― 商店街・昼 ―
[後をつけていた時、令呪が反応するのに気づく、周りを見ると、つけている女に声をかけようとして、去って行った人物に気がついた。]
あいつ、もしかしてマスターか?……
[周りには人が多く、確定したわけでは無いが顔を覚えておく。]
彼女が仮にサーヴァントでも、マスターに会った時に人通りが多けりゃ大丈夫だよな……。
逆にいえば、人通りの無い所までつけるのは危険か。
令呪が反応して、その場に俺しかいないってのは避けたいぜ。
[もし人気のないところに入ったら撤退しよう。
ケネスは*そう思っていた。*]