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素早く各ロッカーを開いては覗き、中を確認していくね。
衣類袋の中身から女性客の年齢層を推察し、そして宿泊している部屋番号も確認。その全てを灰ボブの脳細胞へと刻み込む。
下調べは完了ね、これからが本番よ。
そう、ボブは競技時間の最初の幾らかを、ポイント稼ぎではなく"見"のためだけに費やしたのね。
さあ。
あらかたホテルでの稼ぎを終えたボブはしかしまだ競技時間に余裕があったね。
民宿や一般海水浴場までは多少の距離がある。
ならばと狙いを定めたのは――
――ホテル専用ビーチね。
ビーチは日差しが強く、日光浴をする女性客は少ないね。
ビーチパラソルをさして海風を堪能するか、日光を避けて海へと潜り泳いでいるか。
ボブは後者へと目をつけるね。
狙うはもちろん――生盗り。
ニャっと水中三回転!
着用されてるブラと紐パンをすり取る動きは揺れる波ほどの振動も与えないね。
そして自分の水着がないことに女性が気付いた頃、そっと手にした水着から手を離すね。
「やだ、あたしの水着がない!?」
「あそこ、ほら、あそこに浮かんでる!」
「やーん、あたしの水着ーーーっ」
よくある夏場のハプニングと化したそれも全てキャッチ&リリースの得点となり、ボブは場所を変えながら記録を稼いでいったね。
「競技時間、終了。
――先日消えた王者の稼いだポイントとまったく同じ!?」
まあ、半日ならばこんなものね。
競技参加者には一週間での記録として伝えたらいいね。志のある者ならば達成できるはずよ。
ボブはすぐに、わざと見つかるようにリリースしてるね。
ちょっと騒ぎは起こるかもだけど、明日からはまた普通に競技が再開できるはずよ。
B.I.Bの鼻腔をくすぐったもの。
それは伝説のやきそば水着の匂いだったね。
このビーチにはやきそば水着が存在する。
その事実にボブの血潮は激しく打ち震えたよ。
――でも、ボブにはもう関係のない話ね。
静かに首を振る。
ボブはもう引退した身。
若手の中で誰かがやきそば水着を手にする者がいたならば――それこそが新たなる王者の誕生の瞬間ね。
ボブはそれを期待しながら、日常へと帰るよ。
―海の家―
違いねーや。
[小さく肩を竦めた。]
ん?親父さんがどうしたって?……おいおい大丈夫かよ。
[背中をとんとんと撫でた。
穏やかな夏の日の一場面――その裏で展開されていた血で血を洗うが如き猛者たちの戦いをまだ知らない。]
……。
Hello。813のヘンリエッタよ。後で取りに行ってもらうから、届け物を少しの間だけ預かってほしいのだけど。ウォーターメロンを30個ほどよ。そう、ありがとう。
Hello。ウォーターメロンを30個ほどお願いしたいんだけど。えぇ、えぇ、そうよ。ホテルのフロントに話を通してあるから、そこに預けてもらえる? えぇ、お願い。
[てきぱきと何やら電話をしたあと、少し考えてから海の家をテクテクと出て、そばにある大きな木の前に立つ]
……。
[蹴った。何か黒いものが落ちてくる]
スイカを30個ほど注文して、ホテルに届けてもらう事になってるの。わたしの名前を出せば渡してくれるはずだから、野戦病院の方へ差し入れに持って行ってちょうだい。いい?
[黒子は落下の衝撃でちょっと痛そうにしていたが、ヘンリエッタの話を聞くとサムズアップして、ピーッと口笛を吹いた。途端にクール宅配対応のトラックがやってきて、助手席に乗り込んで走り去っていく]
……。
知らない間にこんな非常識に馴染んでる……。
[はたと気がついて苦悩]
[きゃああ、と
花びらを撒き散らすような悲鳴が
潮騒の向こう側から聞こえた気がした。]
何……だ ?
[首の辺りに包帯を巻いたマミさん(仮)も首を傾げている。しかし、いやな予感しかしない。]
まともさを期待するほうが間違ってるぜ、ここ
[わん、とハスター(犬)が鳴いた。
ルルイエでも浮上させればいろいろ一発で解決しそうかもしれないと思ったがそんなことしたら世界が危ない]
お父様、一度失脚したくせにまた何かごそごそやってるみたいなのよ。
[背中をなでてくれた事に礼を言う。今日は筋肉痛の影響もないようだ。そして響く悲鳴]
もしかして:エイリアン
もしかして:変態
へえ、たくましいお父上だなー
……たいへんそ
[無論ヘンリエッタが、である。
礼には笑みを返した。しかし――]
つまり:変態のエイリアン
[手遅れにもほどがあった]
ボブの勇姿は しっかり 見届けたよ!
アナスタシアも 遺言 あったんだね
けど 今日ボブだと 明日から ワタシたし寂しいね
ぼっちになるし
元に戻るだけよ
どうせ失うなら 最初から
仲間の温もりなんて 知らないままでよかった
……的なのが 美談 なんだよきっと
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