[扉口を抜け天賀谷の私室内へと入って来た、さつきに頷く]…そうです。そのように言っていました。そう言えばさつきさん…あなたもずいぶんと紛らわしいことを言っているようにも俺には思えたが…、結局は違うのだな?……別段、天賀谷様を殺めた屍鬼を知る手立てを……知っている者というわけではないんです、ね?