人の命を代償としても、その先にあるのが"正義"であるならば、神の御心に沿うのならば……。[強い語気の男に対峙し、シャルロットの口調も僅かに強まる。]死には、相当の価値が存在するのですわ![刹那、およそ人とは思えぬ速度で久仁彦との間合いを詰め、背後に回りこむと手にした水の短剣を首筋に当てがった。]さあ……楽園へ還りなさい!![そのまま、ナイフに力を込め……。]