あ、アーヴァインさん。あそこの彼女がこれアーヴァインさんに、って。[にこやかに人ごみの中を指差して]はーい、いってらっしゃーい。祭りの後片付けは手伝いませんからねー。[ぶんぶんと手を振って人ごみの中を掻き分けていくアーヴァインを見送ると]さーて、僕も帰ろうかな。[はふっと白い息を吐き出して。この数日を思い出したように小さく笑うと、帰路に*ついた*]