わからないっていうのを同じ理由ってくくっていいなら、そういうことになるな。
[同様に慣れてるのかもしれないと呟くネリーにちらりと目をやるも、それには何も言えず続いた言葉にのみ軽く頷き、ステラには]
…何かろくでもないことでも強要されるってんじゃなきゃ、オレだって満足どころか感謝すらしてやっていい。
天露凌げる以上のご立派な屋根、腹どころか心も満たす飯が期待できそうな、タダ宿だぜ。
そりゃあ、尼さん。
あんたが居たんだろう修道院に比べりゃ、比較的ってか…自由どころの話じゃねぇもんな。
[それから毛布に包まれたネリーの姿に、あれじゃあ元々着てたポンチョみたいな服と大して変わりやしないと笑っていると、降りてきたローズマリーに]
よう、上にはいい部屋あったか。
…今ここに居る奴を合わせりゃ、6人ってことになるね。