[順調に滑る雪そりを引きながら、...は外灯がほのかに滲む集会場の前に辿り着くなり、小さく溜め息を吐く]…大丈夫。男の人は怖くない…怖くない…。[呪文のように繰り返すと、店を出てきた時よりはるかに増えた荷物を見て肩を落とし…]みんな、お人好しなのかなんて言うか…。食べ物を貰うのは嬉しいんだけどね。運ぶ人の事って全然考えていないわよね。でも、こうして居たって片付くわけでも無いし…。[諦めたように一息吐くと、まずは店の主から受け取った袋を抱え、集会場のドアをそっと開けた]