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[だだっぴろい広間。其処に少年一人、ぽつん。
並べられた豪勢な食事。やはり一人、ぽつん。]
……お、落ち着かない……
[極上の味も舌が麻痺して感じる余裕もない]
[暫し、歩く。回る。壁。]
行き止まり、っと。
さて、戻るか。
[行き止まりの窓。高い位置。元来た道を戻る男。]
ん、何? クッキー?
甘いもんか。いや、嫌いじゃねーぞ。
[厨房を通りかかる。かけられた声に返す。]
わかった。広間にいってるぜ。
そうそう、昨日のワイン。
料理と良く合って、美味かった。料理も当然。あんたら腕がいいなぁ。流石なもんだ。
楽しみにしてるぜ。
[そう笑った男。広間に向かう。]
さて、今のも娘婿候補ってやつかい?
[後ろについてきた男。尋ねられて頷いた。]
……ふむ、実は結構、人が居るんだな。
いや、気にするな。此方の話だ。一応、俺も「娘婿候補」とやらなんだろ?
ま、クッキー楽しみにしてると伝えておいてくれ。
[一度しまった扉。男は手をかけた。]
[運ばれて来る食事に、給仕の説明]
真鯛のパルパ……カルパッチョ?
……えっと、どちらさま、でしょうか。
[聞いた事の無い単語ばかり]
[目に飛び込んできたのは、見慣れた家具と景色。...は再び自分が広間へ辿り着いたことを知り、複雑な表情で溜め息を漏らした]
……堂々巡りって奴?
[自嘲するように笑みを零すと見えた人影。ゆるりと会釈をして、声を掛ける]
こんにちは…。また人が…増えたんですよね?
よぉ、邪魔するぞ。
今からクッキーが此処に運ばれてくるらしいぜ。
[部屋の様子を見る。瞬く。]
二人とも、「娘婿候補」かい?
[後ろから掛けられる声に、ゆるりと振り向き]
クッキーですか。丁度良かった。小腹が空いてたのでご相伴に預かりたいですね。
[笑みを浮かべ、花婿候補の言葉には、僅かにげんなりした顔で]
いえいえ、違いますよ。私はただ単にこの屋敷の書庫に用があっただけで…。
花婿候補はラッセル君という少年だと聞いておりますが…。
[と言ってから、ん?っと声を漏らして]
ということは、貴方が花婿候補ですか?
あ、はい、ええと、その……
こ、こんにちは。
[まずは茶髪の青年に挨拶を返し]
そ、そんな……感じです、はい。
[真っ赤になりながら、無精髭の男に]
[いまだに椅子を盾にしている]
きっと沢山作ってんじゃねえ?
厨房通ったら良い香りしてたからね。
[言葉に苦笑。]
嗚呼、ラッセルって子には会った。
ちゃんと花婿候補がいるんだと思ったな。
……ま、そういうわけで俺も娘婿候補じゃあねーぞ。
[椅子の影の少年。言葉に笑う。]
あんたも、娘婿候補か。
娘さんはどうやらこの建物には居ないようだが。
[椅子の陰から顔を覗かせる少年に、ふわりと微笑みかけ]
別に私は君を取って喰う訳ではないし…。怯えなくても大丈夫だから…。
[手招きしながら聞こえた言葉に首をかしげ]
という事は?――君も花婿候補に…なるのかな?
[未だ椅子に隠れて居る少年を見て、何故か安堵の溜め息を吐いた]
[厨房という言葉を聞き]
そうですか。きっとパーティーの準備で忙しいんでしょうね。
でも…料理を口にしたら強制的に見合い参加とか言い出されなければいいですけど…。
[部屋の片隅に佇む使用人を横目で見てから]
おや?では貴方も花婿候補ではないのですね。
と、言うことは…
[視線を椅子の少年に戻し、僅かに不安な表情を浮かべ]
まだ不安要素は充分ってことかな…
[誰に呟く訳でもなく、言葉を漏らした。]
[ため息を吐く青年。ふむ、と小さく頷く。]
若しかして、娘婿候補は少ないのか?
[少年の深呼吸。見れば苦笑が浮かぶ。]
そんなに気になるなら、聞けばいいんじゃないか。そこらへんの人に。
[途中、扉のノックの音。バスケットを持って入ってくる使用人たち。]
良い匂いだな。バターの。
紅茶も持ってきたのか。そりゃ嬉しいもんだね。
もっとも俺は酒の方が好きだが、流石にこの時間からは飲めねえな。
[彼らが出て行く。男は見送る。]
料理を口にしたらとか言い出しても、望む者が娘婿になるんじゃねーか? それがいなかったら…半強制になりそうだが。
ま、若しそうだとしたら今更仕方あるまいさ。
[机の上のバスケット。手を伸ばしクッキー一枚。口に入れた。]
[相変わらずの中庭のベンチ。
終わりのない思考を延々と巡らせていたら不意に声がかかった]
んぁ?
――茶会?
んー…そんじゃ参加させてもらおうかね。
茶葉の種類ぃ?
んなの知らねぇよ…じゃあアンタが困るか。
んじゃ、アンタが一番美味いって思うヤツ、頼むわ。
あくまでアンタの主観で頼むぜ?
[旦那様の好みで、じゃないヤツな。
そう召使の女に言い残すと、広間へと歩き出した]
よぉ、お前も娘婿候補か?
[入ってきた男。見る。そう尋ね。]
忙しいのは、娘婿探しのパーティなんだっつーんだから、満足なんじゃねえのかな?
此処の人は。
[少年の言葉。表情。笑いながら。]
[使用人らしき人間が数名。
それとは明らかに異なる様子の男が3人]
[灰の服の少年が怯えたようにも見えたが、首を傾げるだけ]
はじめましてが二人みたいだな。
アンタらは婿の立候補者かね?
[適当に椅子を引き、腰を下ろす]
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