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[シロイ 白い 世界に]
[赤い アカイ 何か。]
…人な訳、無いわ…
えぇ、そうよ…だって、全然…違う…
こんな形、してないもの…
ふ、ふふ…おかしな、形……
どうせ、作るなら…もっと、綺麗に作れば良いのに…
[かつん…]
[石が床に当たる音]
……ぁっ…!
[ふと、我に返る]
ぼく…いったい…。
ああ、そうだ。視なきゃ。
[震える手を必死で抑制し]
[ぷつり、と左手の指先を噛む]
[じわりと鈍い痛み]
[滲む点のような赤]
[それを石と交える]
[ゆらり、石が何かを訴えたかのように輝く…]
ちがう。クインジーお兄ちゃんは…犯人じゃない。
[染まった手は]
[男の血か]
[己の傷か]
……っぅ……っ……
[胃が引き攣れる]
[血と涙に濡れた手]
[口元を押さえたまま壁に背をつけた]
[――悪いいたずらで、人形か何かじゃないのかよ?
言おうとした言葉が、喉の奥に飲み込まれる。
死んでいると呟きながらラッセルが動くたび、床に記される緋い足跡。見覚えもある色。
ああ間違いない。あれは人間の血だ。
じゃあその中に伏しているアレも、――人間だったんだ]
知るかよくそ!
[「何でこんなとこで、死んでるの……?!」
俺が知りたいよと続けて叫びたくなる。
あんなもの、長く見ていたいもんじゃない。
顔を背けて呼吸を直す]
…匂いが、ここまで届きやがる。
この狭い部屋ん中で、アレをどう処理すりゃいいんだ。
どこに捨てりゃいい!
……ャ……イヤ……イヤァァァァ――――ッ!!
[恐怖が押し止められない]
[次は――きっと――私なんだ]
[だって、あの人の一番そばにいたのは]
[私だから]
[ナサニエルの言葉に苦々しげに頷いた。]
斬られたんだ、
方法など分からない、
だがあれは間違いなく―――
[人間の臓物だ。
そこまで思い至って、忘れていた吐き気がこみ上げてくる。
無理矢理にそれを飲み込んで]
―――ラッセル!
やめろ!
[箱の中の狂気、
パンドラの箱は開かれた。
手にはナイフ、堕ちた心臓。
嗤い、涙を零す少年の肩を掴んで揺さぶる。]
あら、そう?
それじゃあどうしようかしら……?
[例え話なんかで、こんなにも楽しくて。
視線を上げて、どんな例えが似合うのか、考える]
それじゃあキャロルは死神の神を振るう女神。
私は、毒杯を盛る女神。
方法も世界も違えど、目的は同じ。
[紅茶に垂らす腐蝕。それもきっと一興]
馨しさを求めるのは流石に……
けれど綺麗な血は、良い香りなのでしょうね。
少女の血液、とか。
[揺れる視界]
[琥珀色の瞳]
……っぁ……
[幾らか戻った正常な思考は]
[さらに碧色を濡らして]
……し、んでる……あのひと、しんだ……
どうしよう……
[ローズマリーとトビーが言う]
[犯人ではないという言葉]
[それすら遠い]
[壁に背をつけたまま]
[ずるりとしゃがみこんだ]
[似ている。似ている。
閉じ込められる白堊病棟。
白亜の扉は開かない。
月光治療を施そう。
ああ、そうか。此処からは月が見えないのだ。
悪化し、感染し、蔓延する、狂気]
人が……死……
殺されるの、なら――
殺せば良いのです……
[うわ言のように呟いて
ゆっくりと視界に翡翠の女と少年]
クインジーさまは、犯人では、ない……。
[眼から何か流れている。
頬を勝手に伝っていくのも気にせずに笑みを零す。
あんな悪趣味な、ものをどうして、こんなところに。
おかしくて、たまらない。]
ふ、ふふ…あははははは…!
[悲鳴が飛び交う中で、聞きなれた声。
恐怖で蒼白く染まる顔を上げ]
―――…ぅ………。
[言葉が、出ない。辛うじて、小さく頷くだけ。]
うん、それなら素敵。
[にこやかに屈託のない表情を浮かべ]
目的は同じ、世界も、色彩も、何もかも。
全てを朱に染める女神、美しい響きね。
少女の血液。
どう、見てみる?私は・・・どうしよっかなー。
[哂う][歪んだ笑みだ]
ああ、そう。違うよね。
クインジーお兄ちゃんは、違う。
血の匂い。
引き裂かれた死体。
人だったもの。
こんな光景
今まで生きてきた中で
視た事ないよ。
嗚呼……。
[そして、再び哂う]
[恐怖に駆られたローズの顔、
今自分の顔を見たら同じ顔をしてるのだろうか。
怖い、怖い・・・。
けれどローズさえもあんな死体になってしまったら]
私も何がなんだか・・・。
でも、でも、きっと大丈夫よ。
クインジーさんは犯人じゃなかったんでしょ?
それだけでもわかったんだから安心よ。
[ぎゅっと抱きしめた。震えは止まらない]
この世界を赤に。
二人も神が居れば充分です。
ふふ、あはは、
私達が新世界の神になる――!
[恍惚と口にするも、
ひょい、とすぐにいつも通りの微笑みに戻って]
誰を殺すかは今は保留ですわ。
それよりも、そろそろ霊能者を名乗るべきか迷っています。
人死にを見た今、彼らにはきっと殺意が芽生えている、筈。
私に殺意が向いて、それに反発するように霊能者を名乗ることと、先手を打って霊能者を名乗ること、どちらが良いと思いますか?
でも俺は斬るところなんて見てない!いつの間に、誰がやったってんだ!
[恐怖を激昂に紛らわせて叫ぶようにハーヴェイに言いながら、忌々しげに元は人間だったものを睨みつけた先で、ナイフを手に切断面から差し入れるラッセルがいる]
何やってんだあの馬鹿は…!
[そのグロテスクさよりもむしろ、引き攣った少年の笑みから目を逸らしたくて、吐き捨てただけで八つ当たりの相手を求め一度壁を蹴る。
ナタすら傷をつけることができなかった白い壁がもたらす爪先の痛みが、少しだけ心の落ち着きを取り戻してくれた。
振り向いて、ぐるりと悲痛な叫びを漏らす者達を見渡す。
――そうだ。落ち着かせるべきなんだ。
ハーヴェイのように。
キャロルすら恐怖を押し殺し、友達をみてやっている]
………。
[でも何が言えるだろう。
ナサニエルはただ押し黙り、痛みをひたすらやり過ごす時の顔でま周りの声に耳を傾けた]
クインジーは犯人じゃないってか。…はは。そりゃそうだろうよ…
……どう……
[濡れた碧色の眼、漂う鮮血の臭い。
言葉に詰まる。]
……分からない……
[クインジーは、犯人ではない―…
そう、耳に入って。
だが、1人死んだ。
殺された。]
そう、か。
本気なのだな……
奴ら、我々を嬲るつもりか……!
人間って面白っ。
・・・違うわね、私達は女神。
[クスッと笑みがこぼれた]
うーん、それだったら先手かな。
この状況でだとどっちも名乗り出るタイミングはシビアだからね。
みんなを納得させさえすれば先手の方が良いかな。
[必死で][喉の奥から][声を]
こ、こうやって…
無防備に寝てる人をころして…
[……あれ?]
いつか、ぼくたちも…殺す気なんだっ。
[徐々に、身体に異変を感じる]
閉じ込めて……ころして……っ…。
[激しい倦怠感][立ち上がることも出来ず]
絶対に、見つけてやる……!
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