情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[512ビットのハッシュ関数を照合し、同一性を確認する。無記名だった所有権に個人認証サインを書き込み、専用化を行った]
オーケー、お手柄だな"Celia"。
それが見つかれば用は無い。引き上げるとしよう。
『――え。でも、アーヴァインさんは……このまま?』
仕方ないさ、こんな事情じゃな。それにもうじき、此処は壊れるだろ。定義領域の虫食いがこれだけ進んでちゃ立て直しようが無い。自分で集めたファイルに埋もれるなら奴も本望だろうさ。
[乾いた口調で言い切って、退出のための門を開く。円形に描き出されたゲートに乗って一瞥を投げ、彼と少女はその場から姿を*消した*]
―→ Mundane/South Ward/Webcafe"Brute Force" ――
── 現世<Mundane> / 西南部→シャロンの車で移動中 ──
[ハイスピードで運転を続けながら、手紙を開く。
セシリアが、調査員を名乗る訪問者から受け取った“手紙”は、いわゆるアナログ形式で送られる公的な重要書類の様な、素っ気ない外見のものだった。
書類の外見に反して内容は、教団の幹部ですら知り得ないセシリアの特殊な成り立ちに関連した緻密なもので、(セシリアも知っているが一般には公開されていない)Masterの過去、“スクール”について、またセシリアの知らぬ事──例えば“S2”や“Alchemist”と言う単語をふくめ、随分と挑発的な印象を受けるものだった。
調査員は、当然のように尋問のため監房へ放り込んだが、それも送付者には想定内の出来事であったのか、翌朝には調査員は氷が溶けるように──あるいは魔法のように──消えていた。
セシリアは手紙を誰にも、Masterにも見せる事無く、ボディスーツの内ポケットに忍ばせ持ち歩いていた。]
これは──、な
[白い紙片は発光し、メガロポリスを3D化したホログラムの地図に変化した。
地図上には、何かまるで人の存在を表すかのような点滅するドット。高速で西南部から移動している球形が、車に乗っている自分だと言う事に気付くのに、何秒もかからない。数えてみると12個の球体が動いたり、静止したりしている。
指先でドットに触れると、IDのようなものが薄く浮かび上がって来た。いくつか触れてみたIDはどれもおぼえないものばかりだったが、そのうちの──南部に向かって移動している1つのドットが、先刻遭遇した“黒(ドリス)”に思えた。]
【では、Masterでは無い。】
[セシリアは顔の上部をすっぽりと覆う漆黒のシールドの奥で、オーキッドカラーの瞳を大きく見開き、地図を凝視しながらそう呟いた。地図とMasterの事に気を取られ、道路上で横転し停止したまま車に危うくぶつかりそうになる。]
──ッ!
[プラグ接続の状態で、無茶なドリフトをすると全身に衝撃が走った。]
[西南部周辺でも、街中のAIが停止しある程度の時間が経過した。
運転者の昏倒あるいはAIの消失によって失った乗用車は、オート走行車もすでに軒並みクラッシュ、横転、建物に激突した後で酷い有様だった。それでも、シャロンの事務所にセシリアが向かった時刻には、昏倒した市民を乗せたままオート走行する車の姿も多く有ったのだから、障害物だらけのドライブも数刻前よりは*容易になっているのだろう*。]
── 現世<Mundane> / 西南部→シャロンの車で移動中 ──
── 現世・西部と南部境界 ──
[トビーに問われると少し間をおいて答える]
この地図に映ってる点が、あたし含む手紙を受け取った人たちだとするなら、この手紙を出した人がいるんじゃないのかなって思うよ。
この点がどういう仕組で表示されてるのか、解析すればわかるかもしれないけど、もし”手紙”に反応してるのだったら、手紙を出した人は持ってないかもしれないし。
こんな状況を作り出してどうしたいのかはよくわかんないけど、どんなに自分に自信があったとしても、残りがみんな協力してやってくれば、わかんないじゃない?
ああ。でも協力者とか、賛同者とか、そういう人はいるかもしれない。この点の中にね。
だから、いるかもしれないしいないかもしれない。あたしが犯人なら、映らないようにしたい、かな。
あのおじいちゃんはどうなんだろう。可能性はあると思うけど。
[言い終わると、再び歩き始める]
[地図の一点で目を留める]
確かこの区画って空中庭園ってあったよね。
あんまり上に来ることってないから、今度来たときは行ってみたい、とか思ってたんだけど。
[地図上のそこには点は見あたらなかったが]
行っちゃ駄目?
情報得られるかわかんないけど。その後あの辺のクソ高い建物とかに人がいるか見に行くってことで。
[振り返り、トビーの同意を得ようと彼を*見た*]
隠者 モーガンは、牧童 トビー を能力(守る)の対象に選びました。
隠者 モーガンは、牧童 トビー を投票先に選びました。
隠者 モーガンは、酒場の看板娘 ローズマリー を投票先に選びました。
―現実世界/中央部電波塔―
「……蹂躙されておる。メガロポリスが。」
[電波塔内、その周囲、メガロポリス全体から
喧騒が消えた。そのような感覚に襲われる。]
「これ以上。これ以上、メガロポリスが
侵されるのは耐えられん。そして許せん。」
[多層地図には複数の赤い点。柱の下部の
ランプが赤く光る。赤は怒りの色。]
「やられる前にやる。どの道、私が簡単に
始末されるようでは……………。」
[装置がグオングオンと*稼動する*。]
「もういい。私が出る。」
隠者 モーガンが「時間を進める」を選択しました
── 現実世界/西部と南部境界 ──
地図に映っているなら、よっぽどの馬鹿かよっぽど自信があるのかのどちらかだね……。
[くすっと振り返った少女に、]
あははっ。
いいよ、行ってみよう。
空中庭園に行くには、こっちから行った方が早い。徒歩でも行けなくはないけれど時間がかかりすぎるから、乗り物を使おう。
[快く頷き、先導する。]
―― 現実<Mundane>/南部大通り ――
[ガーゴイルを街角の装飾品の一つと化し、黒は動き出す]
[純粋なUtopiaの存在である黒に虚像は必要不可欠ではない]
[あえて姿をMundaneの人物に見せたい場合を除いては]
サァテ、ドウ動クツモリダ。
[電脳世界<Utopia>から現実世界<Mundane>を覗き見る]
[金の髪の少女AIに気付かれるか気付かれないかの距離で観察]
[気付かれたなら少女AIの性能が予想より上との試金石も兼ねて]
[双眸を半眼に細める。]
≪――V.Cかい。
時は金なり。
こちらは可愛い少女とデート中だよ、五体投地した者共群れる空中庭園に向かってね。≫
[視界の中に映る多層地図が一瞬揺らめく。]
≪――何用だい?≫
[そう問い返した時、
視界に映っている多層地図へ、何処からともなく、柔らかく仄かに光る粒子が集まってきた。]
【何ラカノ、ファイルト推測。内部構造ハ不明】
[ホログラムを示し少女は懸命に説明している様子だ]
[メモリの大半を目の前の男に割いていると認識/距離を詰める]
[都市全体/攻撃/アーヴァイン/Celia/マスター]
[電脳世界通信ではない掠め取ったキーワードを演算していく]
【アノ男ガ、セリアのマスターダナ。
アーヴァイントハ誰ダ。新タナ関係者カ?】
[動き出す姿をしばらく見つめ、掌の髑髏に黒目を向ける]
[こちらもあちらも映っている地図/見れば存在は気付かれる]
[情報を得て気付かれるか/情報を得られず気付かれるかの二択]
『指揮者。手紙に組み込まれた共有Systemが作動し始めました。』
――メイ!
[手紙を取り出すと、そこにも凝結しゆく粒子達――Data。Blankだった手紙の中に宿る。
同時に――Irvineの名前が浮かび上がるが、瞬く間に彼の名前は霞のように消えゆく。
後には緻密な、しかし何らかの断片としか分からないDataの欠片が残されているだけだった。]
これは……
[光点の1つは消え、永遠に光る事はなかった。]
[男が電脳喫茶へ消えたのを見届け、再び髑髏を眺める]
[男を示す光点とは別の一つが、濃霧に沈むように光を弱める]
[Irvine/アーヴァイン/先ほど耳にした名が浮かび消えていく]
[やがて光点は完全に消えた]
確カメル必要ガ、アルナ。
[瞳孔をキュルリ絞り、漆黒の腕を伸ばす/0と1の光砂が渦巻く]
―――サモン、キマイラ
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新