[頭を雪に押し付けられて仰向けになったまま、カミーラが去っていく雪を踏む音を聞きながら]ははは…。[呆けたように小さく笑いを漏らす。やがて足音が聞こえなくなると、ぽつり]言えるか…あんなマジな場面で…。やっぱり赤くなったカミーラは可愛いとか…なぁ…?[すっかりと冷え切った身体に、それでもぽつりと火が灯る]ああ、これは…。[いのちの水だ。...は、しばしその感覚を楽しみ。やがて勢いをつけて起き上がると、ソリを曳き、滑るような足取りで集会場へと向かった]