しまった、用心して少し距離を置き過ぎたか。
[そう思いながら周りを見渡すと、「魔女の館」と言う店が見えてくる。
入り口の窓から、不意に窓をのぞくと見たことのある人物がいた。
令呪が反応し始め、慌ててその場を去る。]
ありゃあ、あの夜に会った女じゃねぇか。
こんな所にいたのか。
[あの恐ろしいサーヴァントも傍にいるとなると、迂闊には近寄れない。
その場を後にすると、遠めに見失った女性を見つける事が出来た。]
お、いたいた。俺のかわい子ちゃん。
[ケネスは手をすり合わせると、尾行を*続ける事にした。*]