別にあんたに可愛いとか言われても嬉しくないわ。[彼らしい無神経な言葉にじろりと睨むことで返す][自分の問いに対する二人の答えには何も言わず。 ナサニエルに逆に問いかけられて、同じ瞳の色の少年をまじまじと見つめた。 少し考えて、口を開く]あたしはずっと、いつ終わるんだろうって思ってた。人がどんどんいなくなって、何人になったらこれは終わるんだろうって思ってたわ。誰と一緒になんて……思いつかなかった。[最後の言葉は嘘。 もうここにいない人の名前を告げても意味はない]