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[オードリーについて語るメイの言葉にふむ、と頷いた]
なるほど。……けどな。用心しなくていい相手、なんてのはこの世のどこにもいないんだぜ、嬢ちゃん。
甘い!
[――銀色のタクトを振り上げる。Kotの左足の裏を阻み、黒い獣の形をした霧状PGMが同時に遅いかかろうと――、]
―――
[後方から風を切る音。上空で一回転したKotの右足の蹴りが綺麗に頭部を*捉えた。*]
ふーん。
でもあたしは、よく知らない人を、下らないとか、罪深いとか、呼びたくないし。
[少しだけ迷い]
お兄さんって柄でもないよね。
もう、おいちゃんでいいや。
Utopiaは便宜上そう呼んでるだけだけどね。
あたしにとっては情報を得るためだけの空間だから。
でも、実際そこをメインに生きてる人からすれば、Utopiaって呼んだっていいと思うけど。
用心はするけどね。誰に対しても。
でも、接してればその人が危険かどうかは大体判ってくるよ?
判らなければ、自分の目が曇ってただけ。
だから、それを見極める為に、動いてる人を探してるんじゃない?
人からの伝聞だけじゃ、その人を判断することは出来ないから。
―― South/Webcafe"BruteForce" ――
そうか。まあ、良いさ。
何よりも一番信頼すべきなのは自分、信頼できるようにしておくのも自分、だからな。
[テーブルに向かい、接続ログの消去作業に入る。一時租借したデータ領域の白紙化(フォーマット)を行う前に、振り返った]
そろそろ俺はここを出るつもりだ。他に、メイの用事は?
探したい人物だとか情報だとかいった手がかりはあるのか?
他の情報、ね。
まだ知らない点を当たってみたいけど。
後は、今電波塔にあるこの点ね。
[電波塔にある点を指す]
それ以外にも欲しい情報があるから、あたしはここに残るよ。
もしUnderに来れるなら、"Scavengers' Nest"の座標(アドレス)とキイワードも教えておこう。その辺で小一時間もクロールすれば見つかるようなもんじゃあるが。
[メイとすれ違いざまに二つの単語を送信する]
≪――insomnia,outsomnia≫
じゃあ、また。
[男が店を出た直後。
ホロ投影機に再び電源が入った。
金色の長い髪をした少女の姿が浮かび上がり、メイを見つめる]
『――はじめまして。わたしの名前は"Celia"。
お見知りおきくださいね』
≪――マスターの名前は、ケネスですよ。メイさん≫
[それだけを告げて、映像は薄れ*消えていった*]
── 現実世界<Mundane>/中央部・電波塔(柱の間) ──
[終わりを望む相手の言葉に、セシリアが頷くとオーキッドパープルの髪が輝きながら揺れた。]
私は、貴方が終焉を望むのならば、たとえ、貴方と共にこの都市が滅びたとしても、それを齎しましょう。
[頷いたのち、環境を確認する、セシリア。
セシリアの顔の上部を覆う黒色のシールドに、ランプの青い点滅が映る。「【inc.】かしら」と言うのは、バックアップシステムを想定したセシリアの呟き。]
── 現実世界<Mundane>/中央部・電波塔(柱の間) ──
貴方を真実に終わらせるには、バックアップシステムを破壊する必要がありそうですね。空の帝王よりも、強い力が──確かに力が必要そうです が、
力を与えると言う貴方は──
[目元を覆うシールドが薄い羽音を立てて解除される。
Orange Fluorescentが発動されるわけでは無いが、目の前の特異な存在をより正確に把握しようと言う衝動のあらわれだろう。
溢れそうに大きく見開かれたセシリアのオーキッドパープルの瞳が強く輝く。睫毛を揺らし──]
私は、貴方の記録を──何処かで…閲覧した。
思い出しました。
Closedの図書館に常時接続して──学習をしていた頃の──“私ではない私”が。死によって分断された──もう1人の私の記憶に、貴方のことが残っています。
── 現実世界<Mundane>/中央部・電波塔(柱の間) ──
[この柱の間の空間は、メガロポリスの中心部である所為か。
自然、電脳界へ接続されやすい環境でもあるらしい。微弱な電波が飛び交い、セシリアが口にした“私ではない私”のメモリーが蘇り、ホログラムの幻影として浮かび上がる──]
[集められた子どもはFemaleばかり]
[一般社会とは隔絶された場所にある特別養成施設]
[少女達は誰とも交わる事無く、清らかなまま産むための器官となる為に育成される]
[彼女達は将来、生体(女)のまま、公共機関における1つの機能になる]
[──“スクール”──]
[すでに死亡したと有る少女──Ceciliaが育った場所]
[今、輪廻<リインカーネーション>の前で、人間らしい表情を見せて立つのは、ライトブラウンの髪、ライトブラウンの瞳。自然な色を纏い、“スクール”の制服を着た“第三のセシリア”──すでに死亡したCeciliaと言う少女の人格再現プログラム。]
── 現実世界<Mundane>/中央部・電波塔(柱の間) ──
“スクール”で育った私は、有限ではあるものの──輪廻<リインカーネーション>、貴方と同種の孤独を味わう公的な存在になるはずでした。「対価」は、本来、教団AIである第一の私には、必要の無いものですが──受け取りましょう。
[瞬き]
力を与えると言うのは、原始の神話を思わせるPGMね。
今、ここに人柱としてある、貴方と言う人間が。
もう一度新しく生まれるために──還す為の、ただしき器──ヨーニには、AIの私は成れぬでしょうけれど。
夜毎の小さなかりそめの死と快楽であるならば。
セクサロイドとして存在する第二のセシリアが、真実の死までの絶望の乾きを紛らわす一滴の水を──貴方に差し出し得るかもしれません。
[オーキッドパープルに、“スクール”の生徒──Mamの娘だった少女のホログラムが重なり溶け込んだ。]
― 現実世界<Mundane>/
南部電脳街:Theater内 Machine Room ―
「う〜 う〜うー くるしー こんなんなるって聞いてねーよ……」
[戻ってきてしばらく、マノンは加速された「誕生」にのたうちまわっていた。活発な変換作業が収束した後もしばらくPGMの最適化のための書き換えは継続し、その間AIの言語モジュールは苛立たしげにエラーメッセージを吐き続けた。
元々、老人がヴィンセントの電脳に効果をもたらすように発したPGMだ。多少は存在するだろう不整合な部分を補完しなければならない。]
「まじだりぃ。やってらんねー」
[大きな不具合が発生するならば初期化が必要だろうかとの考えも浮かんだ。一人だけに“受胎”を求めたのは、いざとなればカノンで上書きして不具合を除去することが容易だからだ。]
[だが、カノンの申し出をマノンは頑なに拒否した。]
「そっちこそ、あたしで書き換えてやるよ」
[そう言って、マノンは不敵に微笑んだ。確かに、PGMが定着し、結果マノンの動作が向上したと判断されれば、その内容はカノンに上書きするもくろみになっていた。
ふざけんじゃねーよなにきばってんだよむりすんじゃねーようっせうっせ二人はつかみ合いの喧嘩をはじめる。ああもういいからやめてくれと間に入る。
マノンの吐き出すエラーを見続けるのに耐えられなくなり、マシンルームのサーバ群で分散処理することにした。演算は瞬く間に終了した。やれやれだ。]
[ひとまず動作不良を生じさせないことを検証し終えたところで、カノンは私もなにか別物が欲しいと言い出した。どうしてもただ上書きされるのは納得がいかないらしい。
かといって爺様のところへまたねだりに行くのも、芸がない。
対になりそうなPGMで他に思いつく心あたりといえば……。
万華鏡を覗き、その者のIDの位置を特定する。
ゲートが再び開かれ、世界は*変容した*。]
藪医者 ビンセントは、雑貨屋 レベッカ を投票先に選びました。
潔白、違うってこと。
[考える、が思考は途中でそれる]
kotはあのこか。そしてDeath Maiden。
白、ね。本当に、白だったのかな。
信じてないわけじゃないけど。一口で安全だと言うのもおかしい気がするし。
うん、有効利用させてもらう。
[ケネスが出て行くと、少し後にモニタに映像が映る。金髪の少女はCeliaと名乗り、ケネスの名を告げる]
ふーん。そんなにおいちゃんて呼ばれるの野だったのかな?
まいっか。覚えとこ。
さてと。ここのブースでそのまま潜ったっていいけど。……別のブース行こうかな。
[少し考えてからブースを*移動した*]
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