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……年寄りをあんまりからかわないでくださいよ。
心臓に悪いですから。
[グラスの中身を舐めると苦笑して。]
物事の定義というのは、難しいですよ。
人が決めるのですから。
善か悪かの境目すら、ね。
人が決めたルールに則り、人が判断する。
これほど不確実で不完全なものもない。
[揺れる琥珀色の液体へと視線を落とせば、口角を上げて]
そんなに弱い心臓をしてるようには見えないけれど?
[からかうように笑って]
不確実で不完全でも、人は基準となるものを欲す。
自己を正当化するために。
基準内に居れば、己は安全だもの。
そしてそこから外れたものを咎め、排除する。
外れたものが正しいものだとしても。
全ては人のエゴから生まれるのね。
善も悪も全て。
そして悪に類されたのが…私達。
[だからと言って己を善と思っているわけでもないが。賛美歌を弾くその表情はどこか*無表情であった*]
<中>
赤4000なんて使い切れないわ☆
表も抑え気味だから使い切ることは無さそうねぇ…。
他に飴食いさんが居そうだからその方がいいんだろうけど。
……これでもデリケートなんです。
[軽く肩を竦め。
ステラの言葉に目を眇める。]
善も悪も。
そもそもこの世界にはありませんからね。
人が勝手に作り出し、具現化したものです。
より誰かに都合の良いように。
[空になったグラスをカウンターへ戻す。
善いとされた行いも。
やがて時代が移ろいゆけば悪とされる。
都合の良いように歴史は改竄されて。]
……馬鹿馬鹿しい。
[アルコールで濡れた唇を親指で拭い、呟いた。]
[空になったグラスをカウンターの向こうに入って洗い。
元の場所に戻すと、静かに扉を開け、外へ出る。
漏れ聴こえる賛美歌に瞑目すると]
……ここに来てまだ外身を取り繕う意味は、何だろうな。
長年染み付いた習性みたいなものか。
[自嘲。
リノリウム張りの廊下の軋む音だけが、辺りを支配する。]
待って!
……痛ッ!
[思わずネリーはベッドから転げ落ちてしまっていた。強い衝撃を受けて意識を現実に戻す。]
ああ、そうだ、私ここで寝てたのよね。
[強い夢でも見ていたのだろうか。夢かうつつかを確かめるように、はたまた腕時計を見るかのように自分の手を見る。手足には白い包帯が巻きつけられている。]
アーヴァイン。あの人はいったい何を…
[部屋の少し隅には紫水晶の瞳をもった少女がいた。軽い運動ならできるかもしれないほどの大きさを持つ部屋だったが、行動範囲は小さいほうが好み、と感じさせるほど小さな場所に彼女の領域はまとまっていた。
窓の外をのぞく。この屋敷以外に人工的な手が加えられたものはあまり見受けられず、やはり俗の世間からは切り離された場所ではないかと思う。]
やっぱり…簡単には抜け出せそうにないわよね。
たとえばこの窓…なんとなくだけど、ここから抜け出るのを試みたりすれば窓の縁が刃物になって襲いかかりそうだもの。そんな予感をさせるくらい、頑丈そうだわ。
迂闊に出ないほうがよさそうよね。
/中/
何!?
セシリアは今何処に居るの!?
部屋?広間?
部屋だと思ってたにゃー。
えーと、RPどうしよう。
そして眠い。
/中/
ぶっちゃけセシリアが非常にラヴいわけですが。
シャーロットは普通にお友達キャラだよねorz
先生、百合ログはまだですか!!
[ネリーはキッチンらしき所へ向かった。漫然と食材を置いてあるだけなのだろうかと思ったからだ。
しかし確かに漫然さの感じられる倉庫だったが、多少は精をつくせばよいものが出来るのではないかという考えが脳裏に浮かんだ。]
割とあるじゃないの…これならシフォンケーキだって目じゃないかもよ…でも。 ナイフや刃物が異様に多いような感じもするのも、少し*気味が悪いわよね*
*/
先生。
占い師ネタが全く思い浮かびません。
人のために何かするということがまずないので。
霊能者やりたかったなぁ・・・。
↑じゃあ何故ランダムにしたんだ。
[シャワーを浴び終わってからクローゼットを開けば、ステラらが言った通り自分にぴったりと合うサイズの服が並んでいた。]
ふぅん……。
[これだけあればいかに清潔な人間でも暫くは服の替えには困らなそうだとぼんやり思い、適当に服を見繕う。その中から襟付きの白いシャツと、腰の辺りで絞るタイプの茶色いフレアスカートを選ぶと、手早く着替えてベッドの方へと移動する。]
元々着ていた服はどうしようかしら。
[口に出してはみたものの、さして迷うこともなくクローゼットの一番端に吊るす。屋敷から出ようとか、そういった考えも今は持っていないのか、部屋を調べるでもなく窓辺に立ち、空を眺める。]
*/
アーヴァイン 1回 残1469pt
突然死対策はバッチリね☆
とかいらんこと考えてんと何かネタネタ。。。
[お世辞にも良い天気とは言えない――むしろ薄暗い空の、微か夕焼けの赤みがわかる程度の眺めに一つ、ため息を落とす。]
自由に過ごせ、というのが一番困るのよね。
することなくて。
[くるりと窓に背を向ければ、個室内でも楽しめるようにかティーセットが目に留まる。紅茶の茶葉も結構な種類があるところを見ると、主も紅茶が好きなのだろうか、などと首を傾げ。]
んー……どれにしようかしら?
[心なしか楽しそうに茶葉を見比べると、キャッスルトンのセカンドフラッシュを手に取り、じっくりとその味わいを*楽しむ*]
[二人の部屋。
紫の君・蒼の君。何処かで見た双児の人形。
蒼は窓際で溜息をつく。
門に閉ざされた豪奢な屋敷。未だ現実感が湧かない。]
ナイジェル……
[ぽつりと少女の名を呟く。
その名を言葉にすれば、何処か安堵感を抱く。
弱く笑み、ソファーへ腰を下ろす。
長袖の青のワンピース。ショールを羽織り直し。
ワンピースの袖を捲って、白い痕の残る手首を、
指先でなぞって。]
……
[ポケットの錠剤を、とん、と服の上から確かめて
*す、と目を伏せた*]
[一人のティータイムも終わり、小さな鞄から薬のようなものが入ったケースを出す。が、昨晩ワインを零したこともあってかなんとなくまた元の位置にしまう。]
また失態をおかすのも、ね。
[小さく呟き、状況が動いていないか広間へと。]
[一通り2階を見てまわり。
特に他に目新しいものがないと分かるとゆっくりと1階へと降りる。]
……罪人ばかり集めた割には静かというか。
そもそも男が少ないから、か……
[刑務所にいたころよりはいくらか。
特に揉め事も少ないな、とホールを見渡して。]
[閑散としたそこへと辿り着けば、何となくソファに座るのはよして厨房へとまっすぐ入る。おなかが減っていたわけでもないけれど、水道をひねり、ぼんやりと佇む。]
――丸二日も経ってるけれど、イマイチ進展もないわね。
[自ら必死に捜査しているわけでもないので当然と言えば当然のことだが。]
情報を持って居そうなのは誰かな。
ルーサーさんかしら?
[漠然とそんなことを考える。]
正直館内の全てを見て回れるほど細かくないのよね。
面白い事実でも見つかるのなら話は別だけど。
[単なる貴族の道楽ならば面白みなど全くない。]
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