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投票を委任します。
牧師 ルーサーは、 ベルナルト に投票を委任しました。
>>20
>鉄より固いスライム
ナムコのゲームにドラゴンスレイヤーというのがありまして。なんでスライムなのに宙に浮いてて、剣で切ったらキンキンいうんでしょうね、あれ。
― 海の家 ―
Morning, you guys.(おはよう)
さっそくだけど、冷蔵庫を貸してくれないかしら?
[トコトコと店の中に入って、冷蔵庫をガサガサ]
さて、えっと……もう、なんでこんな所で寝てるのよ、あなた。
[座敷で眠りこけているイライダを見つけると、紙にサラサラと書き付けてイライダの額に貼り付けておいた]
“昨日のご褒美、冷蔵庫にいれてあるわ。後で食べなさい。Henrietta(ヘンリエッタ)”
[手作りカスタードプリン入ってます。ダイエット甘味料でカロリー控えめ]
やっていい事をしたなら褒めて、やってはいけない事をしたら叱る。当然のことでしょう?
[にやりとされる理由がわからないという風に]
今日も暑いわね。何か冷たい物をもらえるかしら?
[テーブルについて、スマホでニュースをチェック]
保護者じゃねーの。
[笑った。]
あいあい、ラムネとかいかが?
[よく冷えたのを取り出してコップと一緒に置いた。
昨日ラッセルが分別を頑張ってくれたので缶は綺麗に片付いているようだ。]
大人がだらしないからでしょう。
[ラムネを受け取って代金を支払い、スマホに視線を戻す。そして“Former President of Tropico...”と表示されているのが見えて、ヘンリエッタは頭を抱えた]
また何かやってる……いい加減お父様も少しは懲りなさいよ、もう!
[ラムネをやけ飲みし、炭酸でむせる。むせるのは炎のにおいだけでいい]
今朝方にボブの携帯へと電話があったのよ。
「――というわけで、一時的に君に復帰していただきたい」
どうしてね。ボブはもう引退した身よ。
いまさらボブがなにをするというのね。
「――WMRの王者が姿を消した」
………どういうことね。
「――そのままだ。忽然と姿を消した。
おかげで若手がやる気を出したのはいいのだが――その、荒い者ばかりで困っている」
ふう。ダメダメね。
協議存続のためモラルを持たない者まで集めて、その結果が粗製濫造では本末転倒ではないの。
「そこで、WMRは今期、参考実技と参考得点を挙げることとした」
それでボブ、なのね。
「勝手のいい話だとは思っているが、冬季WMR5年連続チャンプの君が適任だと、上層部の意見は一致している」
仕方がないね。今回だけよ。
「――――――ありがとう」
――知らないフリしてきたけれど。
結局、ボブはこの運命からも逃れられなかったのね。
そんなわけでボブは颯爽と"戦闘服"へと着替えたね。
白いワイシャツ、黒い背広、そしてブラックタイ。
全身真っ黒ないでたちは、だけど喪服のそれとは大違いなスタイリッシュなシルエットね。
これを着たボブは………WMR冬季王者。
すなわち――。
さあ!
やると決めたからにはボブは即座に行動を起こすよ。
ボブの得点は参考記録であり、評価・表彰の対象にはならないね。
だけど有望な若手・新人が現れることを願いボブの持つ全ての技術をここに披露すると誓うね。
まず目指したのはホテル。
競技開始の合図と共にボブの姿は闇へと消えたよ。
通り抜けるは通風孔。ありきたりで、使い古された進入経路なれど基本こそが王道であり、定石であり、常套手段ね。侮ってはダメよ。
ホテル専用ビーチ手前の女子更衣室に幾人かの気配を確認。
けれどボブは気にせず更衣室へと降り立ったね。
女性客は部屋の向こう側。ロッカーの立ち並ぶ更衣室ならこちら側は死角のため無闇に怯える必要はないね。
こめかみあたりに手をやり、髪留めのヘアピンを抜いたね。
このホテルのロッカーの鍵はシンプルなもの。ヘアピンがあれば充分ね。
カチャリ、とも音を立てずに開かれるロッカー。
衣類袋に入っているのは下着類。当然よ、いまお客さんは泳ぎに行っているのだから。水着が残っているはずがないね。
だけどそれであきらめるのは素人よ。
この時期、ホテル客は数泊がかりで海を満喫するね。当然ながら水着は数着用意されているよ。
素早く各ロッカーを開いては覗き、中を確認していくね。
衣類袋の中身から女性客の年齢層を推察し、そして宿泊している部屋番号も確認。その全てを灰ボブの脳細胞へと刻み込む。
下調べは完了ね、これからが本番よ。
そう、ボブは競技時間の最初の幾らかを、ポイント稼ぎではなく"見"のためだけに費やしたのね。
さあ。
あらかたホテルでの稼ぎを終えたボブはしかしまだ競技時間に余裕があったね。
民宿や一般海水浴場までは多少の距離がある。
ならばと狙いを定めたのは――
――ホテル専用ビーチね。
ビーチは日差しが強く、日光浴をする女性客は少ないね。
ビーチパラソルをさして海風を堪能するか、日光を避けて海へと潜り泳いでいるか。
ボブは後者へと目をつけるね。
狙うはもちろん――生盗り。
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