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[刃は肉を、筋を、骨を裂いて]
[深く深く]
[その体に沈み込んで]
ふふ、兄さん。
もうすぐだよ?
ぼくら、また一緒にいられる。
早く帰ってチェスをしよう。
あの勝負は兄さんに負けてしまうみたいだけど。
次はぼくが勝つよ?
[恍惚の笑み]
[刃が作り出した切り口に]
[無造作に手を入れて]
な、何してるんだよ…ラッセルお兄ちゃん。
もう…もうやめてよ!
こんな事して…何が楽しいんだよっ!!
……やめてよぉっ!!……くっ。
[肉を断つ音][聞きたくもないのに耳に入る]
[いつの間にこの白い空間は]
[真紅に染まっていったんだろう…――]
――――ぁ、
[呆然と蒼い髪を蹂躙する少年を見つめる。
遊戯に興じる子供のように、
大切なものを奪い返そうとするように、
血を流し続ける]
うんまぁ死にたがってたのは本当なんだが。
守護者保護の為に俺とソフィー様吊ってその間に占おうぜーって言いたかった。
隠れてる狼一人だし。
守護吊りしちゃうより霊能者両吊りした方が有意義じゃないか。
うんまぁ霊能者が言っちゃいけなかったのは解るんだが他に言い様がなかった!
……見ぃつけた……
[まだ事切れてはいなかったのか]
[弱弱しい鼓動を続けるそれを]
[握って]
あは。
兄さん、あったよ、心臓。
待っててね。
すぐ兄さんにあげるから。
[ずるり]
[手を引き抜けば]
[幾つかの血管と一緒に]
[抜き出される心臓]
―――ッ
[狂ったと、思っていた。
だが其処に在るのはそれをも上回る際限ない狂気。
ふらついた先、脚に当たる
――にいさま。
何処へ。]
……ッ!!
ウェ、ンディ……!?
[もう、返事は無い]
[ぶちり][ぶちり]
[ちぎられた血管]
[小さく震える臓物]
[愛しげに口付ける]
さぁ、この馬鹿げた撮影も。
何もかも。
そろそろ打ち上げといこうよ。
ぼくは早く帰って兄さんに心臓をあげなきゃ――
[大切なものを抱えて]
[振り返った先]
[小さな体は無数の刃に埋もれて]
……あれ?ウェンディ?
どうしたの?
そんなに沢山刃物を生やして――
[血の海に沈む]
[小さな体]
[カッター]
[サバイバルナイフ]
[彫刻刀]
[出刃包丁]
[錐]
[ありとあらゆる刃物が]
[その体を銀色に彩って]
だめじゃない。
そんなに欲張っちゃ……
[めっ、と嗜めるように]
[一本一本]
[小さな体から引き抜いて]
/メモ/
【狂気レベル5】(生きていたら)
【500pt発狂】(生きていたら)
【故・シャーロット:Hortensia―蒼の微笑は……】
【故・セシリア:Violet―貴女の音色はどんな色?】
【ナサニエル:Hiver―其処にロマンは在るのだろうか】
【:】
いるよ……?
にいさま、ウェンディは、ほら、ここに、いるよ……?
[答えても彼岸に言葉が届くことなど無く]
[ただ嘆きの河の水嵩を増すばかり]
/中/
ふゅ。墓ログ読んで来たんだよ。寝落ちだったのかっ。やっぱりだ(笑)
ウェンディの死因は襲撃だから描写は――って思ってたけど、ラッセルがしてくれるのかな、これは。
[詰みあがっていく]
[刃の山][その服も][髪も]
[すっかり緋に染まって]
……ああ。
ほら、欲張るから……
死んじゃった。
ウェンディはダメだね。
体が小さいから、兄さんにあげるには、心臓が小さい。
――ああ、ウェンディも誰かに心臓貰ったらどうかな。
トビーとか。
サイズも丁度いいんじゃない?
[服を見繕うように]
[トビーとウェンディの間で]
[視線を移ろわせ]
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