>>1097
……わかんねぇから聞いてんだろが。
[不満たらたらの口ぶりで言うものの、顔を背けられればそれ以上問い詰めるでもなく。
血に染まった鏡の破片を拾い上げての、ラッセルの言葉にはっとする]
…そうだった。
[コーネリアスに振り向き、歩み寄る]
大丈夫か、コーネ?
[赤い目で痛みでも感じるか指を気にする友の頭を気遣うように軽く撫でてから、彼の腕の中で意識を失ったままのソフィーを覗く]
だな、ラッセルの言う通り保健室が片付くまでお前外にいろよ。ソフィ先は俺が運ぶから…
[言うなり運ぶべくソフィーの体の下に手を差し入れる]