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[ルーサーの返事に黙ってこくりと頷き、広間を出るところでナイジェルに気がつく。
広間から消えていないあかを見てか、眉根を寄せ瞑目する頬にすれ違いざまそっと触れ]
何とかするよ。
すぐに…消してみせるから。
消せないものは、隠すのさ。
…シーツとってくる。
[微笑んで、広間を出る]
………
[目蓋を持ち上げればあかい緑の少女の痕を見詰め瞳は揺れ]
「ネリー....」
[唇は其れ以上の言の葉を紡がず再び瞬いて、会釈する修道女の泣き腫らした顔へと視線を移し、かける言葉も見付からずふるふる首を振り、牧師の問い掛けに答える男を何処かぼんやりと見守り、歩み寄ってきた男にかけられる言葉と微笑みにまた目蓋を伏せる]
「行って、らっしゃい」
仮令、セシリアだとしても....
今、みんなに話せば、殺意を向けられるかも知れない。
其の時に、セシリアを抑えれるか、判らない。
[階段を上がり、使われていない部屋を求めて足を踏み入れたのは、まだ開けたことがなかった扉。
そこはバーカウンターだった]
ベッドはなさそう、だな。
ん……ローズマリー。寝てる、のか。
[そこにソファの血を覆い隠す布はなくとも、喉が渇いていた。
瓶の中身を注ぐのももどかしく、酒か水かもわからぬそれを直接口を付けて飲み落ち着いたナサニエルの目に映ったのが、グラスを持ったままカウンターにもたれかかるローズマリー]
具合でも、…いや。
…そんなことは言わないわ。
昔の夢を見たから、気分が悪いの。
修道院に入った時の、夢。
[昨日のことかと思い至れば若干頬を染めながらも否定して。どうやら泣きはらした眼の原因は夢のようだ]
[もしネリーやシャーロットのことを知っているなら、飲まずにはいられないかもしれない。
ナサニエルはローズマリーを酔いの中で眠らせた物思いを、そんな風に想像して。それから思う]
薬はもう…使ったろうか。
[使ったとしたら、誰に?
…それが少女にで、悪い結果が出たなどと、そんなことを彼女が言ってしまったら?
――だがどちらにせよ、死んでしまえば何も言えないのだ。
バーカウンターの部屋に、今は眠るローズマリーとただ二人きり。
瓶を持つナサニエル手が少し震える]
……嫌われたわけではないようで。
[くつりと笑うと肩を竦めて]
……昔の、ですか。
それは……ご愁傷様です、かね。
よく冷やしておいたほうがいいですよ、眼。
それはそれで可愛いですが。
ネリーさんも、シャーロットさんも、死ん、だ。
どうして、2人が…?
[ネリーは人狼が殺した。昨日傍に居て目を離した隙に。でもシャーロットは? 彼女も人狼が殺したのか?]
人狼は、一度に複数の人間を殺せはしないのではなかったの…?
[俯いたまま顔を覆っていた手を額に移動させ]
……わかりません。
殺せないはず、ですが、ね……
アーヴァインの伝言が出鱈目だったのかもしれません。
[戻ってくると肩を竦めて。]
……紅茶でも入れましょうか。
食事は……食欲があるなら用意しますけど。
…風邪ひくなよ。
[その部屋にあった膝掛けを肩にかけてやり、危なっかしくローズマリーの手に握られたままだったグラスを、カウンターに置いて。
ナサニエルは部屋を出、次の個室でシーツを見つけるとそれを持ち、広間へと戻った]
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