[目の前で痛みに転がりまわり、少しでも俺から逃げようとする半死半生の少女。その惨めな姿とネグリジェの間から見える白い肉に喉が鳴った。
俺ははいつくばって逃げようとする少女の髪を掴み、仰向かせて真赤な首に唇を寄せた。
そしてもう片方の手は脇腹へと伸び…腹を抉った。
生きながらゆっくりと腹を抉られ、それこそ恐怖と苦痛に絶叫が響いた。
兄を食ったときもこんな感じだったろうか…
ユーインは死んでいたから喰われても痛くなかったろうけども
ぐちゃり、と音を立てて肉を食んだ。
若い肉は柔らかく─そして美味かった──
胸から下の内臓を喰い散らかし、気が済むまで弄んだ後、もう用はないといわんばかりに死体を放置し、何事もなかったかのようにバンクロフト邸への道を歩いた。
あぁ勿論途中手と顔の血を落とすのは忘れずに─*]