教官だからとか、そういうのは関係ねぇ!
俺だって証人になってやるし、いざとなったら手伝うから気の済むまで…
[更にラッセルに言い募るナサニエルの前、横切る影が一つ。常にそうであるように落ち着き払った声色で一声かけてから、すたすたと窓際に向かうネリー]
………。
[思わずぽかんと目で追ううち、ラッセルの声が耳に届いた]
>>1090
個人レッスンの一環…?
わざわざこの糞狭い保健室で、鏡の破片なんていう冗談みてぇな…それでいてしっかりお前を血塗れにできたろうシャレにならん凶器使ってか?
…はぁ。
[呆れたように頭を抱える]
そんなバカっぽい事やらかすたぁ、予想してませんでしたよ。
[押し当てた手の隙間からラッセルを覗き]
「それに」……何だよ。