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と、び……
[くらり、血の臭いが一層濃くなる。
描かれた若葉と鮮血の痕跡。
斃れ臥す菫色。]
―――……ッ
[口元を押える。皮膚から侵食するような生温い臭い。
死体が、
3つ]
――――――……っっぁぁぁぁっ!!!
[声にならない悲鳴]
[まただ][身体が震えていた]
[歯が音を立てる][かちかち、と]
[視界が歪んでいた]
[泪が零れていると気付くには時間がかかった]
[温かな液体が頬を滑り落ちた]
[このままでは自分も?]
[犯されてしまう][狂気に]
[いやだ][死にたくない][死にたくない…!]
[正気を取り戻さなきゃ]
…ぁぅ…ぁぁっ……こ、わい。
このままじゃ……嗚呼…!!
セシリア様は犯人でした。
なんて。
言ってみたいけれど。
[くすくす。]
シャーロットさま、随分参ってらっしゃるようですわね。
「犯人の仲間を道連れに出来れば」――って
私は狂人と決め打ちですの?
[もう誰が死んでも良い。
大切な友を失った怒りと悲しみは消える事はない。
彼女の仇を討てるなら、短剣を握る手に力が入る。]
・・・何見てるのよアンタ達。
ロージーは見世物なんかじゃないのよ。
[立ち上がり、静かに彼女の亡骸から余計な物を取り除く。
静かに床に寝かせ、胸元で手を組ませた。]
絶対、犯人見つけてあげるからね。
・・・死よりも苦しい痛みを味合わせてから、そっちに送るから。
[静かに語りかける言葉、静かに瞳に宿る狂気]
トビー、
見るな―――駄目だ、
気を確かに持て……!!
[泣きじゃくる少年に手を伸ばす。
今の自分の手は、
恐怖でしかないのだろうか。]
目を覚ませ。覚ませよ…。
きっと、これは、夢。――…夢…!
ローズお姉ちゃんは死んでない。
死んでなんか、いない…!
[潤んだ瞳]
[きらり][光は][握るは][―――鋭き刃]
起きろよ…。ぼくっ…!!
[ざくり] [躊躇なく、左の掌を]
[横断するように][赤い線が走る]
………っつ…ぁぁあああ!!
[白い床に][赤い点が]
[ひとつ] [また ひとつ]
早期判断は誤るとその分再思考まで時間は掛りにくいけど、
結構ダメージは大きいんじゃないかな?
セシリアの判断はまかせるよ。
白と黒、どちらでも面白そうだから。
…馬鹿な。
馬鹿な!
[震えながらその目にはまだ、磔にされて絶命していたローズマリーの姿が残っている。
あの白い壁が、彼女をありありと浮かび上がらせた。
広げられた手首から溢れる血。交差させられた足から溢れる血。
体には幾筋もの傷痕が。それは額にまでも。
彼女の命を奪ったのは、脇腹への抉るような一刺しに違いない]
俺は見ていたぞ。間違いなくローズマリーを見ていたんだ。
目を離さなかった…
ほんの…ついさっきまでは生きていた。無事だった!
それが…なぜ?それがなぜ一瞬で?
[――まるで神の像のように]
[ローズマリー、か。
優しく笑みかけてくれた彼女に、不思議な思いを抱いたことを思い出す。貴族階級の人間にも、何の差別も無く、純粋に、真っ直ぐに。そんな風に接してくれたことが嬉しかったのに――
キャロルの手によって作られた遺体の姿は
改めて彼女の死を実感させ、t]
―――死んでしまえば、何の意味も無い。
―――優しく話しかけてくれた、なんて
―――過去のこと。
やめろ!トビー!!
[何故自分を傷つける。
そうしないと保っていられないからか。
少年の手に握られたナイフを止めようと、掴もうとした]
今日は正気を取り戻しても300、ですわね。
まぁ――シャーロットさまを殺させる時の材料として
とっておきましょうか……
判断、どちらを出せばどうなるかを考えてみますわ。
黒を出せばより狂人らしいのでしょうけど、
トビーさまを殺させることも出来るかもしれない。
[誰かが、自分を呼ぶ声が聞こえた 気がした]
[けれど][それよりも][自分を襲うのは]
[痛み][じくり、と血が掌から滲む]
いたい、いたいよ。
ゆめなら、いたくなんか、ないの…に。
なんで、痛いの?
夢じゃ…ない?
これは…現実?
ろー…ず、おねえちゃ……。
[からり、と][例えるなら壊れたマリオネット]
[足から膝、腰…と崩れ落ちる]
[鮮血の付着したナイフは、少年の手から離れ
―――床へと音を立てて落下した]
[視線を移す]
[もう一つ]
[不自然な凹みをつけた頭]
……嗚呼。
[ソフィーの手から落ちる]
[凶器][狂気]
……兄さん。
兄さん。
心臓が1つずつあったって、人は死ぬよ。
とても簡単に。
ぼくらが一緒に生きられなかったのは
仕方なかったのかな……
[会いたい][会いたい]
[惨劇のその横で]
[記憶の中の兄に会いに行こうと*目を閉じる*]
[セシリア。
もっと話してみたかった。彼女がどんな境遇で生まれ育ち、未来はどんな風になりたくて、今は何をしているのか、聞いてみたかった。
俗世に対する興味と言ってしまえばそれまでのこと。だが俗世にすら普段関心を持たぬ女が、純粋に、あの少女に興味を抱いたことは、少なからず好意に似た何かがあったのだろう。
好意を抱いたのは何故?
おそらくは少女の瞳に、憐憫も侮蔑もない無垢を見たからだ。
もっと、もっと少女のことを知りたかっ、t]
―――死んでしまえば唯の物質。
―――現在も未来も無い。
―――過ぎ去ったこと。
私がセシリアさまに白を出して
トビーさまが人々に殺される可能性ってどれほどかしら。
黒を出したほうが混乱しそうですわね。
嗚呼、カオスを。もっとカオスを。
はは…ははは!
[何がおかしいか自分でもわからない。ただこれだけは、わかる。
あんなことが、まともな人間にできてたまるものか]
そうか…。…そうかよ。
居るんだな?居るんだ、ここに、ナニかが…
人間のような姿をして、俺たちを殺す、それ以上の存在が――
[剥き出しにした目、それが零れ落ちそうになるほど瞼を見開いて、ぐるりと周りを見渡す]
誰だ!誰がソレなんだ!
占い師だと、ローズマリーが名乗ったから殺したんだろう?
正体を見破られるのが恐ろしくて!
そうともあんな事ができるオマエ達も怖いはずだ!
いずれは正体を見破られ、俺達の手にかかるのが。
だから殺す気なんだな?こんなふうに…
少しづつ、少しづつ、俺たちを…
占いは残されやすいからね。
もし本物だったらという可能性を捨てない人がいる。
偽物でもそれが材料となるから。
そして一番殺しにくい理由は、子供って事かな。
[カラン……再び、音で我に返る]
[痛みが掌へズキズキと走る]
ハーヴェイ…おにいちゃ…。
[乾かない泪をそのままに][琥珀の青年を見つめる]
[赤く染まった掌で] [石を…握る]
[占わなくては…――]
[透明な硬質の欠片に][赤が混じる]
[ほのかに淡い光を放ち…――]
…うん。違う。
ハーヴェイお兄ちゃんは、犯人なんかじゃ、ないよ。
[上を向き、微笑むも][再び襲う倦怠感]
……っぅ!
[ぐらり][世界が揺れた]
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