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『Micky・J・Rogue。』
『貴方の無数の黒き十字架。罪の一つ。』
ああ。分かっている。
ボクもあの時は若かった。
[鋭利な刃を思わせる呟き]
[しかし苦笑いする形から、一文字を曲げるような笑みを浮かべ。]
「解の先」
世界を革新する力。
叡智とでも言えば良いかな――。
人が見つけ人が恐れ人が封印したもの。
嘗て封印された時、未だ人が手にするには早いと言われていたとも言うね。
―― 星幽界<Astral>
カテドラル・オメガ ――
想う……?
[分からない、というように亡羊とした表情を返す。生死に関るドリスの言葉には、やはり分からないというように黙っていた。]
[カテドラルの壁面から染み出すように、ステラの側へ白い影が増える。
影は、長椅子に腰掛け、ステラの姿を膝に抱くようにした。顔つきは靄がかかっているように見て取れない。]
自ら作り上げた――か。
ボクは数年前。
Utopiaの大海にて、memento moriを見い出した時、
太古の海が生物を生み出したように、Utopia自身が生み出したのかとも推測したよ。
太古の海自身、完全なる己で産み出す事などありはしなかったというのに――。
『ヒトではないあなた達が何かを思うとすれば、それはプログラムされた範囲の中のこと。
それを外れた場合バグと呼ばれるでしょう。』
[ステラを通して、影は喋る。*]
『尤も、私の作ったこの子……この子たちはそもそも何かを想うようには出来ていないから、君の質問に答えられないのは機能上の問題なんです。申し訳ない』
『ところで。
どうして君たちは、0と1の狭間と言うべきこんな所で語らいを持つことになったんでしょうか』
で。
トビーは、不可侵領域に到達して、何がしたいの? そこに何があると思ってるの?
何もなくても、そこに到達することに意味があるの?
わざわざ悪趣味なゲーム主催して。
自分の弟子の命も奪って。
メガロポリスの心臓とも言うべき人の命を屠って。
最後のは本人が望んだことだとしても。
まるで、メガロポリス自体、あなたの箱庭みたいに。
[“marginata──真実の樹”
黒い十字の枝に、11の歪んだ流線型の紅い果実を付ける植物の名。
それが、セシリアの所属する教団の名。
枝先は、鉤爪のように切っ先をのばし、折れ曲がったまま、英知とも、真実とも、異なる果実を結んだ──。
──ただしき、死をもたらす──それだけを。]
[Alchemistをじっと見つめていたセシリアは、睫毛を伏せる。]
【──…メイ。】
【メガロポリスは眠っている。】
【眠りはまだ、死では無い。】
【死をおもいながら、ただ、眠っている──】
[その言葉をメイには告げない。]
学生 メイは、牧童 トビー を投票先に選びました。
救い。或いは贖罪。
ボクもここまでの破壊が起こるとは思っていなかった。だけれども、此処まで破壊が起こっているなら――この都市に速やかな【死】を与え、死の乙女の性能が如何程のものか知るのもとても興味深い。
[呟くように]
落ち 来たる 新たな次元
幾多の神溢るる領域の
叡智の雫をこの大地に与えたいだけだ
そこに何があるか 本来であればmortalが踏み込む筈だったが――……こうなっては、ボクの望みは変革それのみになるだろう。
「分かっている。
ボクもあの時は若かった。」
[目の前の人物に取っては、それは過去なのだろう──セシリアや彼女のMasterに取っては、まだ現在であったとしても。
焦れるのか、PGM同士の軋み。
Masterには、あるいは己には到達し得ない。と、薄々ずっと気付いていたとしても。セシリアを統制するPGMが、Alchemistの言葉によって新たな情報に上書きされて行く。
それは、それまでこれこそが自分だと認識してたものが崩壊し、領域が再設定されて行く、衝撃。苦痛。]
──…ッ!
ァ、Alchemist──!!
memento moriも、貴方が引き起こした事件のひとつなのでは無いのですか?
【不可侵領域を内側に持つ事等、夢だ──】
[セシリアはその場で、手のひらの黒十字を握りしめ、しろい腕に血管を浮かせ苦痛に耐えながら、膝をつく。]
文学少女 セシリアが「時間を進める」を選択しました
[冷たくAIを見下ろす]
[凍える][絶対零度の眼差し]
[ナノマシン群体である緑の獅子/Alchemist]
[機械の身に生身の温かさなどはない]
memento mori。
それこそは、あの女が作り出したPGMの一つ。
【Eu-Thanatos――正しき死…勝手なる安楽の死】
正しき死を得るが為のもの。彼女のスタンスはとても興味深く、彼女の計画が実ったとしてもボクは拍手を送っただろう。事実、此度の事も結果としてはそれに近しいものを与える可能性がある。
ボクは舞台を整え、既にUnderに放流されていたソレを抱き上げ、最愛なる一体のAIの組み込んだ。
今回の事件は正にボクだが、memento moriの事件については――否定(ネガティブ)だ。
Micky・J・RogueのAIが
そのような苦痛を感じている事に、狂喜を覚える。
何故ならば、あの男はボクを勝手に解釈し、
あまつさえ「死のみ」を齎す教団を作ったのだから。
スタンスとしては素晴らしい。
だが、ボクを勝手に解釈しないでくれたまえ。
黒き十字は、幾重にも重なる罪でしかないのに。
んもう。
人の趣味をどうこうは言いたくないけど。
事がうまく行って、そんな風に嘲る様に笑ってるの、気分悪い。
やっぱり、その嗜好、どうにかした方がいいよ。
[きゅ、と手を握り締めた]
学生 メイが「時間を進める」を選択しました
[「死のみ」を齎すと言う言葉。
残酷な囁きは、柔らかな場所にねじ込まれる凶器/狂喜/狂気となる。]
・・…苦 ッ
[偏執狂的に精緻に造られたセシリアのボディ。その首筋の産毛の1本に至るまでが総毛立ち──脂汗がにじみ、喘ぐ。
外装だけを眺めるならば、まるでAlchemistではなく、セシリアが人間であるかのよう。]
Uroboros Ageを終わらせるつもりは、
――ボクにはない。
[右目/黒]
[左目/灰青――静かに Stand Aloneの扉が開かれる]
だが――各々に宿る不可侵領域をもまた、破壊するつもりはない。何故、ボクが眠りを扱ったのか。
死の乙女よ、考えてみるがいい。
[銀色のタクトの周囲に、周囲の3Dホログラムの電脳世界の反映によって――クラスタが*集結し始めた。*]
まだ、道はある――
世界の記憶の
改変と再生が
[不自然に伸びた鉤╋字の切っ先が、地面に刺さった。
眉を顰め、暗い──燃える様な瞳で、新たな言葉を紡ぐAlchemistを見上げた。
視線はそのままに、歪んだ鉤╋字をセシリアは*地面から引き抜く*。]
―― 星幽界<Astral>/カテドラル・オメガ ――
[亡羊と問い返すステラの声]
[それに応える事なく黒は佇む/静寂]
[しばしの時を経て、流れ出す言葉]
[音声は同じ/立場の異なる回答]
[睫毛をあげ、黒目を向ける]
[白い影に抱かれる修道女に、瞳孔が開く]
――バグ。
カツテ、ソウ評シタ者ガイタ。
女神(ドリス)ヲ作リ/黒(カーリー)ト名付ケシ者――我等ガ主。
オ前ハ、誰ダ。
[ステラを通して話す白い影を黒目がみつめる]
[キュルリ音を立てぬ瞳孔の奥は、アナライズする事も出来ず]
[白く霞がかった顔は何者ともわからない]
[彼が自ら話した事/ステラの作者である事以外は、何も]
0ト1ノ狭間/語ライ。
――…ココニイタ理由ハ、ワカラナイ。
ワカッテイルノハ、指揮者(トビー)ト闘イ…壊レタ記憶(メモリ)ダケ。
[チョコレートブラウンの指先がステラを*指す*]
ステラモ、壊サレタノカ――…?
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