>>234
[振り向きざま尋ねていると、ラッセルも窓枠を乗り越えて外へと出て来ていた]
お…珍し。
[赤い髪が風に靡いていた。
いつもは自分が人に言われるように、猿みたいだなと笑ってやるのは止めて置いた]
気持ちいいだろ、土踏みしめんのも。
[にっと笑って、靴を放り投げ側転などして遊び始める。
僻むな、という声が聞こえて]
…まぁな!俺には出来てもお前には中々、できないだろうしなこういう事!
[やや距離ある場所から叫ぶように。
逆立ちしたまま庭を歩き回っているかと思えば、たまにそのまま飛び跳ねたりしているのだった。
だから最終選考に残るのが一人と言う事を指す言葉は、聞こえたかどうか]