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[左手の中の指輪を、じ、と眺めてなくさないように、と左手の工具の入っているスペースへと仕舞う]
このメガロポリスが、元に戻るといい。トビーが、死ななければいい。
全部元に戻って欲しいなんて、唯の我侭だけど。
トビーがいなくなったら、Kotも悲しむんじゃないかな。
あたしも、寂しいけど。
[下を眺めて、祈りをささげる様に目を伏せた]
[地上に向けたライトブラウンの瞳を大きく見開いたまま──セシリアは、崩れるようにして座り込む。
足元には、遠く、己がもたらした破壊の跡──。
電脳<Utopia>が、現実<Mundane>に混じる光景。
多層に重なり合いそして混じり合う──1つの都市の全貌。
────白い渦の中、浮かび上がってくるものは、]
ゴーストが見えます、メイ。
あれは、mortal──?
[セシリアが、柱の間と共に破壊したケネス・J・ウォルフォード。]
『‘Ύπνος(ヒュプノス)の解除まで後10秒です。』
series-Alchemyだけで足りるかい?
『ak-ib、天使の獣、名無き獣達の使用を提案します。』
[空中に浮かぶのは幾十の書物]
よし。やろう。
[Hypnosの電脳空間遮断を解除した一瞬のうちに、Megalopolis周囲から急に現れたように視えたのは、量産されたAI達や複製されたPGMの攻撃。愚かなるものに対して行われる攻撃は苛烈。対してMegalopolisの内側/12の方向でそれらを押しとどめるのは珠玉のAI/PGM達。負荷がかかっているのか、ギリギリと左目が狭められる。]
[上空では白い渦は、更に高く……円錐の孔が開き始め、種々に光が入り乱れる。
何時の間にか、菫色の空は輝きを増してきていた。]
[セシリアの声に瞼を持ち上げると、粉塵と光の中に、ぼんやりと何かが見えた気がした]
ケネス? おいちゃん? どうなのかな。
もし、Utopiaに潜ってる間に体をやられてしまったのなら、Utopiaでは生きてたのかもしれない、けど――。
ほんとはまだ、トビーにデータを渡してよかったのか、考えてる。
それで元に戻るなら。
良かったって本当に思えるんだろうけど。
体がなくなっちゃったのは、どうしようもないかもしれないね。でも、おいちゃんなら義体とか都合できそうだし。
ここで起きたこと、覚えてなくてもさ。
[円錐の孔は更に広がり、空白そのもの。
コズミックな闇と輝き。]
[Alchemistは、二つの蛇と翼在る杖――Caduceusを強く掴むと、その空白へ向かって投擲した]
[投擲した杖は、その姿を変え――黄金の輝き/紅玉の尾を引く流星となり空白を貫いた。空が一面の薔薇色に輝き、全ての電脳領域がその光に触れた。
そして――都市に現れる白い靄。
それは記憶。
それは過去/現在/未来という時間がない記憶。]
mortal。先に向こうへ――
ボクはこの力を使い、改変する――
[銀色のタクトと成ったソレを、影に向けた]
全ての創作物は鎮魂の矢に貫かれる。
[黒き靄の矢を放ち、返すタクトで空を指した]
『後は、貴方がどこまで負荷に耐え知識を地上に解放するかによります。』
[攻撃を受けているらしい、のがわかって、辺りを見回す。360度見渡せる船内からは、その様子がよくわかった]
んもう。邪魔な攻撃なんだから。手伝うって言っても何手伝うのかよくわからないけど、やれることがあればするのに。
じっとしてるの、性に合わないんだよね。
だからと言って、あの攻撃を止められるかって言うと、自信ないけど!
でも、今回のボクが出来るのは此処までのようだ。
それに、弟子達の課題を失わせるのも忍びない。
[哂笑し双眸を瞑り、――穹窿を仰ぎ見た。]
≪May.犯罪者になりたくないなら、でしゃばらないで欲しいものだね。尤も、この次の時点に犯罪者という扱いがあるかどうかは分からないが――≫
[Prof_A_LD1330.1550に静かに響く声]
[空は鮮やかに薔薇色に――薄いpinkに染まっていた]
[カプセルの内側で眠るKot。
すこしはだけた布の内側──器を示す痣が、空の色とわずかに同期している。薔薇色。]
──黎明の薔薇色 でしょう か?
Master、メイ。
[次の瞬間、穹窿で超新星爆発が起こり全ては光に呑み込まれた。その光の中、無音の中、白き靄は都市の形に揺れ物質としてのその形を取り戻す。周囲を覆うAI/PGM達の姿は消え果て、画して世界は何事もなかったかのように朝焼けの中、姿を現した――。]
[セシリア達を乗せた機体は、光に埋もれるメガロポリスのはるか上空。白い小さなドット。ただ、世界の変革を──見守るのみ。]
──…メイ
これは、
[時空を超えて新たに生まれなおすかのごとく、姿を現した都市にセシリアは言葉を失う。]
『変革の力。世界を革新する力。
Кот переулка шарлахаの血縁者も求めた力です。』
[静かに補佐AIの声だけが機内に響いた。]
[機内に補佐AIの音声が響く。
ライトブラウンの髪に鮮やかな朝焼けを映し、スローモーションで、瞬き。そして、目蓋を閉じる。]
[世界を革新する力。]
──どう、変わるのでしょう か。
不思議と今は、何もおそろしく無い。
[変革]
[そのまま、セシリアはメイに手を差し伸べながら、完全な休止モードに移行した。]
【Alchemistとは、きっとまた出会う】
[今はカプセルの中で眠るのAlchemistの愛弟子──Кот переулка шарлахаが目を覚ますとき、セシリアもまた新たに*生まれ変わるのか*。]
[流れ込んでくる声]
そんな脅しは、今更通用しないんだから。
でも、あたしがそうした言っていってもこれってば開いてもくんないし。
[空が、世界が、薔薇色に染まり、そして――]
[一瞬の、 白 ]
[その後姿を現した都市の姿に、息を飲んだ。機内に響くAIの声]
……。
変革の、力。とか、世界を革新する力とか。
それくらいの力なら当然本人も生き残ってる、よね?
また、会えるのを、待ってるから。
[眼下に広がる、メガロポリスを見下ろしながら、セシリアの伸ばした手に自分の手を重ねて、手の中にある指輪をぎゅっと*握り締めた*]
『現在、緑の獅子/AlchemistとのLinkは完全に切断されており、その痕跡は世界に残っていません。変革時、Alchemistは私をProf_A_LD1330.1550に圧縮送信し、世界の形質は紛う事なき光に触れました。』
『現在時刻はEast-Megalopolis "21" 標準時間5時24分38秒です。Gameは終了しました。』
『*これより、世界に帰還します。*』
The Cult War 2
Dat Rosa Mel Apibus
朝焼けに零れる叡智の滴
Music:Silent or Your own Love Music.
Location:East-Megalopolis "21" Mundane Utopia & Astral.
THANX:Read Only Member. and Very thanks Master asbntby.
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