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[あの店長の好みみたいだから]
[あの店長の好みみたいだから]
[あの店長の好みみたいだから]
[あの店長の好みみたいだから]
[あの店長の好みみたいだから]
[あの店長の好みみたいだから]
[あの店長の好みみたいだから]
[あの店長の好みみたいだから]
[あの店長の好みみたいだから]
[あの店長の好みみたいだから]
[あの店長の好みみたいだから]
[あの店長の好みみたいだから]
[あの店長の好みみたいだから]
[全部エイリアンが悪いのよ!]
何故だか、耳が痛むような心地がするのですわ。
と言うわけで、ご主人様がいらっしゃらない以上、何時わたくしがただの人形に戻ってしまうか分からないので、ホワイトボードに大事な事を纏めましょう。
[きゅっきゅっと海の家の厨房スペースにあるホワイトボードに黒マジックで脳内整理をはじめた。]
「■前提:
・今まで起きたすべての事はなんでも全部エイリアンの所為
[って、似たような事を長官も口にしていたし。]
・エイリアンが居なくなれば、10年後の海岸は ご主人様→○×◎←えあ子ノノ
________________
モウナニモコワクナイ(が、ご主人様の好み)
↓
ボブじゃない方の嫁
↓
エイリアン」
[海の家の中をぐるっと見渡す。
長官の嫁が確定しているボブはいない。そして、働き始めたはずのカチューシャの女の子ももう居ないようだ。甲斐甲斐しく働いているのは、マミさん(NPC)である。]
……まあ、コーラを運んだり、サラダを作ったり、
すっかりここに馴染んでおられますのね。
マミさん(NPC)がエイリアン。ご主人様、他、海の家の皆さんを洗脳していたと言う説が、わたくしの中で出来上がりましたわ……。
エイリアンが複数居る可能性はさておき。
まずはここで、わたくしがマミさんを始末するべきでしょう。
[シャーロットえあ子三号の青い瞳には元から焦点、と言うものが存在しない。]
─ 海の家 ─
[戸口にマミられたマミさん(NPC)がぶら下がっている。マミさんも空気嫁なら、首無しで働けそうだけど**。]
ふう、久しぶりにお腹いっぱいになりましたわ。
あら、鈴木さん、お菓子でも如何かしら。
[振り返った時、えあ子が歪んでぶれたような。えあ子の口端にマミさんの切れ端が挟まってるような**。]
[わん、わんわん!わん!!
突然ハスター(犬)が吠え出した。
黄金の毛並みを少々逆立てている。]
ど、どうしたんだよハスター?
……あれ?……えあ子?
[勤労青年は目をこすった。
一瞬、空気嫁の姿がぶれたように見えたのだ。]
……?……???
[相変わらず座敷にごろんと転がったまま、コーラをくぴくぴ。
少年と交流しようにも、(のワの)にできるのは話を聞くだけ。
対策を講じることもできないし、相槌すら挟めない、能無しだ。
辛うじて、頷くとか頭を撫でるとか、福笑い的な遊びを提供することはできる]
…………。
[ところで、漸くこの海の家の歪みである、マミさん(NPC)の霊圧が感じられなくなった。平和は保たれたのである。
まさか、マミさんがシャルロッテ(独読み)にマミられてるとは思わな――いや、最初からそうなると知っていた気がする。円環の理]
ど、どうしたの?鈴木の兄ちゃん!
戸口に何が……?!
[振り向いて、リックは絶句する。]
え、何これ?まさか……?!
[ここで、彼の常識的な脳は、きわめて常識的な反応を示した。回線を落としたのである。]
― 民宿の庭 ―
ふぅ、いい汗をかいた後のフィジーウォーター(炭酸水)は格別ねぇ。
[傍らにスコップを置いて一休み中。リボンが突然大きくはねた。またどこかで落雷があったようだ*]
[浜辺を歩いている]
さてと、いやな予感しかしないけど、海の家に行こうかしら。
……。
…………何があったの?
[戸口にあるてるてる坊主に眉を寄せた]
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