですか。
[それだけを呟くと、聖書を片手に席を立つ。
何処へ、と告げるわけでもなく、広間を横切りエントランスホールへと出る。]
……さて。
何がしたいのかは知らぬ存ぜぬだが……
屋敷の中くらいは見せてもらおうか。
[人を殺した、そんなことを言った男もいる。
無論殺されるとはさらさら思っていないが、知らないよりは知っていたほうがいいことも多い。]
[肩眉を上げる牧師を見詰め]
「ルーサーは、神を、信じてるの?」
[席を立つ牧師が音の無い言葉を解したかは判らないけれど、得体の知れない牧師の後姿を見送りながら、唇だけは更に後姿に何かを紡ぐも、届くと思っていない言葉は微か唇が動くだけで、誰にも読み取れないだろう]
「名前は、縛れる、から」
[男の声に向き直れば空のカップへと手を伸ばし、微か手の中で弄んで]
「此処は、怖く、無いと、良いね」
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