[いつもの洋服からバーテンダーのような服装に着替え、手にはグローブ、足にはグローブと同様に紋様が入った鉄板がついた靴を履く。長い髪は結わうことなく長く垂れ下げ、耳にはサファイアのピアスをつけて]
随分と居るもんですねぇ。
簡単な仕事かと思いましたけれど、なかなか骨が折れそうですわ。
[漂う浮遊霊を無造作に殴りつける。殴られた浮遊霊は瞬く間にその場から消える。その様はどう見ても浄霊ではなく除霊だったが]
でもこのくらいなら解放は必要ないかしらね。
[瞳からは色が消え失せ、薄く笑みを浮かべると一匹一匹確実にしとめていく]