そう…。あなたにまで体調を崩されたらどうしようかと思ったわ…。[ギルバートから帰ってきた答えに、ほっとした表情を浮かべながら]昨日の事は…謝らないで。だって、あれは私が…[と、言いかけたその時、煙草の火で火傷しかけたギルバートの声が聞こえ]あっ…だっ大丈っ痛っ――[思わず駆け寄ろうとしてバランスを崩し、痛めていた左足に体重を掛けてしまう]